不動産投資
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2018.05.31
満室の窓口
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国土交通省が建築物リフォーム・リニューアル調査の2016年度版を公開
国土交通省は6月30日、「建築物リフォーム・リニューアル調査」の最新報告レポートとして、2016年度下半期受注分と、2016年度全体の調査結果をとりまとめ、公表を開始しました。この調査は、リフォームを中心とした市場規模の変化と最新動向の把握を目的としたもので、建設許可業者5,000社を対象に、2008年度から実施されているものになります。
発表されたデータによると、2016年度下半期の建築物リフォーム・リニューアル工事受注高合計は、8兆1,040億円で、前年同期比36.1%の増加となりました。このうち住宅にかかる工事は2兆4,528億円の前年同期比24.1%増、非住宅建築物にかかる工事は5兆6,512億円で、42.0%の増加になっています。
住宅の内訳では、増築工事が570億円で、前年同期比5.6%の増加でしたが、一部改築工事は1,015億円で、前年同期から17.2%の減少になりました。改装・改修工事は1兆8,691億円、維持・修理工事は3,982億円で、これらの合計による前年同期との比較では27.4%の増加となっていました。
非住宅建築物では、増築工事が2,365億円で、前年同期比16.9%の減少、一部改築工事も1,656億円で15.9%の減少と、いずれも2桁マイナスになりましたが、改装・改修工事は4兆3,794億円、維持・修理工事は8,698億円で、合計を前年同期と比べると50.1%の増加で大きく伸びています。
2016年度の受注高合計は31.6%増加、住宅・非住宅建築物の別でもそれぞれ大幅アップ
2016年度全体を対象とした建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高合計は15兆7,177億円で、前年度に比べ31.6%の増加と大幅にアップしました。このうち住宅にかかる工事受注高は5兆5,819億円の前年度比37.6%増、非住宅建築物にかかる工事受注高も10兆1,358億円で、28.5%の増加を記録しました。
工事種類別で内訳をみると、住宅では増築工事が1,517億円で、前年度比3.0%の増加でしたが、一部改築工事費は1,641億円で46.4%の大幅減少になっています。一方、改装・改修工事は4兆5,462億円、維持・修理工事が7,199億円で、これらを合計した前年度比は46.2%の増加でした。
非住宅建築物では、増築工事が4,789億円の前年度比9.5%減少、一部改築工事も4,272億円で27.5%の減少と大きく下げました。しかし、改装改修工事と維持・修理工事の合計は9兆2,295億円で、前年度比36.3%増と大幅な伸びをみせています。
受注は、住宅の場合「一戸建住宅」、「共同住宅」の順に多く、構造別と組み合わせると、木造の一戸建住宅、コンクリート系構造の共同住宅が多くなっていました。非住宅建築物では、「事務所」や「生産施設(工場、作業場)」が順に多く、構造別と組み合わせた場合、コンクリート系構造の事務所が最多、鉄骨造の生産施設(工場、作業場)と続きました。
住宅のリフォーム・リニューアル工事受注件数は、合計で978万4,782件にのぼり、前年度比59.1%と大きく増加。住宅が675万114件、非住宅建築物が303万4,669件でした。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省 プレスリリース(建築物リフォーム・リニューアル調査報告)
http://www.mlit.go.jp/common/001190876.pdf
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