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不動産投資

2023.08.08

満室の窓口

「不動産投資は儲からない」と言われる理由と、儲かるにはどうしたら良いか?

不動産投資はその魅力から多くの人々の関心を引きつけています。

その一方で、実際に投資を始めると、思った以上に難易度が高いことに気付くことでしょう。

なぜなら、不動産投資は購入する物件の選定から管理、売却に至るまで、多くの知識と経験が求められるからです。

また、投資成功のためには、市場の理解だけでなく、各種リスクへの対応策も必要となります。

本記事では、なぜ不動産投資は「儲からない」と言われるのか、その理由を探りつつ、反対に「儲かるためのポイント」を解説します。

不動産投資に関心がある方、すでに投資を始めたけれども思うような結果が出ていない方に向けて、本記事が一助となれば幸いです。




<目次>
1.「不動産投資は儲からない」と言われる4つの理由
ー短期間での収益が低い
ー表面利回りだけで物件の投資物件の判断をしている
ーリスクが多い
ー流動性が低い
2.不動産投資で利益を出すための3つのポイント
ー適切な物件選定
ー収益性の計算
ーリスク管理
3.まとめ




1.「不動産投資は儲からない」と言われる4つの理由

「不動産投資は儲からない」と言われる4つの理由を解説します。

これらの理由から、不動産投資は一見魅力的に見えますが、実際には慎重な計画と管理、また長期的な視野が必要です。

以下の点を理解しておくことで、不動産投資におけるリスクを把握し、より適切な投資判断を下すことが可能となります。


ー短期間での収益が低い

不動産投資は一般的に長期的な投資とされています。

初期投資が大きく、物件の価値が上昇し、賃料収入や売却益が出るまでには時間がかかるのです。

また、物件購入直後からすぐに満室になるとは限らないため、初期の収益は低い場合が多いです。

そのため、短期間で大きな収益を期待するのは難しく、これが「不動産投資はすぐには儲からない」と言われる一つの理由となっています。

また、市況や物件の状況によっては、収益が出るまでに数年以上かかることもあります。


ー表面利回りだけで物件の投資物件の判断をしている

 表面利回りは、年間の賃料収入を物件価格で割った値で、投資物件の収益性を表す指標の一つです。

しかし、この指標だけを見て物件を評価し投資をすると、維持・管理費、固定資産税、修繕費などの経費や空室リスクを見落とすことになります。

これらの費用やリスクを考慮しないと、実際の収益性を過大評価することになり、結果として期待した収益が得られず「儲からない」という結果になることがあります。


ーリスクが多い

 不動産投資は、一見すると安定した収益源に見えますが、多くのリスクが伴います。

市場リスクとして、物件の価値が経済状況の変動により下落する可能性があります。

また、借主が見つからず賃料収入が得られない空室リスク、地震や台風などの自然災害によるダメージリスク、テナントの破産や滞納による収入減少リスクなどがあります。

これらのリスクが現実化すると、投資が思ったよりも儲からず、最悪の場合、大きな損失を出す可能性もあります。


ー流動性が低い

不動産投資は株式や債券と比べて流動性が低いと言われています。

これは、必要になった時にすぐに現金化(売却)することが難しいという意味です。

物件を売却するためには、適切な買い手を見つける時間が必要であり、急いで売ると市価より低い価格になる可能性があります。

また、経済の低迷期や不動産市場が低迷している時には売却自体が難しくなる場合もあり、これが「儲からない」という印象を持つ一因となります。





2.不動産投資で利益を出すための3つのポイント

不動産投資で利益を出すためのポイントは多くありますが、以下に主要な3つを挙げてみます。

これらのポイントを押さえて、不動産投資を行うことで、より利益を出しやすくなります。

しかし、一定の利益を得るためには、経験や知識、綿密な計画とマネージメントが必要であることを忘れてはなりません。


ー適切な物件選定

 利益を得るための最初のステップは、適切な物件を選ぶことです。

物件の場所や周辺環境、建物の状態、価格等、様々な要素を考慮する必要があります。

また、物件が将来的に価値を保つか、あるいは価値が上がる可能性があるかも重要な判断基準です。

また、不動産の需要は地域や時期によって大きく変動するため、それらを見極める力も求められます。


ー収益性の計算

 表面利回りだけではなく、実際の経費を差し引いた純利回りやキャッシュフローを計算し、投資の収益性を正確に把握することが大切です。

さらに、長期的な視点で物件の価値変動や市況の変化を考慮に入れたシミュレーションも重要となります。


ーリスク管理

不動産投資には様々なリスクが伴います。

それらを理解し、リスクを軽減するための策を立てることが必要です。

たとえば、テナントが入らない場合のリスクを考慮し、必要な場合は賃料を調整するなどの対策を立てます。ま

た、自然災害リスクに対しては、適切な保険を掛けることが考えられます。




3.まとめ

不動産投資は、慎重な物件選定、適切な収益性の計算、そしてリスク管理が求められる複雑な活動です。

それが「儲からない」と言われる理由の一部です。

しかし、これらの要素を理解し、戦略的に取り組むことで、不動産投資は有益な投資先となりえます。

重要なことは、不動産投資は一夜にして成功するものではなく、長期的な視点と戦略が必要となる点です。

そして、市場動向やリスク要素への理解を深めることが、投資家自身のスキルアップにつながるということです。

本記事を通じて、不動産投資の課題と成功への道筋について理解を深めていただけたら幸いです。

不動産投資は難易度が高い一方で、その成功は大きな達成感をもたらします。


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