不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.29
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マーキュリーが2017年の築年別物件流通動向を発表
不動産業界向けの情報サービスを展開する株式会社マーキュリーは17日、東京23区に所在し、2017年に中古流通したマンション物件を対象とする流通動向調査結果をとりまとめ、公開しました。築年別の流通量や間取り別の平均価格などをみることができます。
対象は、流通時点で築20年未満、東京23区に存在する既存の分譲マンション物件です。2017年の売買サマリデータをもとに、グラフ化や分析がなされました。
・築年別流通件数
1年:256件
2年:318件
3年:300件
4年:404件
5年:438件
6年:654件
7年:708件
8年:1,105件
9年:1,270件
10年:1,164件
11年:1,235件
12年:1,313件
13年:1,228件
14年:1,174件
15年:873件
16年:1,035件
17年:1,018件
18年:1,026件
19年:993件
築年別の流通量をみると、2017年に最も流通が多かったのは築13年物件の1,313件でした。以下は築9年の1,270件、築11年の1,235件と続きます。築10年未満の比較的新しい物件では、年数が経つにつれ流通量が増加、築8年で1,000件を突破しました。それ以降は1,100~1,200件前後で推移しますが、築15年物件は少なく873件にとどまりました。築16年~築19年は1,000件前後の流通です。
流通量が多めの築8年から築14年までで、各年数物件の件数を合計すると、全体の4割超を占めました。一般にマンションの住み替えや買い替えを検討するのは築10年前後が多いといわれていることから、今回の流通量にもその傾向が現れているといえるでしょう。
3LDKの築8年、2LDKの築9年と築14年が高値
・1R/1Kの平均価格
1年:3,327万円
2年:2,607万円
3年:2,523万円
4年:2,387万円
5年:2,134万円
6年:2,279万円
7年:2,486万円
8年:2,108万円
9年:2,165万円
10年:1,963万円
11年:1,980万円
12年:2,217万円
13年:2,503万円
14年:2,289万円
15年:2,219万円
16年:2,022万円
17年:2,121万円
18年:2,120万円
19年:1,942万円
2017年における東京23区の中古分譲マンションで、1R・1Kタイプの平均価格を調べると、築1年は3,000万円超の3,327万円で、築4年以下では2,500万円水準でしたが、以降はおよそ2,000~2,100万円前後になっていました。やや高値が目立ったのは築13年で2,503万円、2,000万円を下回ったのは築10年と11年、19年の物件です。
築5年以降の価格で同水準が維持されたのは、投資用マンションとしての流通が活発で、変動幅が大きく動くことのない賃料をベースとした販売価格が算出されていることによるとみられています。
・2LDKの平均価格
1年:8,849万円
2年:7,400万円
3年:7,259万円
4年:6,598万円
5年:6,326万円
6年:6,766万円
7年:7,571万円
8年:6,971万円
9年:7,948万円
10年:6,625万円
11年:6,411万円
12年:6,041万円
13年:6,413万円
14年:7,842万円
15年:5,591万円
16年:5,606万円
17年:5,263万円
18年:5,436万円
19年:5,418万円
2LDKタイプでは、築1年で8,849万円だったところ、2年で7,500万円を下回り、築4年で6,500万円台にまで下落、築5年では平均6,326万円となっていました。以降は6,500万円台前後が多くなっていますが、築7年で7,571万円の山がみられるほか、築9年で新築に次ぐ7,948万円という高値ピークがあります。ほかに築14年も7,842万円と高値でしたが、築15年以降はいずれも5,500万円前後になりました。
築9年と築14年の平均価格は、同じ築年数の3LDKを上回るものでもあり、顕著な高さといえます。この背景には、千代田区、港区、中央区の都心3区を中心に高額のタワーマンションが多く該当、流通したことがあると指摘されています。
・3LDKの平均価格
1年:7,651万円
2年:7,890万円
3年:6,799万円
4年:6,583万円
5年:5,830万円
6年:6,500万円
7年:6,919万円
8年:7,558万円
9年:6,936万円
10年:6,374万円
11年:6,020万円
12年:6,524万円
13年:5,974万円
14年:5,149万円
15年:5,463万円
16年:5,191万円
17年:4,896万円
18年:4,865万円
19年:5,042万円
3LDKタイプの平均価格では、築1年と2年で7,000万円台後半であったものの、築3年には6,800万円を下回り、築5年で5,830万円にまで低下していました。築6年では6,500万円に回復しており、以降はバラつきも目立つものの、およそ6,500万円弱~7,000万円での推移になっています。築14年で5,149万円に下落すると、以降はほぼ緩やかな低下になり、築17年で5,000万円を割り込みました。
高値が目立ったのは、築8年の7,558万円です。これ以降の物件で概ね下落傾向となったのは、通常マンションをはじめとする不動産は築年数の経過に伴い、資産価値が低下、価格も下がることから、順当な流れとみることができるでしょう。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社マーキュリー プレスリリース
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