不動産投資
中古マンションのリノベーション投資|メリットとデメリット
人生100年時代といわれる今、不動産投資が注目されています。 中古マンションのリノベーション投資は、初期投資の負担を軽減できる点で、新築物件投資が難しい方々にも注目されています。 この記事では、中古マンションリノベーション投資のメリット・デメリットと、不動産投資の失敗例、投資を始める際の重要なポイントを解説します。
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既存住宅の流通促進に向け指導監督
国土交通省は12月25日、「安心R住宅」の標章使用を希望する事業者団体の登録要件や申請手続きについて定められている特定既存住宅情報提供事業者団体登録規定に基づき、制度の適正な運営を確保する諸条件を満たす団体として、一般社団法人優良ストック住宅推進協議会を認定、登録したことを発表しました。事業者団体として、初の登録事例になっています。
「安心R住宅」とは、昭和56年6月1日以降の基準である新耐震基準などに適合していることと、建物状況調査(インスペクションなど)を実施し、構造上の不具合や雨漏りなど深刻な住機能における問題点が認められず、住宅購入者の求めに応じ、既存住宅売買瑕疵保険を締結できる状態にあることを示すものです。
“Reuse”・“Reform”・“Renovation”の頭文字である「R」をとって名付けられており、品質に対する不安や不具合への懸念、古い、汚いといったイメージ、選ぶ情報の少なさ、分かりにくさといった中古住宅の購入検討を阻むマイナスポイントをカバーし、その価値を見直すために制度が整えられました。
国の関与のもとで、事業者団体が「安心R住宅」というマークを付与することにより、安心と納得のもと購入できる既存住宅として市場に流通させていくとされています。
理想の住空間をリーズナブルに実現、実物を見て検討できるなど既存住宅ならではの良さをさらに引き出す制度へ
・「安心R住宅」マーク使用の流れ
【国】
「安心R住宅」の標章/既存住宅が満たすべき要件の設定
事業者団体の審査・登録、標章使用の許諾
【一般社団法人など事業者団体】
リフォーム工事実施判断の基準
事業者が遵守すべきルール事項の策定
事業者の指導・監督
住宅購入者からの相談・苦情受け付け対応
年1回の業務及び財務状況に関する国への報告
【事業者(売主/仲介)】
要件適合住宅で標章使用の許諾を得る
広告時に標章を用いてアピール
今回、一般社団法人優良ストック住宅推進協議会(スムストック)は、2017年12月1日に施行された特定既存住宅情報提供事業者団体登録規定(2017年国土交通省告示第1013号)の第3条第1項の定めるところにより、リフォームの基準や標章使用に関して各事業者が守るべきルールを設定、指導・監督を行っていく立場となる事業者団体に認定・登録されました。
制度の運営を行っていくにあたり、必要な体制と資力を有することが認められたものとなります。今後は、既存住宅にあるマイナスイメージ払拭につながるような住宅リフォーム工事の実施判断基準を定め、公表していくほか、事業者向けの標章使用に関するルールの徹底、研修の実施なども手がけます。
・「安心R住宅」の主な要件
現行の建築基準法の耐震基準に適合/準じた安全性を確認済み
構造上の不具合や雨漏りがないか改修が完了し、既存住宅売買瑕疵保険契約を締結するための検査基準に適合
共同住宅の場合、管理規約や長期修繕計画を有し情報内容を開示すること
基準に合致したリフォームの実施
リフォーム未実施の場合は提案書を付し求めに応じた斡旋も
現況を写真などで閲覧可能にすること
詳細情報収集をまとめた「安心R住宅調査報告書」の作成・交付、情報内容開示
「安心R住宅」制度については、国土交通省のホームページで確認することができます。初の事業者団体登録により、2018年4月からの「安心R住宅」流通が円滑に進んで、既存住宅市場が活発化、消費者にとって、より“住みたい”、“買いたい”と思える既存住宅が選択しやすい環境が整っていくと期待されます。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001215464.pdf
国土交通省 報道発表資料
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