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税金対策

2018.05.30

満室の窓口

【不動産市況レポート】金融緩和、価格上昇。今後の市況は?


 

超低金利での大幅な金融緩和で、株式市場と不動産市場への資金流入で市場を下支えしていますが、次第に陰りが見えてきています。

「株式時価総額の推移」も80年のバブル期を超える程の水準となっており、「国内銀行の不動産業向けの貸出残高の推移」を見ても同様に高い水準です。

リーマン・ショックの時もそうでしたが、金融危機時に先進国の政府・中央銀行が不動産や金融市場に介入は止む得ない面もあるものの、結果市場の価格を歪めることになるので永遠に続けるわけにはいきません。

現在、不動産投資市場は活況が続いています。

ファンドの仕入れ利回りは低下が進み、市場の取引も相続税の改正が後押しとなり、富裕層の節税への投資は好調ですが、市場にある投資物件は利回りが低く、一般の投資家には物件選定が難しく、取引できる物件が少なくなっています。売りに転じる投資家も増え、市場価格のゆがみも大きくなっています。

不動産市場も冬の時代へ準備が必要な時にきています。


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