不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.29
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リクルート住まいカンパニーが住宅購入・建築検討者の最新意識調査結果を公開
株式会社リクルート住まいカンパニーは11日、2017年度の「『住宅購入・建築検討者』調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。予算や頭金、検討物件種別、重視する条件など、一般生活者の意識動向をみることができます。
調査は、首都圏の1都3県、東海3県、関西2府3県、札幌市、仙台市、広島市、福岡市に居住する20~69歳の男女で、住宅の購入・建築、リフォーム実施タイミングを感じている人、過去3カ月以内に具体的な情報収集や資料請求、住宅展示場の見学、不動産会社訪問などの行動をとった人を対象に、株式会社マクロミルの調査モニターをパネルとするインターネットアンケート方式で実施、スクリーニングで89,845件、本調査で1,239件の有効回答を得たものとなっています。
スクリーニング調査は2017年9月13日~10月27日、本調査は2017年10月27日~11月6日に行われました。分析にあたっては、平成27年度国勢調査のデータをもとにした、年代および地域構成比を一致させるウエイトバック集計がなされています。
・スクリーニング調査での住宅購入検討行動
過去3カ月以内に住宅購入・契約:1.7%
住宅購入のための行動あり:8.2%
住宅購入のための行動なし:90.0%
過去3カ月以内に住宅購入検討のための行動をどれくらいの人がとったか、スクリーニング調査で尋ねた結果では、実際に住宅を購入・契約した人が1.7%、住宅購入のため何らかの行動をとった人が8.2%でした。エリア別の結果も、ほぼ同様の傾向となっています。
・購入検討状況
新規購入検討:64.8%
買い替え検討:23.2%
買い増し検討:12.0%
購入検討状況では、住宅の「新規購入」を検討するとした人が64.8%で最も多く、現居住の持ち家は売却する「買い替え」検討者は23.2%、持ち家の売却は行わず「買い増し」を検討する人は12.0%でした。
・物件検討種別
注文住宅:62.5%(前年比+1.2ポイント)
新築分譲マンション:35.5%(前年比-0.2ポイント)
新築分譲一戸建て:34.9%(前年比-1.1ポイント)
中古マンション:27.0%(前年比+2.0ポイント)
中古一戸建て:25.6%(前年比+1.0ポイント)
検討する物件の種別では、「注文住宅」が62.5%で圧倒的に高く、前年よりもさらに1.2ポイント増加、2014年度の調査から増加が続いています。「新築分譲マンション」は微減の35.5%、「新築分譲一戸建て」もやや減少して34.9%でした。一方、中古物件は前年より上昇し、マンションで2.0ポイントアップの27.0%、一戸建てが1.0ポイントアップの25.6%となっています。
・一戸建てかマンションか
ぜったい一戸建て:27.3%(前年比+1.3ポイント)
どちらかといえば一戸建て:38.8%(前年比+1.0ポイント)
どちらでもよい:12.1%(前年比-2.3ポイント)
どちらかといえばマンション:16.0%(前年比-0.3ポイント)
ぜったいマンション:5.8%(前年比-0.7ポイント)
一戸建てとマンションのどちらを希望するか尋ねた問いでは、「ぜったい一戸建て」が27.3%、「どちらかといえば一戸建て」が38.8%で、これらを合計した一戸建て派は66.2%となり、前年より2.4ポイント増加、調査開始以来最高の値を記録しました。一方、「どちらかといえばマンション」の16.0%、「ぜったいマンション」の5.8%を合計したマンション派は21.7%で、過去最低になっています。マンション派の減少は、2014年以降継続されており、一戸建て志向が高まっているといえるでしょう。
地域別では、東海地域で一戸建て派が81.6%と他に比べて群を抜いて高く、同地域のマンション派は1割を下回っていました。逆に札幌市、福岡市、首都圏ではマンション派が多めで、それぞれ29.8%、31.8%、26.9%となっています。
年代別では、若年層ほど一戸建て派が多く、20代では76.5%が一戸建て派で、マンション派は14.9%にとどまりました。年齢層の高い50代、60代ではマンション派が増加し、3割前後となっています。
