空室対策
地域密着だからできる空室対策
地域密着型の不動産会社である株式会社きめたハウジングは、地域の特性や入居者ニーズを的確に把握し、それに応じた対策を講じることで、効果的な空室対策を行っています。 本記事では、賃貸市場のライフサイクルや人口推計、入居者動向などを踏まえ、地域に密着したアプローチによる空室対策の方法を詳しく解説します。
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満室の窓口
2020年の「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」ランキングで、単身者2位ファミリー層で3位にランクインした宅配ボックスは、新型コロナウィルスの影響もあり需要が拡大しています。
しかし、どのような宅配ボックスがあるのか、費用はどれくらいかかるのかが気になるオーナーも多いのではないでしょうか。
今回は、宅配ボックスについてリサーチしてみました。
まず宅配ボックスを設置することによるメリットとデメリットを考えてみましょう。
宅配ボックスを設置することの一番のメリットは、不在でも荷物が受け取れることです。
特に、単身者は、日中仕事に行っていることが多いので荷物の受け取りに苦労している人が多くいます。
また、新型コロナウィルスの影響で
「人と接触せずに荷物が受け取れる」
「防犯対策もできる」
などがメリットとしてあげられます。
デメリットとして考えられるのが、設置スペースと費用です。
また、宅配ボックスのサイズや個数に制限があるため、世帯数が多い場合や荷物の配達が多い時期などは宅配ボックスの数が不足することもあります。
他にも、冷蔵機能のない宅配ボックスの場合は、冷蔵や冷凍品の受け取りが困難になることや貴重品、現金、重要書類、生き物などは保管できないので注意が必要です。
また、宅配ボックスをロッカー代わりに使用する入居者もいるので、使い方を周知徹底させる必要があります。
宅配ボックスには大きく分けて2つの種類があります。
テンキーや暗証番号によって施錠・開錠するタイプの宅配ボックスは、電気工事が不要なので設置場所の選択肢が広がります。
アナログタイプは、配達業者の暗証番号誤記入や記入した紙を紛失した場合の対応をしなければならないデメリットもありますが、電気工事が必要ないのと維持費がかからないのが魅力的です。
タッチパネルやスマホとの連動などで施錠・開錠できる宅配ボックスがデジタルタイプ(電気式)です。
デジタルタイプの宅配ボックスは、セキュリティ対策がとりやすいことやオンライン管理タイプであれば、長期間放置や暗証番号を忘れたなどのトラブルにも素早く対応できます。
しかし、電気工事が必要となるので、設置場所やランニングコストに気を付けなければなりません。
入居者に人気の宅配ボックスを設置するときはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
設置するタイプや製品、ボックス数によって設置スペースは異なりますが、1ユニットW500㎜×D600㎜×H1800㎜程度が一般的です。
既存の建物に設置する場合は、
・エントランスや階段下
・廊下
・自転車置き場
などの空きスペースを活用することになりますが、消防法や配電の有無などに気を付けましょう。
一般的に宅配ボックスは、部屋数の30%程度を目安にすることが多いようですが、
・デジタルタイプで20~35%
・アナログタイプで40~50%
を目安にすることもあります。
しかし、非接触の受け取り希望やネットショッピングの利用増によって上記の目安では足りないという声もあがっています。
また、専有の宅配ボックスを求める声も多いので、専有と共有を切り替えるタイプも人気があります。
宅配ボックスのサイズは、SSからLサイズまであるので、入居者のニーズに照らし合わせて選ぶことが大切です。
アナログタイプの宅配ボックスは、ほとんど自主管理によって維持されているため、維持費用がかからない反面、荷物の取り忘れや長期放置が起こりやすくなります。
デジタルタイプは、自主管理もしくはオンライン管理が一般的です。
自主管理の場合は、少ない維持費で済みますが、管理者の手間がかかります。
宅配ボックスの管理会社などが管理してくれるオンライン管理は、荷物の管理やトラブルに素早く対応してくれる反面、維持費用が他のタイプよりもかかります。
サイズやタイプによって設置費用は変わってきますが、例えば、宅配ボックスを12ボックス設置する場合、
・アナログタイプ→60万円程度
・自主管理するデジタルタイプ→80万円程度
・オンライン管理のデジタルタイプ→100万円程度
が目安とされています。
不在時の受け取りはもちろん、新型コロナウィルスの影響で非接触、非対面で荷物を受け取りたいと考えている人から多くの支持を得ている宅配ボックスは、配送業者への負担を減らすことや環境への配慮からさらにニーズの高まりを見せています。
しかし、まだ設置している賃貸物件が少ないことから、宅配ボックス設置は空室対策の切り札の一つになると考えられます。
これからどのような空室対策を行ったら良いのか悩んでいるオーナーは、単身者、ファミリー層のどちらからも高い支持を集めている宅配ボックスの設置を考えてみてはいかがでしょうか。
(画像は写真ACより)
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