不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
満室の窓口
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
ホームステージング・ジャパンが「安心R住宅」のアンケート調査を実施
株式会社ホームステージング・ジャパンは3月28日、「『安心R住宅』に関する調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。
「安心R住宅」は、既存住宅の流通を促進すべく、中古住宅にありがちなマイナスイメージを払拭、良質で安心して購入できる、綺麗で既存住宅ならではの良さがあるといった物件の認知を高めていくことを目的に、国土交通省の告示によって創設された制度で、4月1日から流通開始となっているものです。
調査は2018年3月12日~3月19日、20代~60代の全国男女で中古物件を購入した経験がある人を対象に、インターネットアンケート方式で実施され、561人の有効回答を得ています。
・「安心R住宅」の認知度
全体:18.9%
20代:31.3%
30代:24.1%
40代:11.6%
50代:12.7%
60代:14.3%
まず「安心R住宅」について知っているか尋ねたところ、全体では18.9%の人が「知っている」と回答、2割弱の認知度になっていることが分かりました。年代別に分析すると、20代が最も高い31.3%、40代が最も低い11.6%で、若年層ほど認知度が高めであるほか、年齢が上がると40代を底として再びやや上昇、60代では7人に1人程度がこの仕組みを知っている結果になっています。
・物件への「不安・汚い・わからない」イメージ
新築物件:32.6%
中古物件:80.9%
「安心R住宅」の制度施行においては、中古物件に対する「不安」・「汚い」・「わからない」というイメージを払拭することが狙いとされているため、人々がこれらのイメージをどの程度抱いているか調べると、新築物件ではいずれのイメージもない人が67.4%で、32.6%がこのうちどれかのイメージはあるとしていました。
一方、中古物件ではいずれのイメージもない人が19.1%と少なく、8割を超える人がいずれかのイメージはあるとしています。やはりこうした中古物件のマイナスイメージは広く浸透してしまっているといえるでしょう。
イメージがある人の理由では、「不安」に関するものでは事故物件ではないか、どんな人が住んでいたか、どう使っていたか分からない、見えない不具合がありそうといった回答がみられ、「汚い」では知らない人が使っていた家だから、水回りの清潔感が気になる、経年劣化やかびがあるなどの回答があったとされています。
また「わからない」では、評価基準や価格の適正性、購入者に不利な情報が隠されていないかといった情報面の不足に対する声が寄せられました。全般に「なんとなく」という回答も多かったと報告されており、具体的な理由よりもイメージが先行している可能性も強く示唆される結果になっています。
戸建てよりマンションで気になる築年数、全体では耐震性への関心が高め
・いくら安ければ中古物件を選択するか
【マンション】
築5年:500万円
築10年:1,000万円
築20年:1,000万円
築30年:2,000万円
【戸建て】
築5年:1,000万円
築10年:1,000万円
築20年:1,000万円
築30年:1,500万円
新築物件と中古物件で、その他の条件が同じ場合、価格がいくら安ければ中古物件を選択するか、築年数別で調べたところ、マンションの場合では築5年で500万円、築10~20年は1,000万円、築30年では2,000万円が最多となりました。
一方戸建ての場合になると、築5年~築20年までが1,000万円で、築30年で1,500万円が最多となり、築5年と築30年の差が1,500万円あったマンションに比べ、500万円にとどめられるなど、物件値下げ幅が小さくなる傾向がみられています。
なお物件種別や築年数にかかわらず、「中古物件は選ばない」という回答は、年齢が高くなるほど増える傾向にあったこともあわせて報告されました。
・物件購入時に気になるポイント
【新築】
1位 耐震性:約6割
2位 保障・アフターサービス:48.0%
【中古】
1位 耐震性:約6割
2位 内装の傷・汚れ:57.2%
3位 設備の状態:51.3%
物件購入を検討する際に気になるポイントでは、新築物件、中古物件のいずれにおいても「耐震性」がトップで約6割の回答を集めました。次点では新築の場合「保障・アフターサービス」で48.0%となりましたが、中古物件では「内装の傷・汚れ」が耐震性とほぼ同等の57.2%でランクイン、3位の「設備の状態」も51.3%と半数を超える回答になっています。
・耐震性への不安
新築マンション:36.7%
新築戸建て:38.1%
中古マンション:71.5%
中古戸建て:71.3%
耐震性に不安を感じる人は、「新築マンション」で36.7%、「新築戸建て」では38.1%といずれも4割弱であったのに対し、「中古マンション」では71.5%、「中古戸建て」で71.3%と、新築の2倍近い7割強の人が不安としていました。年齢別では、年代が上がるにつれて不安を感じる人が増加、50台以上では中古物件への不安が約8割にのぼっています。
築何年で不安と感じるか、さらに尋ねた結果によると、戸建て・マンションとも「築10年」で不安に徳仁が約3割と最多回答になっており、築3年未満~築20年で6割を突破していたそうです。新耐震基準の導入は1981年ですから、築20年以内であれば導入以降の物件になりますが、多くの購入検討者にとっては不安の対象になっていることがうかがわれました。
・中古物件紹介サイトで必要な情報
構造・防災:66.3%
設備・仕様:62.9%
間取り:58.3%
中古物件を紹介するサイトに必要な情報を挙げてもらったところ、「構造・防災」がトップの66.3%で、「設備・仕様」が続く2位の62.9%、「間取り」が3位で58.3%となっています。20代~30代の若年層では、デザイン関連の情報を求める人が4割以上と多めであったのに対し、40代以上では3割弱とやや少なくなる傾向もみられています。
なお、物件建設時のコンセプトは約半数の人が気にすると回答、中古物件でも4割程度の人が気にするとしていました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ホームステージング・ジャパンによるプレスリリース(PR TIMES)
不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
次の繁忙期にこそ決める!長期空室が続く理由と空室対策アイデア7選
賃貸物件の空室期間が長引くと、オーナーにとっては収益の損失となり、管理の手間も増えてしまいます。 しかし、長期空室の理由を正確に把握し、適切な対策を講じることで、次の繁忙期には満室にする可能性を大きく引き上げることができます。 この記事では、長期空室が続く主な理由を整理し、空室対策として効果的な7つの方法をご紹介します。 次の繁忙期に向け、確実な入居率アップを目指すためのヒントをぜひお役立てください。
2024.10.31不動産投資
リノベーションの費用対効果とは〜キャッシュフロー分析が不可欠〜
不動産市場は絶えず変動していますが、その中でも特に注目されるのがリノベーションの利益性とその効果です。 本記事では、リノベーションの費用対効果を明らかにし、不動産投資におけるキャッシュフローを改善する具体的な戦略について解説します。
2024.10.23不動産投資
賃貸物件に「シェアサイクル」という選択肢|メリットと設置方法
最近、都市部を中心に「シェアサイクル」が急速に普及しています。 自転車を手軽にレンタルできるシェアサイクルは、環境にも優しく、交通渋滞の緩和や通勤時間の短縮にも貢献するなど、多くのメリットがあります。 その「シェアサイクル」を賃貸住宅にも取り入れる動きが始まっているのです。
2024.10.21