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不動産投資

2018.05.31

満室の窓口

【日本一わかりやすい不動産投資】第16回、価格競争に陥らないために

【賃貸住宅は画一的デザインでありノーブランド】

賃貸住宅はこれまで売り手市場だったこともあり、普通にお部屋を作るだけで、満室経営が実現できていました。そのため、どのお部屋も茶系の床材、白い壁紙、普通の照明器具とデザインが画一的になっています。お部屋探しをされるお客様からすれば、同じようなお部屋で溢れかえっているという状態なのです。一般的な賃貸住宅のほとんどが同様のデザインと言えるのではないでしょうか。周辺の競合物件とデザインがほとんど同じであれば、選ぶ基準は価格になります。このため、市場が逆転した現代では、価格競争が激化し、家賃が下落していく傾向にあるのです。競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」と呼び、競争のない未開拓市場を「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」と表現します。物件にコンセプトをもたせ、ブランド化することで、競争の少ないブルーオーシャン戦略を目指すことが重要です。



 

【賃貸物件価格競争戦国時代突入】

今、賃貸業界では価格競争が激化してきています。電気業界の話を例に上げたいと思います。ヤマダ電機が値下げをすれば、コジマ電機も値下げせざるをえません。このようにして相場が下がります。実際に、賃貸業界ではインターネットが普及したことにより賃貸市場の価格がガラス張りとなり、お客様も1時間程度時間をかければ、何千という物件を比較検討することが可能になりましたので、相場より高い賃料の物件は見向きもされない状況となります。空室が増加する中で、少し割安感のある物件の方が決まりやすくなるため、家賃を値下げしてしまう物件も出てきます。お客様は立地、間取り、設備、築年数と価格とのバランスを考えて決めています。要するに、一般的なお部屋で比較した際は、価格の安いお得なお部屋が選ばれるということになり、この結果、価格競争が起きてしまいます。賃貸の家賃相場が下がれば、その相場に合わせて、自分の物件も家賃を下げていかなければと決まらなくなってしまっているのです。価格競争にならないために、コンセプトを創造し、物件のブランディングを行います、そうすることで、「このコンセプトのお部屋に住みたい」とお客様が思ってくださる状況をつくり出します。お部屋探しの要件の一番にコンセプトを持ってきます。同じようなコンセプトのお部屋は周辺にありませんので、そのコンセプト重視で選んでもらうことで、価格競争には陥りません。要するに、一般的な賃貸住宅の価格競争から脱却するために、物件にコンセプトを付加し、周辺物件との差別化を図り、希少性の高い物件をつくり出すということです。そうすることで、物件が潜在的にもっていて、改善の余地がない築年数、間取り、立地、設備といった要素だけでなく、コンセプト優先での集客を行うことができます。こうすることで、金額だけではない、物件の強みを生み出すことができるのです。


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