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不動産投資

2018.06.07

満室の窓口

【pickupニュース】17年度の注文住宅購入、資金は平均年収の約6年分

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。

今回ピックアップするニュースはこちら!


国土交通省が最新の「住宅市場動向調査」結果を公開

国土交通省は30日、2017年度の「住宅市場動向調査」結果をとりまとめ、公開を開始しました。住まいの住み替え・建て替え前後における状況やその居住世帯状況、住宅取得にかかる資金調達状況などについて調査しているもので、2001年より毎年実施されており、今回が17回目となります。


全国および主要都市圏を対象に、注文住宅、分譲住宅、中古住宅、民間賃貸住宅、リフォーム住宅の種類ごとで実施、今回調査では注文住宅で845件、分譲住宅で657件、既存住宅630件、民間賃貸住宅558件、リフォーム住宅561件の有効回答を得ました。


・住み替えでの比較検討状況

【注文住宅取得】

注文住宅:72.9%

分譲戸建住宅:24.5%

分譲マンション:8.9%

中古戸建住宅:18.2%

中古マンション:3.9%

賃貸住宅:3.9%

その他:5.6%


【分譲戸建住宅取得】

注文住宅:46.8%

分譲戸建住宅:64.7%

分譲マンション:19.5%

中古戸建住宅:25.8%

中古マンション:10.3%

賃貸住宅:3.9%

その他:1.6%


【分譲マンション取得】

注文住宅:19.5%

分譲戸建住宅:27.4%

分譲マンション:70.8%

中古戸建住宅:5.4%

中古マンション:32.1%

賃貸住宅:8.3%

その他:2.2%


【中古戸建住宅取得】

注文住宅:18.3%

分譲戸建住宅:38.8%

分譲マンション:14.3%

中古戸建住宅:67.1%

中古マンション:14.0%

賃貸住宅:8.7%

その他:1.9%


【中古マンション取得】

注文住宅:4.2%

分譲戸建住宅:11.0%

分譲マンション:27.6%

中古戸建住宅:23.1%

中古マンション:83.8%

賃貸住宅:9.7%

その他:1.6%


住み替えで住宅を取得するにあたっての比較検討では、同じ住宅種類同士で検討を行った世帯がいずれも最多となり、およそタイプを決定した上で、比較検討していることが分かりました。同じ住宅種別での検討を除くと、注文住宅取得世帯では「分譲戸建住宅」が24.5%、分譲戸建住宅の取得世帯では「注文住宅」が46.8%、中古戸建住宅取得世帯で「分譲戸建住宅」が38.8%となるなど、高い検討率になっています。


また、分譲マンションの取得世帯では「中古マンション」が32.1%、中古マンション取得世帯では「分譲マンション」が27.6%で高めとなり、戸建住宅とマンションの住み分けが進んでいること、注文か分譲か、中古か新築かの比較を行うケースが多いことなどがうかがわれました。


・新築と中古の選択理由

【新築の方が気持ちよい】

注文住宅取得:61.5%

分譲戸建住宅取得:70.8%

分譲マンション取得:66.4%


【予算的にみて手頃】

中古戸建住宅取得:69.9%

中古マンション取得:76.6%


新築と中古の選択理由では、新築住宅を選んだ世帯の場合、いずれの住宅種別でも「新築の方が気持ちよいから」が最多となり、分譲戸建取得者では7割を超えていました。次いで多いのは、「リフォーム費用などで割高になる」や「隠れた不具合が心配」といった回答です。


一方、中古物件を選択した世帯の理由では、「予算的にみて既存(中古)住宅が手頃だったから」が圧倒的に多く、次いで「新築住宅にこだわらなかった」が4割程度の回答率で続きました。


・リフォーム実施動機

住宅が傷んだり汚れたりしていた:46.5%

家を長持ちさせるため:29.8%

台所・浴室・給湯器などの設備不十分:27.3%

不満はなかったがよい住宅にしたかった:14.4%

家族や自分の老後に備えるため:8.4%

子どもの成長に備えるため:6.1%

介護のため:4.3%


リフォームを行った動機を尋ねると、「住宅が傷んだり汚れたりしていたから」が最多の46.5%、以下「家を長持ちさせるため」の29.8%、水廻り中心の「設備が不十分だった」が27.3%などとなりました。


