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不動産投資

2023.03.08

満室の窓口

不動産投資にはどのような種類があるのか

不動産投資を始めてみようという方にとって、まずは不動産投資には、どのような種類があるのかを知りたいでしょう。

今回の記事では、不動産投資の物件の種類について、投資方法の種類について、それぞれの特徴、投資メリット・デメリットを紹介していきます。


<目次>
1.不動産投資には物件の種類と投資方法の種類がある
2.不動産投資の物件の種類とそれぞれのメリット・デメリット
 ーアパート
 ーマンション
 ー戸建て
 ー商業用物件
3.不動産投資の投資方法の種類とそれぞれのメリット・デメリット
 ー物件賃貸投資
 ー不動産投資信託(REITs)
 ー不動産開発投資
 ー不動産ファンド
 ー海外不動産投資
4.まとめ



1.不動産投資には物件の種類と投資方法の種類がある

不動産投資を始めるためには、どのような種類があるのかを把握することが重要です。


  • 不動産投資には、まず、物件の種類があります。
  • 不動産投資の物件の種類には、アパート、マンション、戸建て、オフィスビルなどがあります。
  • それぞれの物件によって、入居率や家賃収入などの収益性が異なります。

  • さらに、投資方法の種類(直接投資、REITs、不動産ファンドなど)があります。
  • 投資方法には、直接投資、REITs、不動産ファンドなどがあります。
  • それぞれの投資方法によって、リスクや収益性が異なります。

  • それぞれを、この後の項目で見てみましょう。
  • メリットやデメリットも合わせて解説します。



2.不動産投資の物件の種類とそれぞれのメリット・デメリット


ーアパート

アパートは、複数の住戸が一つの建物にまとめられたものです。

マンションとの違いは、アパートが比較的小規模である点です。

アパートのメリットとしては、初期投資額が比較的低い点が挙げられます。

また、家賃収入の安定性が高く、管理が比較的容易である点もメリットとなります。

一方で、アパートは建物の老朽化や修繕費用がかかる場合があるなど、デメリットもあります。

アパートやマンションは、入居率が高く、安定的な収益が期待できますが、管理が手間やコストがかかる場合があります。

そのように、建物の老朽化や修繕費用など、大きな出費が必要になることがあることもデメリットの一つです。



ーマンション

マンションは、アパートと同様に複数の住戸が一つの建物にまとめられたもので、賃貸用の物件として人気があります。

マンションのメリットとしては、安定した賃料収入が見込める点が挙げられます。

また、マンションの管理は専門業者に委託することで手間を減らすことができます。

一方で、マンションは初期投資額が高く、建物の老朽化や修繕費用がかかる場合があるなどのデメリットが挙げられます。



ー戸建て

戸建ては、建物全体が一つの住宅で構成されており、家賃収入が安定的で、長期的な保有に向いています。

しかし、入居率が低く、管理が大変な場合があることがデメリットとして挙げられます。

戸建てのメリットとしては、物件の購入後に自己管理できる点が挙げられます。

また、土地を含めた資産価値が高いこともメリットの一つです。



ー商業用物件

商業用物件には、店舗やオフィス、工場などが含まれます。

商業用物件のメリットとしては、高い家賃収入が見込める点が挙げられます。

また、テナントが商業用物件の管理に携わることが多いため、自己管理が必要な住宅物件に比べて手間が少ないこともメリットです。

一方で、商業用物件は初期投資額が高く、テナントの入れ替わりがあることが1つのデメリットとなります。

オフィスビルも、家賃収入が高く、高い利回りを期待できますが、景気変動やテナントリスクに影響を受ける場合があります。




3.不動産投資の投資方法の種類とそれぞれのメリット・デメリット


ー物件賃貸投資

不動産物件を購入し、賃貸収入を得る投資方法です。

住宅やオフィスビル、商業施設など、用途や場所によって物件の種類は異なります。

物件を直接所有し、自分で管理することで、収益は高くなりやすいですが、初期費用や管理費用がかかることになります。


メリット:

  • 定期的な賃貸収入が見込めるため、安定した収益を得られる可能性があります。
  • 物件の管理や修繕に自己資金を投入することで、物件価値を上げることもできます。

デメリット:

  • 物件の管理や修繕にかかる費用が大きく、想定外の出費が発生することがあります。
  • 空室期間が発生すると、賃貸収入が得られなくなります。



ー不動産投資信託(REITs)

複数の不動産物件を所有し、それらの物件から得られる賃貸収入や売却益を分配する投資信託です。

株式市場で上場しており、手軽に投資できます。

不動産に投資するファンドの一種で、小口投資が可能です。

リスク分散はできますが、収益は直接投資に比べ低くなることがあります。


メリット:

  • 不動産物件の所有や管理が不要で、手軽に投資できます。
  • 資金の分散投資が可能で、リスク分散ができます。
  • 一定期間ごとに配当金が支払われるため、定期的な収益を得られます。

デメリット:

  • 配当金の支払い額が変動することがあり、確実な収益が得られるわけではありません。
  • 株式市場の変動によって、投資元本が減少するリスクがあります。



ー不動産開発投資

土地を購入し、建物を建設して売却または賃貸することで利益を得る投資です。

大型のマンションや商業施設など、開発の規模は様々です。


メリット:

  • 新築物件を建設し、高い利益を得られる可能性があります。
  • 投資額に見合った高いリターンを得ることができます。

デメリット:

  • 建設や設計、営業など、多くの工程が必要で、時間と労力が必要です。
  • 事業計画の見通しが甘くなると、予想外のコストが発生し、財政的なリスクが高くなることがあります。




ー不動産ファンド

不動産に投資するファンドの一種で、株式や債券と同じように取引が可能です。

リスク分散ができますが、直接投資に比べ手数料が高くなることがある。


メリット:

  • 多数の投資家から資金を集めるため、投資金額が少なくても多数の不動産物件に投資できます。
  • 専門家による投資先の選定や不動産管理などが行われるため、自己での管理・運営が不要で、手軽に投資できます。

デメリット:

  • ファンドの規模によっては、運用に関わるコストが高くなることがあります。
  • 投資家が多数いるため、運用上の意見が異なることがあり、意思の疎通をとる必要があります。




ー海外不動産投資

海外の不動産市場に投資することで、リスク分散や高収益を狙う投資です。

海外には異なる法律や習慣がありますので、投資前にはリサーチが必要です。


メリット:

  1. 国内に比べてより多くの不動産投資の選択肢があります。
  2. 海外の不動産に投資することでポートフォリオの分散を図ることができます。
  3. また、海外不動産投資をすることで通貨リスクをヘッジできます。
  4. 高い成長性を持つ国や地域に投資することで、高いリターンを得ることができると言われています。


デメリット:

  1. 現地の言語や文化を理解することができないと、投資の決定に支障が生じることがあります。
  2. また、海外の国や地域では、不動産投資に関する法律や規制が国内と異なる場合があります。
  3. 他にも、現地通貨から自国通貨への換金に伴う為替リスクが発生することがあったり、遠隔地からの管理や運営に難しさが生じることがあります。
  4. 国内と比較して物件の価値や利回りを判断することが難しいという場合もあります。





4.まとめ

不動産投資の種類をご紹介させていただきました。

各種類にはそれぞれ特徴やリスクがありますので、投資前にはよく調べて、自分に合った投資方法を選ぶことになります。

  • 投資先の物件やファンドについてしっかりとリサーチし、リスクを把握した上で投資を行うことが大切です。





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