事例紹介
賃料9,000円UP!築古物件が「選ばれる住まい」に変わった方法
33年の歴史を持つ5階建ての鉄骨造マンションは、、床のひどい損傷や腐敗、壁のクロスの大幅な劣化などが原因で、毎回の原状回復工事には多額の費用がかかり、家賃収入とのバランスが取りづらい状況に陥っていたのです。 そこで、単なる修復に留まらず、新たな価値を生み出すリノベーションを行いました。
2024.10.29事例紹介
2024.11.08
クラスコ本社築38年の鉄骨造、1Kの19世帯からなる4階建ての物件。入居率は95%と高水準を保っていますが、一部の部屋には長期的な空室が発生しており、特に3点ユニットバスの部屋が敬遠されがちでした。
これにより、入居者の快適性が低く、入居希望者の間で不便さが指摘されていました。
本記事では、この物件に対するリノベーションの経緯と改善手法、そしてその結果として得られた効果を詳しくご紹介します。
①構造 | 鉄骨造 | ④間取り/世帯数 | 1K/19戸 |
②築年数 | 38年 | ⑤居室㎡数 | 22.26㎡ |
③階数 | 4階 | ⑥入居率 | 95% |
今回の物件は、築38年の鉄骨造4階建てマンションです。
全19戸の1Kの間取りで、各住戸の広さは22.26㎡です。
改善前の問題として、3点ユニットバスが人気がなく、セパレートタイプに変更できるほどのスペースも確保できませんでした。
そのため、トイレとシャワーブースを分けるのが精一杯でしたが、バスルーム自体が狭いため、利用者からは使いにくいと感じることが多く、快適にお風呂やトイレを使用するのが難しい状況でした。
まず、洋室にあった従来のクローゼットを撤去し、そのスペースを活用してトイレを移設しました。
この移設により、もともと一体化していたバス・トイレを分離することができ、入居者にとってより使いやすい環境を整えました。
移設後は、浴室のリノベーションも同時に行い、バスルーム自体をさらにグレードアップさせました。
具体的には、浴室内の設備を一新し、広さや快適さが増すような設計にすることで、入居者がよりリラックスして利用できる空間を提供しました。
ただし、トイレ移設によって洋室内のクローゼットがなくなってしまったため、収納スペースの不足が新たな課題として浮上しました。
そこで、収納解決策として「シェルフリー」を設置しました。
シェルフリーは、洋室内の限られたスペースを最大限に活用できるオープン収納システムであり、服や小物などを整理整頓しやすい便利な収納として機能します。
これにより、クローゼットの撤去による不便さを補い、部屋の実用性を維持しました。
この一連のリノベーションにより、狭いスペースでも快適かつ機能的な生活空間が提供できるようになりました。
結果的に、住みやすさが大幅に向上し、入居者にとって魅力的な物件へと変わることができたのです。
施工完了後、わずか2ヶ月という短期間で新しい入居者が決まりました。
この結果は、施工期間中に内装や設備のアップグレードに特に注力し、入居者にとって魅力的な空間を提供することに成功したからです。
具体的には、バスルームやトイレの分離、シェルフリーの設置など、使い勝手の良さやデザイン性を高めたことで、入居希望者の注目を集めることができました。
また、物件に対する多くの問い合わせがあり、関心の高まりを感じることができました。
今回のリノベーションの成功を通じて、今後同様の3点ユニットバスを持つ部屋にも、同じようなリノベーションを適用できる可能性が広がりました。
これにより、物件全体の魅力を引き上げるための新たな選択肢が増え、オーナーにとっても次の改善提案がしやすくなりました。
今回のリノベーションでは、築38年の鉄骨造物件における3点ユニットバスの問題を解消し、トイレとバスを分離することで、入居者にとって快適で機能的な生活空間を実現しました。
収納不足に対してはシェルフリーの設置という柔軟な対応を行い、限られたスペースを有効に活用する工夫が評価されました。
結果として、施工完了後わずか2ヵ月で新たな入居者を獲得し、物件の魅力を大幅に向上させることができました。
今後もこの成功事例を基に、他の物件にも同様の改善提案を進めることで、入居率アップに繋がるリノベーションが期待されます。
満室の窓口では、物件の価値を最大化するリノベーションのご相談も承っております。
お持ちの物件の状況やご予算に合わせた最適なリノベーションプランをご提案いたしますので、物件の価値向上をお考えの不動産オーナー様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
-----------------------------------------------------------
2.8ヶ月で満室の実績を誇る「満室の窓口」では、賃貸経営にお役に立つ情報を日々発信しています!
入居者ニーズや、時代の変化に応じた取組みが今まで以上に必要となってきました。
そこで、満室の窓口では、賃貸オーナーの皆様のお悩み、課題を安心安全な状態で解決するために、毎月オンラインセミナーを開催し、最新の賃貸経営情報をご提供しております。
「満室の窓口」が主催するオンラインセミナーは下記のバナーをクリック!
その他、賃貸オーナーの皆様にお役に立てる情報をメルマガ・LINEにて配信しております。
こちらもぜひご登録お願いたします!
-----------------------------------------------------------
事例紹介
賃料9,000円UP!築古物件が「選ばれる住まい」に変わった方法
33年の歴史を持つ5階建ての鉄骨造マンションは、、床のひどい損傷や腐敗、壁のクロスの大幅な劣化などが原因で、毎回の原状回復工事には多額の費用がかかり、家賃収入とのバランスが取りづらい状況に陥っていたのです。 そこで、単なる修復に留まらず、新たな価値を生み出すリノベーションを行いました。
2024.10.29事例紹介
家賃を下げずに満室に!築年数をカバーするリノベ術とは?
26年築の軽量鉄骨構造の1DK、全4戸からなる物件において、長年の使用によりクロスや床の経年劣化が目立ち、原状回復が必要な状況が発生しました。 本記事では、物件価値を維持しつつ、効果的なリノベーション手法を用いて成功に導いた具体的な事例をご紹介します。
2024.10.24事例紹介
築古物件でもここまで変わる!統一感のあるデザインで家賃アップを実現
3階建て1K間取り、12戸の物件は、既に92%の入居率を誇っていましたが、現状のインテリアは床材や建具の色味が調和を欠き、部屋全体に統一感が感じられないという課題を抱えていました。 この課題を解決し、さらなる入居者の心を掴むために行った改善を、本記事でご紹介します。
2024.10.28事例紹介
9ヵ月の空室を1ヵ月で解消!入居率アップに繋がった便利設備の導入事例
今回取り上げる築25年の鉄骨造物件では、最後の退去後に9ヵ月間も新たな入居者が見つからないという状況が発生しました。 しかし、いくつかの便利な設備を導入することで、物件の利便性や魅力が大幅に向上し、わずか1ヵ月で空室を解消することに成功しました。
2024.10.16