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国土交通省が最新の「建設総合統計」を公開
国土交通省は17日、2017年9月分の「建設総合統計」をとりまとめ、公開を開始しました。建築着工統計調査と建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの総額とし、過去の調査結果も反映しながら工事の進捗にあわせて月次の出来高に展開、月ごとの建設工事出来高として推計した加工統計のデータになっています。
・2017年9月全体動向
建設出来高総計:4兆6,891億円(前年同月比+4.1%)
民間出来高総計:2兆8,131億円(前年同月比+6.0%)
公共出来高総計:1兆8,760億円(前年同月比+1.4%)
2017年9月の出来高は、全体で4.1%増加し、4兆6,891億円になりました。民間の出来高総計、公共の出来高総計もそれぞれ前年同月を上回り、堅調な推移となっています。
地域別では北海道が大幅増に
・民間の内訳
建築出来高:2兆2,971億円(前年同月比+4.3%)
うち居住用:1兆4,089億円(前年同月比+0.2%)
うち非居住用:8,882億円(前年同月比+11.6%)
土木出来高:5,160億円(前年同月比+14.1%)
民間の出来高で内訳をみると、建築、土木とも増加していますが、とくに土木が14.1%と2桁増と顕著な伸びをみせています。建築では、居住用がほぼ横ばいであるのに対し、非居住用の増加が大きく、全体を押し上げました。
・公共の内訳
建築出来高:3,345億円(前年同月比-2.2%)
うち居住用:488億円(前年同月比-12.5%)
うち非居住用:2,857億円(前年同月比-0.3%)
土木出来高:1兆5,414億円(前年同月比+2.2%)
公共出来高の内訳では、建築が前年同月を下回り、居住用・非居住用ともマイナスになっています。居住用は2桁減の大幅マイナスとなりましたが、全体に占める割合が小さいことから、影響は限定的です。一方、公共の大半を占める土木は、前年同月比2.2%の増加でした。
・地域別出来高
北海道:3,622億円(前年同月比+26.3%)
東北:5,185億円(前年同月比-7.5%)
関東:1兆6,555億円(前年同月比+7.8%)
北陸:2,458億円(前年同月比+0.9%)
中部:5,075億円(前年同月比+0.1%)
近畿:5,368億円(前年同月比-2.7%)
中国:2,296億円(前年同月比-1.6%)
四国:1,385億円(前年同月比+8.1%)
九州・沖縄:4,947億円(前年同月比+8.1%)
2017年9月の地域別出来高では、中国エリアがマイナスに転じ、東北、近畿、中国で前年同月を下回りました。それ以外のエリアは前年同月を上回る値になっています。北陸、中部は+1%未満のほぼ横ばいでしたが、北海道では26.3%増という大幅な伸びが記録されています。
ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は「建設総合統計」2017年9月分公開資料より)
▼外部リンク
国土交通省 「建設総合統計」2017年9月分 公開資料
http://www.mlit.go.jp/common/001210317.pdf
国土交通省 報道発表資料
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