不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.31
満室の窓口
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住環境研究所が若年住宅一次購入者への意識調査を実施
積水化学工業株式会社 住宅カンパニーの調査研究機関である株式会社住環境研究所は11月1日、「ファーストバイヤーの住宅購入意識調査」と題した全国調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。
この調査は、過去7年以内に2階建て以下の戸建住宅を取得した核家族のうち25~79歳の世帯主またはその配偶者を対象に、インターネット調査方式で2017年6月に実施されたもので、1,969件の有効回答を得ています。
ここでいう「ファーストバイヤー」は、住宅一次取得者層のうち、施主の年齢が40代以下かつ夫婦と子どもで構成される若年子育て世帯と定義され、購入時に重視したポイントや購入後の満足度を二次・三次取得者層と比較、特徴を見出すことが目指されました。
・住宅会社選定時の重視点
1位「営業担当者の対応が良い」(二・三次取得層 3位)
2位「会社が信頼できる」(同 1位)
3位「予算内で購入できるかどうか」(同 7位)
4位「耐震性に優れている」(同 2位)
5位「間取り・プランが良い」(同 4位)
住宅会社を選ぶにあたり、重視したポイントを5つ挙げてもらったところ、ファーストバイヤー層では、営業担当者の対応の良さが4割以上と最多になったほか、二次・三次取得層では7位にとどまった「予算内での購入」が3位で、およそ3割の人が選択するものとなっていました。ファーストバイヤーの方が、予算に厳しい姿勢であることが分かります。
・住宅購入金額の分布
【ファーストバイヤー】
1,000万未満:1%
1,000万以上:4%
1,500万以上:16%
2,000万以上:27%
2,500万以上:24%
3,000万以上:16%
3,500万以上:7%
4,000万以上:3%
4,500万以上:1%
5,000万以上:2%
【二・三次取得】
1,000万未満:0%
1,000万以上:6%
1,500万以上:12%
2,000万以上:21%
2,500万以上:19%
3,000万以上:13%
3,500万以上:12%
4,000万以上:7%
4,500万以上:3%
5,000万以上:6%
土地代を除いた住宅購入金額では、ファーストバイヤーの場合、2,000万円台が最多で全体の過半、51%を占めていました。一方、二次・三次取得者の2,000万円台は40%で、500万ごとに刻んだ3,000万円以上の分類項にも一定数以上が該当し、全体として分散されています。
満足度100点満点は約2割、平均点は80.7点
・住宅購入の満足度点数評価
【ファーストバイヤー】
100点満点:19%
90点台:18%
80点台:31%
70点台:18%
60点台:8%
59点以下:7%
【二・三次取得】
100点満点:22%
90点台:23%
80点台:29%
70点台:17%
60点台:7%
59点以下:2%
住宅購入の成功度について、100点満点で点数をつけてもらったところ、ファーストバイヤーでは不満なしの100点満点が19%、80点台が最多の31%で、平均は80.7点となりました。平均より低い70点以下をつけた人は33%です。
一方二次・三次取得者の場合、やはり最多は80点台の29%だったものの、100点満点が22%に増加したほか、90点台も23%と多く、平均点で83.6点になりました。70点以下とした人は26%です。比較すると、ファーストバイヤーの方が、満足度が低い傾向にありました。
・不満および失敗点
1位「間取り・プラン」(二・三次取得 1位)
2位「収納、収納量、片付けやすさ」(同 3位)
3位「費用・価格」(同 2位)
4位「庭や車庫、外まわり」(同 5位)
5位「キッチン・浴室・洗面・トイレ」(同 7位)
住宅購入満足度が100点にならなかった理由では、ファーストバイヤー、二・三次取得者ともトップは「間取り・プラン」でした。とくにファーストバイヤーと二・三次取得者との差が大きかったのは「収納、収納量、片付けやすさ」で、10ポイント近い差がみられています。また、二・三次取得者では、「防音・遮音」が5位と僅差の6位に入った一方、ファーストバイヤーではごく低値にとどまっています。
・採用したかったが実現しなかった間取りおよび仕様
「屋根や庇のつたテラス、バルコニー」:18.5%
「ベビーカーや三輪車、外遊びの道具などをすっきりと片付けられる外まわりの収納」:15.9%
「収納力のある広い納戸や物置きをつける」:11.5%
「洗濯物干しや取り込み、収納までが負担なくできる間取り」:15.9%
本当は採用したかったものの、できなかった間取りや仕様を「玄関・外まわり」、「子がいる暮らし」、「収納」、「家事まわり」の4ジャンルに分けて、ファーストバイヤーに尋ねた結果では、上記の4点がトップになりました。このほか「玄関の内側を広く明るくする」、「雨の日や夜遅くでも洗濯物を干せるようにする」といった項目も上位に挙がっています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社住環境研究所 プレスリリース
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