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不動産投資

2023.05.26

満室の窓口

宅建士の資格が不動産投資家にもたらす5つのメリット

不動産投資家にとって、宅建士の資格がある方が良いかどうか迷う方がいると思います。

ですが、不動産投資を行うにあたって、宅建士の資格は必須ではありません。

しかし、この資格を持つことは、不動産投資において非常に有益です。

今回の記事では、不動産投資を行う際に宅建士の資格を持っているメリットについて解説させていただきます。



<目次>
1.宅建士の資格とは
ー宅建士の資格とは
ー不動産投資に宅建士の資格は必要か
2.宅建士の資格を持つ5つのメリット
ー①法律的な知識の向上
ー②投資対象の選択の改善
ー③契約書の作成や交渉の能力の向上
ー④銀行融資の取得の容易化
ー⑤信頼性の向上
3.宅建士の資格を取るには
4.まとめ



1.宅建士の資格とは

ー宅建士の資格とは


宅建士の資格とは、宅地建物取引業法に基づく国家資格のひとつで、正式には宅地建物取引士と言います。

略して、宅建・宅建士と呼ばれることが多く、試験は簡単ではありませんが、ポピュラーな資格でもあります。

不動産取引に関する専門的な知識を有する人を指し、不動産業界で勤めるには最も基本となる資格です。

主に不動産業界で働く人や、不動産投資家、不動産取引に関わる一般の人々が取得することが多いですが、不動産関連の仕事をしていない人でも取得する人がいます。


不動産業でこの資格を活かす場合は、売買や賃貸などでマンション、アパート、土地、戸建など、幅広い種類の不動産に関わり、契約がスムーズに締結できるようお客様へ説明やサポートを行います。

宅建の資格を持つことで、不動産業界でのキャリアアップや、不動産投資におけるリスク管理の能力の向上、銀行からの融資を受けるための信頼性の向上、また、一般の人が不動産取引を行う際にも信頼性が高まるなどのメリットがあります。


また、宅建士資格を取得するには、宅建士試験に合格する必要があります。

試験は、法令・条例、不動産の基礎知識、契約・登記、評価・仲介・管理・相続、税金、不動産取引の実務など、幅広い分野から出題されます。

宅建士試験は、一般的に難易度が高く、合格率も低いため、合格するためには十分な勉強と準備が必要です。



ー不動産投資に宅建の資格は必要か


宅建士の資格がなくても、不動産投資を行うことができます。

しかし、資格を持つことで不動産投資に関する法律や規制に関する深い知識を持ち、より効率的かつ安全な投資を行うことができます。

宅建士の資格を持っている人は、不動産取引に関する深い知識があると見なされ、信頼が増します。

また投資を行うにあたって、様々なメリットがあります(次の項目でメリットを解説)。




2.宅建士の資格を持つ5つのメリット

宅建士の資格を持つことは、不動産投資家にとって非常に有益です。

資格を持っていなくても、不動産投資家として成功することは可能ですが、資格を持っていることで様々なメリットがあります。

以下に5つのメリットを見ていきましょう。

ー①法律的な知識の向上


宅建士の資格を持っていると、不動産に関する法律や規制に関する深い知識を持つことができます。

これにより、不動産投資家は、投資に関するリスクを最小限に抑えることができます。


ー②投資対象の選択の改善


宅建士の資格を持つことにより、不動産投資家は、より多くの情報を得ることができます。

この情報は、不動産市場に関する統計データ、土地の評価、物件の収益性、および土地利用規制の変更など、投資対象の選択に役立ちます。


ー③契約書の作成や交渉の能力の向上


宅建士の資格を持っている不動産投資家は、契約書の作成や交渉に必要なスキルを持っています。

これにより、投資家は、より有利な条件で物件を購入することができます。


ー④銀行融資の取得の容易化


不動産投資家が宅建士の資格を持っている場合、銀行から融資を取得しやすくなります。

これは、宅建士の資格を持っていることが、銀行にとって信頼できる投資家であるということを示すからです。


ー⑤信頼性の向上


宅建士の資格を持つことにより、不動産投資家は、業界における信頼性を高めることができます。

これにより、投資家は、物件を買う際に信頼されやすくなります。




3.宅建士の資格を取るには

宅建士の資格を取るための

・試験概要

・試験内容

・試験方法

などについては、以下の記事を参考にしてください。


▼参考記事①


▼参考記事②



4.まとめ

宅建士の資格を持つことで、不動産投資家に多くのメリットがあることを解説させていただきました。

宅建士の資格は、不動産投資家にとって非常に有益であると言えます。

ただし、資格を持たなくても不動産投資を行うことができるため、自身のスキルや知識を磨き、市場をしっかりと把握することが重要です。


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