不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
満室の窓口
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三鬼商事が最新「オフィスマーケット」データを公開
三鬼商事株式会社は10日、2018年4月分として「オフィスマーケット」レポートを更新、全国主要都市のオフィスビル最新市況調査結果の発表を開始しました。東京をはじめ札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、福岡の各ビジネス地区におけるデータを見ることができます。
・調査定義
東京ビジネス地区:都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)
対象ビル:基準階面積100坪以上の主要貸事務所ビル
新築ビル:調査月を含めて過去12カ月間に竣工したビル
既存ビル:調査月の12カ月前までに竣工したビル
調査定義は上記のようになっており、今回のデータにおける東京ビジネス地区の対象ビル棟数は2,585棟、うち新築ビルが27棟、既存ビルが2,558棟でした。
・東京ビジネス地区の空室率
全体平均:2.65%(前月比-0.15ポイント、前年同月比-0.74ポイント)
新築ビル:9.29%(前月比+0.39ポイント、前年同月比-12.08ポイント)
既存ビル:2.54%(前月比-0.16ポイント、前年同月比-0.53ポイント)
2018年4月における東京ビジネス地区の平均空室率は2.65%で、前月よりもさらに0.15ポイント低下、4カ月連続のマイナスになりました。大型解約や新規募集開始の動きが少ない中、既存ビルにおける大型空室の消化が進むなどし、より需給の引き締まった状態になってきています。地区全体の空室面積は、この1カ月間で約1万坪減少したことも確認されました。
新築ビルは9.29%の空室率で、前月よりやや悪化したものの、前年同月比では12.08%のマイナス水準で10%を切った値になっていることから、順調な成約動向に変化はないとみられます。竣工1年未満のビルで成約の動きがあった一方、4棟の新築ビルが募集面積を残して竣工したことが影響しました。
既存ビルの空室率は、前月より0.16ポイント低下し2.54%、前年同月比では0.53ポイントのマイナスになっています。オフィス拡張に伴う大型成約などがみられ、すでに低水準である空室率がさらに下がっています。
・地区別平均空室率
千代田区:2.07%(前月比-0.15ポイント、前年同月比-1.24ポイント)
中央区:3.65%(前月比-0.32ポイント、前年同月比+0.56ポイント)
港区:3.38%(前月比-0.05ポイント、前年同月比-1.17ポイント)
新宿区:1.52%(前月比-0.20ポイント、前年同月比-0.51ポイント)
渋谷区:1.49%(前月比+0.04ポイント、前年同月比-0.73ポイント)
空室率を区別にみると、前月比では渋谷区のみプラス、0.04ポイントと上げ幅はごくわずかながら悪化となりました。ただし同区の値は1.49%と全エリア中で最も低く、すでにきわめて低水準にあるといえます。前年同月比では中央区のみがプラスで、3.65%の空室率でした。他のエリアに比べるとやや高い値であるものの、年初~2月の水準からは、すでに1ポイント近く改善しています。
その他の区はいずれも前月比、前年同月比ともにマイナスで、さらに空室率が低下、堅調な推移となりました。新宿区は渋谷区とともに1%台を続けています。
平均賃料は52カ月連続の上昇
・東京ビジネス地区の平均賃料
全体平均:坪あたり19,896円(前月比+197円、前年同月比+1,122円)
新築ビル:坪あたり27,108円(前月比-305円、前年同月比+323円)
既存ビル:坪あたり19,679円(前月比+206円、前年同月比+1,096円)
2018年4月における東京ビジネス地区オフィスビルの平均賃料は坪あたり19,896円で、前月比197円のプラス、率にして1.00%の上昇となりました。前年同月と比較するとプラス1,122円、率にして5.98%の上昇になっています。上昇傾向は緩やかに継続されており、今回で52カ月連続のプラスともなりました。2%台という低い空室率推移を背景に、今後も賃料上昇基調は続くと見込まれています。
新築ビルの賃料は坪あたり27,108円で、前月より305円の下落となったものの、前年同月比では323円の上昇を維持しました。既存ビルは坪あたり19,679円で、前月比206円の上昇、前年同月比では1,096円の上昇でした。
・地区別平均賃料
千代田区:坪あたり22,089円(前月比+58円、前年同月比+1,716円)
中央区:坪あたり18,018円(前月比+193円、前年同月比+735円)
港区:坪あたり20,368円(前月比+265円、前年同月比+1,070円)
新宿区:坪あたり17,209円(前月比+192円、前年同月比+912円)
渋谷区:坪あたり21,409円(前月比+125円、前年同月比+902円)
区別に平均賃料をみると、いずれのエリアも前月比、前年同月比の両方がプラスを記録、広範にわたる賃料上昇の傾向が継続されていることが分かります。比較的賃料が安価な新宿区も、前月に続く17,000円台で坪あたり17,209円、中央区は今月に18,000円台を突破、坪あたり18,018円となりました。
千代田区は坪あたり22,089円となり、前月比では58円の上昇と小幅な値上がりにとどまっていますが、前年同月比では1,716円のプラスで都心5区中最高幅の上昇を記録しています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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(画像は三鬼商事「オフィスレポート 東京ビジネス地区 2018年5月号」公開資料より)
▼外部リンク
三鬼商事株式会社 「オフィスレポート 東京ビジネス地区 2018年5月号」 公開資料
https://www.e-miki.com/market/datacenter/prt/21_201805.pdf
三鬼商事株式会社 ホームページ
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