不動産投資
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本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
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2018.05.31
満室の窓口
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ホームステージング協会が初の実態調査を実施
一般社団法人日本ホームステージング協会は12日、国内では初のホームステージングに関する本格的な調査となる「第1回ホームステージング実態調査」を実施、調査結果を「ホームステージング白書2017」として公開しました。
ホームステージングとは、空き家を含む中古住宅物件において、片付けから掃除、インテリアなどトータルコーディネートによる演出を施し、より魅力的に見せることで不動産売買を円滑にするサービスです。米国では40年以上前から普及していますが、日本ではまだ歴史が浅く、日本ホームステージング協会はこのホームステージングを日本の住宅事情に合わせて体系化し、中古物件の流通活性化と住みよい快適な住空間の提案実現を目指して、普及・啓発に寄与する活動を行っています。
今回の実態調査は、2016年12月1日~2017年6月30日にかけ、全国のホームステージャーを対象に、ホームステージングを実施した物件に関するメールでの個別調査を実施、その結果をまとめたものです。有効回答として得られた対象物件は総数で168件、うちマンションが121件の戸建が47件となっています。
まず、ホームステージング実施物件と未実施物件での販売までに要した日数を比較すると、未実施物件では124日かかっていたのに対し、実施物件では平均40日と約3分の1にまで短縮できていることが分かりました。
また、マンションと戸建のそれぞれでホームステージング実施物件と未実施物件の売却までにかかった期間を調べたところ、戸建の未実施物件では210日かかっていたものが、実施物件では平均37日と約5分の1の期間で売却できていました。マンションの場合でも未実施物件が88日かかっていたのに対し、実施物件では平均42日と、約半分の期間で売ることができています。
日本ホームステージング協会では、今回は初の調査でデータ数がまだ少ない状況にあるものの、米国でホームステージングを推進する民間団体のアメリカRESAが発表したホームステージング実績が、昨年「41日」での売却となっていることから、米国と似た傾向が確認できたとしています。
早く・高く売れる!2017年を「ホームステージング元年」に
次に、ホームステージングの実施による売却金額の変化をみると、今回対象となった物件の当初査定額は平均4,500万円でしたが、ホームステージング後に販売額が平均約23万円上昇し、約0.5%高く売れていました。ただし、地域性や物件の築年数をはじめとする各種条件によって差が出やすいことも判明しているため、今後はより詳細な条件設定を行い、価格動向の追跡調査を進めていくともされています。
ホームステージングにかけられた費用について、5万円から55万円までの5万円刻みで分析した結果では、15万円以上20万円以下だったケースが総数で116件、戸建で29件、マンションで87件と圧倒的に多く、平均も約18万円となっていました。総数が次いで多かったのは5万円以下の18件で、30万円以上35万円以下が10件と続きます。
最低額は4万円、最高額は53万円で、今回の調査対象ではなかったものの、最大300万円をかけて実施されたケースもあるといい、かなり幅があることが分かりました。なお家具はレンタルだけでなく、購入となっている場合もあると報告されています。
日本ホームステージング協会では、こうした一定の効果を発揮し、不動産関連企業はもちろん物流関連のさまざまな業種でホームステージングへの関心が高まっていること、具体的な事業モデルを構築したり、サービス提供したりする取り組みが活発になっていることなどを背景に、今年2017年を社会全体へとホームステージングの浸透が進むターニングポイントの年になるとみて、「ホームステージング元年」と位置づけました。
今後は、継続している収集活動で得られたデータをもとに、より調査内容や規模を拡大・充実化させ、さらに正確な統計データを公開、住宅ストック市場の活性化にも寄与していきたいとしています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人日本ホームステージング協会 ニュースリリース(プレスリリース)
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