不動産投資
サラリーマン大家の失敗例5選|初心者が避けたい原因と対策
サラリーマン大家が陥りやすい失敗例を5つ紹介し、それぞれの原因と対策を解説します。 これから不動産投資を始める方や、1件目の物件購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
2023.03.22不動産投資
2018.05.30
満室の窓口
できれば、末永く使用できる物件を購入したいもの
中古の物件を購入する場合、物件を末永く使用するためにも、できる限り傷みの少ない物件を購入したいところですが、傷みの少ない中古物件を探すのは、意外と難しいものです。
そこで、「ホームインスペクション」というサービスを検討してみましょう。ホームインスペクションとは、具体的にどのようなサービス内容で、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ホームインスペクションとは?
「ホームインスペクション」とは、「住宅診断」という意味ですが、具体的には、住宅にどの程度の傷みがあるのか、住宅の修繕は必要か、ということを、住宅診断の専門家である「ホームインスペクター」が、客観的な視点をもとに住宅の状況を判断するサービスのことです。
ホームインスペクションの調査は、ホームインスペクターによる目視で行われます。調査する箇所は、住宅の外観や室内のように、一目で調査できる箇所のほか、床下や天井裏など、普段はなかなか見ることがない箇所の調査も行います。
調査内容の一例をあげると、基礎のひび割れ点検や、住宅の傾きの確認、雨漏りや床下の水漏れの点検があげられます。調査にかかる時間は、一般的な住宅の場合、2~3時間程度となります。
ホームインスペクションが注目される背景とは?
ホームインスペクションが注目される背景としては、2018年4月の「宅建業法の一部改正」があげられます。
この改正により、中古住宅を取引する際に、ホームインスペクションの説明が義務付けられるようになりました。
ホームインスペクションが義務化された要因としては、中古住宅の流通を促すことが考えられます。
そもそも、日本の住宅市場は新築志向が強く、中古住宅の流通は欧米と比較すると少ないのが現状です。その理由として、中古住宅は傷みの程度が分かりにくく、購入価格に見合った住宅であるかどうかが判断しにくい、ということがあげられます。
その一方、欧米では中古住宅の取引が活発に行われていますが、その背景として、ホームインスペクションが一般的に行われていることがあげられます。
アメリカ・カリフォルニア州を例にあげてみると、ホームインスペクションの実施率は、2003年の時点で80%を超えています。
参考:NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会
日本では、少子高齢化の進展により空き家の増加が問題となっていますが、ホームインスペクションの実施によって中古住宅を活用する流れができれば、空き家問題も解消しやすくなるのではないでしょうか。
ホームインスペクションを導入するメリットは?
ホームインスペクションを導入するメリットは、物件を購入する前に、住宅の状況が事前に確認できる点です。
仮に、ホームインスペクションを実施せず、外観や内装だけを判断して物件を購入した場合、基礎や屋根裏など、目に見えない部分の損傷が激しいことも考えられ、修繕費として思わぬ出費が発生することもあり得ます。
しかし、住宅の傷み具合と修繕箇所が確認できれば、修繕することを前提として物件を購入するのか、それとも、修繕費用がかかりすぎるために購入を見送るのか、ということを判断できます。
また、ホームインスペクションは、物件の買い主と売り主が関与しない第三者である「ホームインスペクター」が実施する調査であるため、物件が客観的に判断されることになります。そのため、物件の買い主は、安心して物件の購入を判断できるのです。
ホームインスペクションは、法律によって義務化されたこともあり、物件の購入を検討している立場としては、より有利な条件で物件を購入できると言えるのではないでしょうか。物件の状況を判断しやすいホームインスペクションを活用しながら、安心できる物件を選びましょう。
(画像は写真ACより)
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