お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

お役立ち情報

2023.06.14

満室の窓口

【賃貸vs持ち家】老後生活におけるメリット・デメリット

老後の生活は大きな決断であり、それに伴う賃貸と持ち家の選択も重要な要素です。


株式会社カシワバラ・コーポレーションが、全国の65歳以上年金受給者の男女600名を対象にインターネッ ト調査を行い、「老後の住まいに関する実態調査」の集計結果を発表しました。

本記事では、調査結果の詳細を解説いたします。

それぞれの選択肢がどのように老後の生活に影響するか検討し、最適な選択をしましょう。


【調査概要】

■調査期間   :2023年3月31日(金)から4月3日(月)

■調査対象   :65歳以上の年金を受け取っている男女600名

■調査対象内訳 :持ち家/マンション、持ち家/戸建て、賃貸/マンション、 賃貸/戸建ての各150名

■調査方法   :インターネット調査(シグナルリサーチ)


<目次>
1.賃貸のメリット・デメリット
ー老後生活における賃貸のメリット
ー老後生活における賃貸のデメリット
2.持ち家のメリット・デメリット
ー老後生活における持ち家のメリット
ー老後生活における持ち家のデメリット
3.老後生活における賃貸の満足度
4.老後生活における持ち家の満足度
5.まとめ




1.賃貸のメリット・デメリット

ー老後生活における賃貸のメリット


賃貸に住む年金受給者300名に対し、賃貸生活のメリットを聞いたところ、税金や修繕費用などの金銭面のほか、交通機関までの利便性の良さが挙がりました。


ー老後生活における賃貸のデメリット


賃貸に住む年金受給者300名に対し、賃貸を購入する際に懸念していたことを質問したところ、老後の家賃負担や契約更新・引っ越しのしづらさを懸念していたことが分かりました。

実際に、賃貸住宅のデメリットで一番多かった回答は、やはり「老後も家賃を払い続けること」でした。

しかし、契約更新のしづらさや賃貸契約のしづらさをデメリットとして挙げる人は少ないという結果になりました。




2.持ち家のメリット・デメリット

ー老後生活における持ち家のメリット


持ち家に住む年金受給者300名に対し、持ち家のメリットを聞いたところ、住環境の充実や金銭面を挙げる人が多いという結果が得られました。


ー老後生活における持ち家のデメリット


持ち家に住む年金受給者300名に対し、持ち家を購入する際に懸念していたことを質問したところ、住宅購入時の費用がトップでした。

一方、持ち家のデメリット1位は「メンテナンスなど維持費の負担が大きいこと」という結果で、持ち家購入時(定年前)の懸念と老後生活に感じたデメリットに差があることが明らかになりました。




3.老後生活における賃貸の満足度

賃貸に住む年金受給者300名に対し、老後に賃貸住宅で生活することをおすすめしたいかという質問をしたところ、約6割がおすすめしたいと回答しました。

老後に賃貸住宅での生活をおすすめしたいか 



4.老後生活における持ち家の満足度

一方、持ち家に住む年金受給者300名に対し、老後に持ち家で生活することをおすすめしたいかという質問をしたところ、約9割もの人がおすすめしたいと思っていることが分かりました。

老後に持ち家での生活をおすすめしたいか  



5.まとめ

「老後の住まいに関する実態調査」の結果、賃貸最大のメリッ トは「各種税金の支払いが無いこと」、持ち家最大のメリットは「安定した住環境」であることが分かりました。

持ち家購入は、購入費用の負担や維持費の負担がネックになるものの、満足度が高く、賃貸住宅よりもおすすめしたいと思っている人の割合が多いことが判明しました。

老後生活における賃貸と持ち家の選択は、個々のライフスタイルや価値観、経済状況に大きく左右されます。

賃貸は柔軟性や維持費の軽減がメリットとなりますが、家賃負担が続くことで安定性に課題があります。

一方、持ち家はローン完済後の家賃負担がなく資産価値も残りますが、維持費や固定資産税がかかります。

将来の老後生活を見据えた上で、資産運用や住み替えの可能性、維持費や税金の負担、家族構成の変化などを慎重に検討し、最適な選択をすることが重要です。

賃貸と持ち家のどちらを選ぶかは一概には決められませんが、本記事で示したメリット・デメリットを参考に、自分にとっての理想の老後生活を実現できる選択を行いましょう。


(画像はプレスリリースより)

(カシワバラ・コーポレーション調べ)


▼外部リンク

株式会社カシワバラ・コーポレーション

https://www.kashiwabara.co.jp/


-----------------------------------------------------------
2.8ヶ月で満室の実績を誇る「満室の窓口」では、賃貸経営にお役に立つ情報を日々発信しています!

入居者ニーズの変化や新型コロナウイルス感染拡大などによって、時代の変化に応じた取組みが今まで以上に必要となってきました。

そこで、満室の窓口では、賃貸オーナーの皆様のお悩み、課題を安心安全な状態で解決するために、毎月オンラインセミナーを開催し、最新の賃貸経営情報をご提供しております。

「満室の窓口」が主催するオンラインセミナーは下記のバナーをクリック!

その他、賃貸オーナーの皆様にお役に立てる情報をメルマガ・LINEにて配信しております。

こちらもぜひご登録お願いたします!
-----------------------------------------------------------

関連記事

  • お役立ち情報

    全国の土地公示価格が瞬時に分かる!地価表示アプリ「この土地おいくらっこ」リリース

    2024年8月28日、株式会社ZENTOY(本社:東京都、代表取締役:長崎悠)は、日本全国の土地価格を簡単に確認できるスマートフォンアプリ『この土地おいくらっこ』をリリースしました。

    2024.10.04
  • お役立ち情報

    令和5年12月施行「改正空家対策特措法」のポイント

    「空き家」とは、居住その他の使用がなされていないことが常態である建築物のことを指します。 具体的には、1年間を通して人の出入りの有無や、水道・電気・ガスの使用状況などから総合的に見て「空き家」かどうか判断する、とされます。

    2023.11.22
  • お役立ち情報

    インボイス制度は不動産オーナーにどのような影響を与えるか【令和5年10月1日スタート!】

    2023年10月1日より、消費税に関する新しい制度「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」が導入されています。 不動産オーナーにとって、インボイス制度導入はどのような影響があるのでしょうか。

    2023.10.26
  • お役立ち情報

    賃貸経営において英語力がもたらすメリットとは?外国人の受け入れ方も解説

    近年、日本の賃貸市場における外国人の需要が高まっています。英語力が賃貸経営においてもたらす可能性と、外国人入居者との良好な関係を築く方法を解説します。

    2023.08.09