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不動産投資

2018.05.30

満室の窓口

【pickupニュース】首都圏一人暮らしの部屋決め、見学は「3部屋」がトップ

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。

今回ピックアップするニュースはこちら!


FJネクストが首都圏単身者の引っ越し事情についてアンケートを実施

株式会社FJネクストは20日、新生活スタートシーズンを前に、首都圏のワンルーム単身入居者を対象とした「ひとり住まいの『引っ越し事情』アンケート」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。物件探しなどにおける意識動向をみることができます。


調査は2018年2月16日~19日、インターネット調査会社を通じたネットアンケート方式で、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の1都3県に居住する独身ワンルーム単身入居者を対象に行われました。一人暮らしを始めて1回以上の引っ越し経験があることが条件で、20代・30代の男女、それぞれ100人ずつの計400人から回答を得ています。


・部屋を決めるまでに訪ねる不動産業者実店舗数

0社:14.8%

1社:34.5%

2社:27.0%

3社:17.8%

4社:1.5%

5社以上:4.5%


引っ越し先の部屋を決めるまでに訪ねる不動産業者の実店舗数はいくつかという問いでは、「1社」が最多の34.5%、次いで「2社」の27.0%となりました。実店舗には足を運ばず、インターネット上からの閲覧や人を介した紹介のみで決めるという「0社」の人も14.8%みられています。2社以下を合計すると8割弱にものぼりました。


男女別では、男性の方が少なめで「0社」と「1社」の合計が過半数となったのに対し、女性では2社以上の合計が54.5%を占めるものとなっています。年代別でみると20代の方が「0社」、「1社」とも多く、よりインターネット上の不動産情報サイトを活用している可能性が高いと分析されました。


・部屋を決めるまでに見る部屋数

【全体】

0部屋:7.5%

1部屋:8.5%

2部屋:14.5%

3部屋:28.0%

4部屋:11.3%

5部屋:18.0%

6~10部屋:10.1%

11部屋以上:2.3%


【男性】

0部屋:9.0%

1部屋:12.0%

2部屋:16.5%

3部屋:27.5%

4部屋:11.0%

5部屋:15.0%

6~10部屋:7.5%

11部屋以上:1.5%


【女性】

0部屋:6.0%

1部屋:5.0%

2部屋:12.5%

3部屋:28.5%

4部屋:11.5%

5部屋:21.0%

6~10部屋:12.5%

11部屋以上:3.0%


【20代】

0部屋:12.0%

1部屋:9.5%

2部屋:15.5%

3部屋:26.0%

4部屋:12.0%

5部屋:16.0%

6~10部屋:8.0%

11部屋以上:1.0%


【30代】

0部屋:3.0%

1部屋:7.5%

2部屋:13.5%

3部屋:30.0%

4部屋:10.5%

5部屋:20.0%

6~10部屋:12.0%

11部屋以上:3.5%


次に、部屋決めで実際に見学する部屋数を尋ねたところ、全体、各属性とも最多は「3部屋」で3割程度の回答を集めました。全体平均も3.56部屋と算出されており、3部屋前後を見て決定するのが平均的な行動となっているようです。全体では1~3部屋の合計で過半数、1~5部屋の合計で8割を超えました。


男女別にみると、女性の方が見る部屋数が全体的に多く、慎重な傾向がうかがわれます。年代別では、20代で間取り図面や写真、動画などの確認のみで決めるとした「0部屋」が12.0%と高くなっている点が目立ち、実際に部屋を見ることなく、バーチャルな内見で決定するスタイルにもあまり抵抗を感じていないようです。


決めるポイントはやはり「家賃」が圧倒的トップ

・初めての一人暮らしでの部屋決め

親の承認を得た:70.8%

親の承認は得なかった:29.3%


実家を出て初の一人暮らしとなる際、部屋決めで親の承認を得たかどうかという問いでは、全体の70.8%が「承認を得た」と回答しました。男女別でみると、承認を得た人が男性で67.0%であったのに対し、女性では74.5%と約4人に3人にのぼり、より多い傾向となっています。


・一人暮らしを始めてからの引っ越しで重視したポイント

家賃:74.8%

駅からの距離:45.3%

部屋の広さ:41.5%

部屋の設備:40.5%

周囲の環境:20.3%

セキュリティ:17.0%

築年数:14.3%

建物全体のグレード:7.8%

その他:3.0%


一人暮らしを始めてから行った引っ越しの際に、次の部屋を決めるポイントとして重視した点を複数回答可で答えてもらったところ、1位は74.8%と2位を30ポイント近く引き離す高回答率で「家賃」となりました。やはり毎月出費としてかかる家賃は重要ポイントと認識されています。


2位は「駅からの距離」の45.3%となり、3位は「部屋の広さ」41.5%、4位は僅差で「部屋の設備」の40.5%でした。男女別では、男性が「部屋の広さ」や「部屋の設備」を重視するのに対し、女性では「駅からの距離」や「周囲の環境」、「セキュリティ」を重視するとした人が多くなっています。部屋そのもののスペックが気になる男性と、立地や環境面も気になる女性といった傾向があるといえるでしょう。


・首都圏で住んでみたい街

1位 恵比寿:20票

2位 中野:17票

3位 新宿:15票

4位 吉祥寺:14票

5位 品川:11票

6位 横浜:10票

7位 池袋:8票

7位 目黒:8票

9位 中目黒:7票

9位 赤羽:7票

9位 北千住:7票

9位 二子玉川:7票


首都圏で住んでみたい街、次に引っ越したい街を駅名で尋ねた結果では、1位が「恵比寿」となりました。都心に近い立地や大型商業施設と古くからの味のある商店街が共存している利便性、きれいでおしゃれなイメージなどが好印象につながったようです。男女・年代の別にかかわらず幅広い支持を集めています。


2位は17票の「中野」で、とくに20代からの支持が厚めとなっています。サブカルチャーの街として知られるほか、近年の再開発により大学のキャンパスも進出、オフィスビルや大型マンションが増加したことなども影響している可能性が指摘されました。


3位は「新宿」で、こちらは30代からの支持が多くなっています。日本有数のオフィス街と繁華街を有しており、職住近接の高い利便性が魅力となっているでしょう。


ピックアップニュースは以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!


(画像はプレスリリースより)



▼外部リンク


株式会社FJネクスト プレスリリース

https://www.fjnext.com/ss/2018/03/pr_20180320.pdf

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