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不動産投資

2018.05.30

満室の窓口

【pickupニュース】インスペクション、認知は低調も実施者は7割強が有効性を実感

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。

今回ピックアップするニュースはこちら!


大京穴吹不動産が自社の無償インスペ・ユーザーにアンケート調査を実施

大京グループの株式会社大京穴吹不動産は25日、同社が4月1日より提供を開始した無償のインスペクション付き仲介サービス「住まいるチェック」の利用状況に関する調査とユーザーアンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。


インスペクションとは、建物状況調査とも呼ばれ、中古物件の建物について、第三者的立場の専門家が、構造耐力上の安全性や日常生活を送る上での住機能に深く関わる雨漏り、水漏れといった観点から、その住宅の劣化状況や欠陥の有無を診断するものです。


今回の調査は、このインスペクションを付けた仲介サービスを、多少物件の媒介契約で利用希望とした売主を対象にしたもので、実施期間は2018年4月7日~4月22日、契約時に直接専用アンケート様式への記入を依頼するかたちで行われました。有効回答数は49件です。


・インスペクションの認知状況

よく知っていた:4.1%

知っていた:8.2%

名前だけは聞いたことがあった:8.2%

知らなかった:79.5%


まずインスペクションについて、知っていたかどうかを尋ねた設問では、「知らなかった」人が圧倒的に多く、約8割を占めました。内容まで理解していた人は、「よく知っていた」「知っていた」の合計でも12.3%と1割強にとどまっています。一般の売主におけるインスペクションの認知度は、まだまだ低い状況にあることが分かりました。


・インスペクションの売却における有効性

とても有効:32.7%

どちらかというと有効:40.8%

どちらともいえない:12.2%

無回答:14.3%


実際にサービスを利用してみて、インスペクションは不動産売却に有効だと感じるかどうか、回答を求めた設問では、「とても有効」とした人が32.7%、「どちらかというと有効」が40.8%となり、これらを合計した全体の73.5%にのぼる売主が、一定以上の有効性を実感していました。


有効と判断した理由では「取引の安心につながる」、「物件品質を売主・買主双方で分かり合える」、「買主に安心感を与えられる」といった声や、「客観的評価を受けられる」こと、「購入判断の基準」とできることをメリットとする声が寄せられています。


自費でも行うという希望者は約4人に1人

・売却時のインスペクションに期待すること

売却後の不具合など買主とのトラブル回避:40.5%

所有物件状況の把握:25.8%

売却活動への活用:20.2%

資格を持つ建築士の調査という信頼性:13.5%


所有物件売却時のインスペクションに期待することを尋ねたところ、最多は「売却後の建物の不具合に関する買主とのトラブルを避けられること」で40.5%の回答を集めました。次いで多かったのは「所有物件の状況を把握できること」で25.8%、以下は「(インスペクション済み物件として告知するなど)売却活動に活用できること」が20.2%、「国土交通省の資格を持つ建築士が調査することで得られる信頼性」の13.5%などとなりました。


・有償でもインスペクションを実施するか?

実施する:26.5%

実施しない:73.5%


インスペクションサービスが、別途自己負担となる有償で提供された場合、実施するかどうかを尋ねると、「実施する」は26.5%で、およそ4人に1人となり、「実施しない」が73.5%と多数を占めました。有効性は実感されているものの、費用負担が増えることには抵抗があるようです。


・不動産仲介会社に期待すること

インスペクションのPR

価値のアピール

確実な調査の実施


インスペクションの説明が義務化されたことを受け、今後の不動産仲介会社に期待することとしては、インスペクションそのもののPRや価値アピールを積極的に行うことや、確実な調査の実施を実績として重ねていくことなどが挙げられました。


ピックアップニュースは以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!


(画像はプレスリリースより)



▼外部リンク


株式会社大京穴吹不動産 ニュースリリース(プレスリリース)

http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20180425.pdf

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