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満室の窓口
マンションの維持に必要不可欠な管理金と積立金
マンションを購入した場合、毎月、住宅ローンを返済するだけではなく、マンションの管理費と積立金も支払わなければなりません。管理費と積立金を合わせると、意外とまとまった額になることから、月々の支払いが負担に感じることがあるのではないでしょうか。
しかし、マンションの管理費と積立金は、使い道が決められており、マンションの維持管理になくてはならない費用と言えます。そこで、マンションの管理費と積立金について、詳しくみていくことにしましょう。
日頃のマンション管理に使われる「管理費」
マンションの管理費とは、日頃のマンションの管理を行き届いたものにするために使われる費用です。
日頃から行われるマンション管理としては、共用部分の清掃やゴミ処理、管理人の巡回業務があります。そのため、マンションの管理費は、清掃費やゴミ処理費、管理人の人件費などに使われます。
そのほか、管理費は、共用部分の水道光熱費代、火災保険料、エレベーターの点検費用などにも使われます。さらに、軽微な損傷など、簡単に修繕できるものについても、管理費から支払われます。
大規模修繕のために積み立てられる「積立金」
積立金とは、マンションの修繕を行うために積み立てるお金のことです。
マンションは、年数が経過するごとに屋上や天井、壁面など、さまざまなところに傷みが生じるようになりますが、マンションで大規模な修繕を実施すると、多額の費用がかかります。
そのため、毎月一定の額を積み立てることで、大規模な修繕に備えるのです。
大規模修繕が実施される間隔は、12年から15年程度に1回の間隔となります。マンションの管理組合によっては、大規模修繕の間隔を長めに設定している場合もあります。
管理費と積立金の相場はどれくらい?
それでは、マンションの管理費と積立金の相場はどのくらいなのでしょうか。ここでは、国土交通省が調査した「平成25年度マンション総合調査結果」を参照します。
参照元:国土交通省 平成25年度マンション総合調査結果(概要編)
これによると、月々の管理費の平均額は、一戸あたり1万661円となりました。また、月々の修繕積立金の平均額は、一戸あたり1万783円となりました。
なお、管理費と積立金の平均額は、駐車場使用料などからの充当を含まない額となります。そのため、それぞれの世帯が管理費や修繕積立金をどれだけ支払っているか、ということが分かります。
月々の管理費の平均額と修繕積立金の平均額を合計すると、2万1444円となることから、マンションの月々の管理費と修繕積立金は、合わせて2万円台と考えておくと良いでしょう。
積立金は値上がりすることも
大規模修繕に備えて積み立てる積立金ですが、積立金は、入居した時点から常に一定であるとは限らず、値上がりすることがあります。
その理由は、修繕しなければならない箇所が想定よりも増えていること、修理を行う工事業者が人手不足の状況で、工事費が値上がりしていることなどがあげられます。
例えば、マンションに入居した当時は、積立金が月に1万円以下であったとしても、入居後の年数が経過するにつれて徐々に積立金が上昇し、積立金が1万円を超えてしまうケースも十分にあり得るのです。
また、管理費は、積立金とは異なり、値上がりするケースは少ないものの、水道光熱費や火災保険料の上昇、人件費の増加などによって、値上がりする場合もあります。
マンションで生活していると、管理費や積立金は負担に感じやすいですが、マンションを維持していくためには必要な費用であることが理解できたのではないでしょうか。住み心地の良いマンションであり続けるためにも、管理費や積立金は確実に支払いたいものです。
(画像は写真ACより)
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