・新築か中古か
ぜったい新築:32.5%(前年比+4.6ポイント)
どちらかといえば新築:43.8%(前年比-5.1ポイント)
どちらでもよい:17.3%(前年比+1.3ポイント)
どちらかといえば中古:5.5%(前年比-0.9ポイント)
ぜったい中古:1.0%(前年比+0.1ポイント)
新築と中古のどちらを希望するかという設問では、「ぜったい新築」と「どちらかといえば新築」をあわせた新築派が76.3%で、前年より0.4ポイント低下したものの、依然7割を超える値となっており、新築志向が強くみられます。年代別では、50代・60代に中古派が他より多くみられ、最も少ない20代で2.5%だったところ、1割弱まで増えていました。
耐震性能重視と親の面倒をみたい意向の高まりが顕著
・駅からの距離より優先する特徴
耐震性能:49.3%
エコ性能:41.6%
遮音性の高さ:40.8%
間取り:36.8%
設備仕様:35.3%
内装デザイン:33.0%
外観デザイン:28.4%
・日当たりより優先する特徴
耐震性能:43.5%
エコ性能:33.6%
遮音性の高さ:33.5%
間取り:27.2%
設備仕様:26.0%
内装デザイン:23.1%
外観デザイン:20.8%
・築年数より優先する特徴
耐震性能:45.6%
エコ性能:39.2%
遮音性の高さ:36.9%
設備仕様:34.3%
間取り:33.9%
内装デザイン:30.8%
外観デザイン:27.5%
重視する条件を探るため、価格や広さは同条件であることを前提に、駅からの距離、日当たり、築年数より優先するかどうか、各条件を提示して回答を求めたところ、いずれも優先度で「耐震性能(耐震・免震性)」が勝るとした人が最も多く、次いで「エコ性能(断熱性・気密性)」、「遮音性の高さ」となりました。防災意識の高まりや省エネ意識の向上がうかがわれます。
・親の面倒
20~40代で面倒をみたい:83.1%(前年比+5.3ポイント)
50~60代で面倒をみてもらいたい:38.8%(前年比+0.6ポイント)
自分の親や配偶者の親について、その面倒をみたいとする人は20~40代で83.1%にのぼり、前年より5.3ポイント上昇、過去最高を記録しました。また50~60代の回答者に、年をとったら子どもに面倒をみてもらいたいかどうか尋ねた結果も「みてもらいたい」人が38.8%で、過去最高値となっていました。
・親との同居/近居意向
同居意向あり:16.0%
近居意向あり:45.2%
日帰り圏内での居住意向あり:15.3%
同居・近居意向なし:23.5%
親との同居や近居については、「同居意向あり」が16.0%、「近居意向」が45.2%で、「日帰り圏内」の居住意向は15.3%でした。近居を望む人が多い傾向がみられます。男女別では男性に同居意向が強め、女性に近居意向が強めという違いがあり、それぞれ10ポイント以上の差が開いています。地域別では、東海エリアに「近居意向あり」とした人が多く、51.0%で唯一半数を超える値となりました。
・住み替え予算に対する援助期待と見込み
援助してもらいたいしもらえると思う:25.9%(前年比+2.7ポイント)
援助してもらいたいがもらえないと思う:18.9%(前年比-2.2ポイント)
援助してもらうつもりはないがもらえると思う:17.0%(前年比+1.1ポイント)
援助してもらうつもりはないしもらえないと思う:38.2%(前年比-1.6ポイント)
親や親族からの住み替え費用に対する援助に関しては、期待をもっている人が合計で44.8%になり、前年より0.5ポイントとわずかながら増加、調査開始以来最高を更新しました。援助の期待にかかわらず、援助してもらえる見込みがあるという人は42.9%で、前年より3.8ポイントの増加、4割を超えてこちらも過去最高になっています。
物件の検討種別では、「注文住宅」の検討者で「援助してもらいたいし援助してもらえると思う」人が多く、31.4%にのぼっていました。地域別では東海エリアに援助の期待をもっている人が多く、合計で51.5%と過半を占めています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社リクルート住まいカンパニー プレスリリース
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