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2022.06.09
満室の窓口
家を建てよう、購入しようとしている方にとって、ウッドショックは頭の痛い問題でしょう。
ハウスメーカーや工務店に暗い影を落としているウッドショックですが、どんなことが原因で起きているのでしょうか。
今回のコラムでは、ウッドショックの原因や気になる今後の見通しなどについて解説します。
木材が高騰するだけでなく品不足で日本の住宅市場に大きな影を落としているウッドショックは、何が原因で起きてしまったのでしょうか。
意外に思われるかもしれませんが、ウッドショックの原因の一つにコロナウイルスが影響しています。
コロナウイルスは、世界中に蔓延したことで、人々の働き方に大きな影響を与えました。
リモートワーカーの増加によって、都会ではなく郊外に家を建てる人が増え、世界的に木材が不足する結果となったのです。
特にアメリカは巨額の経済対策と住宅ローンの低金利が追い風となり、新築住宅の需要が急増し、木材を大量購入している状態です。
アメリカを中心とした各国の木材の大量購入により、価格の高騰や品不足が生じています。
これもやはり、コロナウイルスが影響しています。
コロナウイルスが世界的に流行したことにより、ステイホームによる巣ごもり需要が発生し、運ぶものが増えたことで物流が活性化しました。
物流が活性化することで、輸送手段であるコンテナが不足し、輸送コストが高騰。
事前に購入していた木材も輸送できない状態になったことが拍車をかけました。
海外産の木材を輸入できないのであれば、国産の木材を使えば良いと考える方も多いことと思います。
しかし、国内林業は高齢化による労働力不足、補助金が入っていることによる市場価格の維持が難しいことなどの構造的な問題があり、輸入材の代替をすることは難しい現状にあり、ウッドショックの特効薬とはなりませんでした。
上記のような理由から、住宅市場はこれまでにないほど建築木材の価格が高騰し、それが住宅価格に反映されるようになりました。
例えば、輸入木材の価格は、普段の3~4倍、国産材も2倍以上となっています。また、輸入材の輸入量も例年の2~3割程度減少している状況です。
建築資材は、建築費用の1割程度を占めると言われています。
建築費用全体で見ればそれほど大きな割合ではありませんが、数十万円単位で建築費負担が増加することになります。
加えて、コンテナ不足による輸送の遅延によって工期が遅れる可能性も考えておく必要があります。
ウッドショックは、コロナウイルスの感染拡大が影響しているため、見通しづらいと言われていますが、それでも2022年内いっぱいは続くという見解が一般的です。
では、ハウスメーカーや工務店は、ウッドショックに対してどのような対応をしているのでしょうか。
資材が高騰しているので、やむを得ず値上げに踏み切る業者が多いようです。
業者によっては「建築費を100万円値上げ」、「坪×1万円の値上げ」、「契約済みに関しては、着工までの値上がり分は工務店と折半」、「値上げは決まっているが金額は決まっていない」などと対応が異なりますので、事前に確認しておくことが重要です。
また、値上げをするからと契約をせかす業者もいるようですなので注意が必要です。
木材がいつ届くのかわからないということもあるので、工期が遅れる可能性があります。
工期が遅れる場合は、値上げをしないというホームメーカーや工務店が多いので、「工期遅れ」の場合の対応についても事前のチェックを欠かさないようにしましょう。
「1年間に建てる件数の上限を決めている」「鉄骨建築」「数年先まで木材を確保している」「自社で製造加工している」などの理由から、特に影響を受けないホームメーカーや工務店もあります。
今後の見通しが立たないことから、いつまで影響を受けずにいられるか不明ですが、住宅市場では価格の高騰が続いていますので、その動向はきっちりチェックするようにしましょう。
金額を変えない代わりに使う木材を変更する場合もあります。
例えば、集成材から無垢、4寸の柱から3.5寸の柱など少しずつ材質を変えることで価格を抑えるといった動きもあります。
ウッドショックは、世界的に起こっていることなので、どうしようもない部分はあります。
しかし、ハウスメーカーや工務店によって対応が違うこともあるので、これから家を建てようと考えている方は、ウッドショックの動向や対応を確認することが重要です。
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