「家を長持ちさせるため」という回答は近年増加傾向にあり、2013年度調査と比較すると、6.2ポイント上昇しています。長期的な利用や住宅の資産価値維持を見据えたリフォームという考え方も浸透してきているようです。また、とくに不満はないものの、よりよい住宅にしたかったという人も14.4%みられました。


戸建住宅系の住み替えでは延床面積が約3割増

・定期借家制度の認知

知っている:17.2%(前年度比-0.2ポイント)

名前だけは知っている:18.5%(前年度比-5.1ポイント)

知らない:64.2%(前回比+5.4ポイント)


賃貸住宅に住み替えた世帯に対し、定期借家制度を知っているか尋ねた結果では、「知っている」人が17.2%、「名前だけ知っている」人が18.5%で、「知らない」人が64.2%とかなり多い結果になりました。前年度まで少しずつ認知度を拡大させてきていた同制度ですが、今回は再び認知度が低下しています。


・住み替えでの延床面積変化

【住み替え前】

注文住宅:103.0平方メートル

注文住宅(新築):94.4平方メートル

注文住宅(建て替え):128.3平方メートル

分譲戸建住宅:71.4平方メートル

分譲マンション:72.9平方メートル

中古戸建住宅:75.9平方メートル

中古マンション:70.0平方メートル

民間賃貸住宅:69.6平方メートル

リフォーム住宅:112.7平方メートル


【住み替え後】

注文住宅:124.7平方メートル

注文住宅(新築):121.8平方メートル

注文住宅(建て替え):125.9平方メートル

分譲戸建住宅:103.5平方メートル

分譲マンション:76.4平方メートル

中古戸建住宅:108.1平方メートル

中古マンション:76.0平方メートル

民間賃貸住宅:52.1平方メートル

リフォーム住宅:113.2平方メートル


住み替えや建て替え、リフォームによる延床面積の変化を前後で比較すると、「注文住宅(建て替え)」、「民間賃貸住宅」を除き、住み替え後の方が広くなっており、「注文住宅」、「分譲戸建住宅」、「中古戸建住宅」では3割程度拡大されるなど、大幅に広がっていることが分かりました。一方「分譲マンション」や「リフォーム住宅」では、ほぼ変動がみられていません。


・購入価格と平均年収

【購入資金】

注文住宅(土地購入新規):4,334万円

注文住宅(建て替え):3,128万円

分譲戸建住宅:3,840万円

分譲マンション:4,192万円

中古戸建住宅:2,857万円

中古マンション:2,393万円

リフォーム住宅:231万円


【自己資金比率】

注文住宅(土地購入新規):28.8%

注文住宅(建て替え):53.3%

分譲戸建住宅:26.4%

分譲マンション:42.8%

中古戸建住宅:46.1%

中古マンション:51.3%

リフォーム住宅:75.8%


【平均年収】

注文住宅:734万円

分譲戸建住宅:697万円

分譲マンション:798万円

中古戸建住宅:668万円

中古マンション:632万円

リフォーム住宅:665万円


住宅の購入資金やリフォーム資金とその自己資金比率、平均年収を分析した結果では、土地を購入した注文住宅新築世帯で資金が平均4,334万円、建て替えで3,128万円となっていたほか、分譲戸建住宅は3,840万円、分譲マンションが4,192万円などとなっています。中古物件の場合、戸建住宅が2,857万円、マンションで2,393万円に低下し、2,000万円台になりました。


自己資金比率では、土地を購入した注文住宅取得世帯と、分譲戸建住宅取得世帯が低めで、それぞれ28.8%、26.4%となっています。一方、建て替えの注文住宅や中古マンションの取得世帯では、53.3%、51.3%と50%を上回る高めの自己資金比率でした。平均年収との関係をみると、注文住宅では土地購入の場合で、年収の約6年分が購入資金額に相当します。


ピックアップニュースは以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!


(画像は国土交通省「平成29年度住宅市場動向調査(概要)」公開資料より)



▼外部リンク


国土交通省 報道発表資料

http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000126.html


「平成29年度住宅市場動向調査(概要)」公開資料

http://www.mlit.go.jp/common/001236086.pdf

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