事例紹介
【空室対策】5年間で管理個数3,300戸から4,300戸、長期空室率は1.5%|成功事例
5年間で管理個数3,300戸から4,300戸に増え、さらに長期空室率が1.5%から0.25%以下へと経営改善をしたジェクト株式会社の空室対策成功事例をご紹介いたします。
2024.03.11事例紹介
2023.10.06
クラスコ本社今回ご紹介するのは、東京都大田区にある築44年3DKのファミリー物件。
周辺に競合物件が多く、退去が出てしまうと空室期間が長くなる傾向がありました。
また、20年以上同じ入居者が住んでいるため、室内がボロボロで退去時の原状回復費用が高くなることは分かっており、オーナー様も心配していました。
売却する方法もありましたが、収益物件として保有したいというオーナー様の要望があったため、空室問題を解決するご提案をさせていただきました。
空室の原因
①築年数の問題
旧耐震で外観が古く見栄えが悪いため、家賃を値下げして成約する傾向がありました。
②室内の状況
20年以上同じ方が住んでいて、退去後の台所、お風呂場、トイレ等の水回りの交換が必須でした。
③間取りの問題
3DKだと家賃も安く、成約までに日数が掛かる傾向があります。
④長期保有したい
売却相場が高くなっているエリアで売り時ではありましたが、オーナー様からの要望は売却ではなく、収益物件として長期保有したいというものでした。
改善提案
外観ではなく内装を重要視するお客様が増えていることやファミリー層をターゲットにしているということで、
①人気が低い3DKから人気が高い2LDKへ間取りを変更
②家賃を上げて収益性を上げる
③フルリノベーションだと予算オーバーになるため、既存の建具を一部残したリノベーション
をご提案をさせていただきました。
様々なコンセプトがあるリノッタの中で、今回は「CLEAN LIFE」という、スッキリとした清潔感のあるお部屋を採用しました。
分譲マンションによっては、思い描いていた物件を作り上げることが難しい場合もありますが、配管関係等も入念に考えられ、カウンターキッチンを設置することができました。
白を基調とし、とてもきれいなお部屋に仕上がったため、ファミリータイプの入居者を惹きつけることに成功。
結果
家賃は12.7万から14.8万にアップさせ、なんとリノベーション完成前に入居者が決定!
室内はほとんど新築に近い状態にも関わらず、周辺物件よりも家賃を安く設定できたことが、成約につながった一つの要因だと考えています。
お客様がお部屋を探す際、必要な設備やこだわりの設備にチェックを入れて検索をします。
まず、この検索条件に当てはまることが重要です。
年々変わる人気設備・必須設備を把握し、お客様目線で取り入れていくことが大切です。
その次に、似たような物件が並ぶ中で「このお部屋に住みたい!」と思ってもらえる物件にするための差別化をします。
お客様のニーズやオーナー様の要望、物件の特性に応じて、適切な戦略を採用することが成功の鍵となります。
ぜひ、今回の事例を参考にしてください。
尚、今回の記事の内容は、以下のYouTube番組でさらにわかりやすくご紹介させていただいております。
参考にご覧ください。
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