不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.31
満室の窓口
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2017年の不動産の日にちなむアンケート結果を公開
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)と公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)は、毎年9月23日を「不動産の日」と定め、これにあわせた一般消費者を対象とするアンケート「住宅の居住志向及び購買等に関する意識調査」を実施しており、その結果をとりまとめた2017年分の資料を23日、公開しました。
調査は、2017年9月1日~10月31日に全宅連・全宅保証のホームページを通じたインターネットアンケートとして実施、全国の20歳以上男女から回答を募り、14,331件の有効回答を得たものとなっています。
・不動産の買い時感
買い時だと思う:19.9%(前年度比-5.0ポイント)
買い時だと思わない:24.7%(前年度比+2.4ポイント)
分からない:55.4%(前年度比+2.6ポイント)
【買い時と思う理由】
住宅ローン減税など税制優遇があるから:34.5%
住宅ローンの金利が上昇しそう・現在の金利が低いから:23.2%
消費税率増税前だから:22.3%
【買い時と思わない理由】
収入が不安定または減少しているから:38.6%
不動産価格が下落しそうだから:33.7%
地震など天災が心配だから:10.3%
まず不動産の買い時感について尋ねたところ、「買い時」と思う人は2016年度より5.0ポイント減少し、2割を割り込みました。「買い時だと思わない」人と「分からない」人はそれぞれ同程度増加、年代層別にみても「買い時だと思う」人が減少しており、全般に買い時感が減退していることが確認されています。
買い時と思う理由では、住宅ローン減税などの税制優遇を挙げる人が最も多く、金利面のメリットや消費税率のアップを意識する声などが続きました。逆に買い時でないとした人の理由では、自分の収入面における不安を挙げる人が最多で、景気回復が伝えられる一方、実感につながっていない人も多いことがうかがわれます。2位以降には、不動産価格の下落を予想する向きや、近年多発する天災を不安視する向きがみられます。
・持家か賃貸か
持家派:84.9%
賃貸派:15.1%
【持家支持理由】
家賃を支払い続けるのが無駄:63.1%
落ち着きたいから:43.9%
持家を資産と考えているから:39.4%
【賃貸支持理由】
住宅ローンに縛られたくないから:59.0%
仕事などの都合で引っ越す可能性があるから:37.5%
家族構成の変化で引っ越す可能性があるから:31.6%
現在の居住形態にかかわらず、持家と賃貸ではどちらか良いか問うた結果では、持家派が84.9%と圧倒的に多い結果となりました。持家派の理由では家賃負担を嫌う声が最多で、賃貸派の理由では住宅ローン負担を避けたいという声が多くなっています。また何らかの理由により引っ越す可能性が高いため賃貸の方が良いとする回答も目立ちました。
物件情報のオンライン経由取得は増加も年代による差が顕著
・物件情報の収集
【情報入手経路】
1位 インターネット・携帯サイト:86.8%
2位 不動産情報紙:38.2%
3位 新聞折り込みチラシ:36.7%
【物件情報検索サイトの利用状況】
賃貸物件を探す際に利用:60.2%
利用したことがない:30.7%
売買物件を探す際に利用:22.7%
物件情報の入手経路では、「インターネット・携帯サイト」の利用率が非常に高く、1位で86.8%となりました。若年層ほどよく利用されており、高年齢層では「新聞折り込みチラシ」の利用率が高くなっています。
不動産物件情報検索サイトの利用状況を調べたところ、「賃貸物件を探す」目的での利用が最も多く60.2%でした。やはり若年層ほど利用する傾向が強くなっていますが、「利用したことがない」という回答も年齢層が上がると増加、全体で30.7%みられるなど、年代による差が顕著になっています。
・瑕疵保険の認知
知っている:25.8%(前年度比+2.2ポイント)
聞いたことがあるが内容は知らない:23.1%(前年度比+0.8ポイント)
聞いたことがない:51.2%(前年度比-2.9ポイント)
・インスペクションの認知
知っている:10.9%(前年度比+1.1ポイント)
聞いたことがあるが内容は知らない:17.3%(前年度比-0.2ポイント)
聞いたことがない:71.8%(前年度比-0.8ポイント)
瑕疵保険について知っているか尋ねた結果では、前年よりもやや増加した4人に1人強の25.8%が「知っている」と回答しました。「聞いたことがあるが内容は知らない」という人もわずかに増加し、少しずつですが認知が広がってきているようです。属性別の傾向として、男性・高年齢層の認知率が高い一方、20代では認知率がわずかながら低下していました。
インスペクションについても同様に認知動向を調べたところ、「知っている」人は10.9%と瑕疵保険よりさらに少ないことが明らかとなっています。「聞いたことがない」人が7割強を占め、まだまだ認知不足といえるでしょう。属性別では、男性の認知が15%程度あるのに対し、女性では5%強と低い値にとどまっています。また年代が上がるにつれて認知率も高くなっていますが、全体に瑕疵保険よりも低い認知率となっていました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は「2017年不動産の日アンケート」公開資料より)
▼外部リンク
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会 プレスリリース
https://www.zentaku.or.jp/news/2639/
全宅連/全宅保証「2017年不動産の日アンケート」調査結果公開資料
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