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不動産投資

2018.05.31

満室の窓口

【不動産市況レポート】中古マンションと新築マンション

不動産全体の市況については減速感も見られていますが、 都心では利回り2%という取引事例もあり、他の産業と比べると まだまだ底堅い動きが続いています。
また住宅の流通という 観点から見ますと、歴史的な変化が起きようとしています。中古マンションの取引が、新築マンションの販売総数を超えそうな勢いなのです。
新築マンションについては『杭問題』がでてから 若干ではありますが販売個数が低下し、逆に中古マンションは建設後これまで問題がないことと、価格の手頃感などから、 特に好立地な物件は品薄状態が続いており、皮肉なものでこれらの要因が後押ししている様子もあります。
もともと日本の住宅流通は、規制もないことから新築住宅に極端に偏っていましたが、今後、中古住宅の流通が中心となることが予想されます。
賃貸市場でも建築費の高騰などによる収益の悪化などから新築供給が減少しています。
中古物件をいかに再生し収益性を改善するか、投資効率を考えたリノベーションのノウハウが、今後の重要な鍵になります。


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