お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

事例紹介

2024.11.11

クラスコ本社

家賃を下げずに満室に!築年数をカバーするリノベ術とは?

家賃を下げずに新しい入居者を募集し、成功した事例をご紹介します。

築26年の軽量鉄骨構造1DK(全4戸)の物件で、経年劣化が進み、原状回復が必要な状態でした。この物件は以前から入居者が決まりにくい傾向があり、賃貸条件の見直しが課題となっていました。

今回、内装の新しさを活かしたリノベーションにより、予想を上回るスピードで入居者が決まりました。

物件価値を維持しながら空室を解消したポイントを具体的にご紹介しますので、不動産オーナーの皆様はぜひ参考にしてください。



1.物件の基本情報


①構造
軽量鉄骨
④間取り/世帯数
1DK/4戸
②築年数
26年⑤居室㎡数
32/88㎡
③階数
2階⑥入居率
100%


築26年の軽量鉄骨構造の2階建て物件(1DK、全4戸)では、11年もの長期間にわたって住んでいた入居者が退去した後、クロスや床材が経年劣化しており、全面的な張り替えが必要な状態にありました。

その結果、原状回復費用が高額となってしまいました。


また、この物件はもともと入居者が決まりにくいという課題を抱えていました。

築年数や立地条件など複数の要因が重なり、現状の賃貸条件や物件価値の見直しが急務となっていました。


2.実施した改善策とリノベーション手法

今回の改善提案では、まず劣化していたフロアを新しくフロアタイルに張り替え、さらにリノッタの「カラーズ」の施工も行いました。

リノッタカラーズは、 賃貸住宅にアクセントカラーを取り入れた低コストのリノベーションプランです。

コンセプトを加えたカラークロスを壁や天井に施すライトリノベーションで、居室のプロモーションもセットになっています。

早期の空室解消はもちろんのこと、賃料のアップ、契約条件の改善を目的としたリノベーションです。



通常の原状回復工事であれば、築年数や市場状況に合わせて家賃を下げ、新しい入居者を早期に募集するのが一般的な対応です。

しかし、今回は物件の価値を落とさず、家賃を維持したまま入居者を募るという方針を採用しました。

この判断は、物件の長期的な価値を見据え、短期的な家賃引き下げに頼らず、むしろ質の向上に注力することで、安定した運用を目指すというものでした。

そのため、慎重に募集活動を進めながら、物件の新しい魅力をアピールし、長期的な目線での運営を考慮した戦略が取られました。


3.空室改善後の結果

リノベーション後の結果として、家賃を下げずに入居者を募集し続けたため、少し時間がかかることが予想されていましたが、実際には予想以上に早く、2ヵ月で新しい入居者が決まりました。

通常、築年数が経過した物件で家賃を維持したまま募集を続ける場合、入居者が見つかりにくくなることが多く、リスクを伴う選択ではありました。

しかし、今回はリノベーションによって内装が新しくなった点が高く評価され、予想以上に早期での入居者決定となりました。


特に、賃貸市場の動向や時期も好条件に働いた可能性がありますが、それでも家賃を下げずに入居が決まったことは、物件の価値を維持できたことを証明し、オーナー様にとって非常に大きな成功と言えます。

この結果は、単なる原状回復にとどまらず、物件の魅力をしっかりと打ち出したことで、長期的な運用にプラスとなる戦略が功を奏した好例となりました。


4.まとめ

今回の物件改善事例では、築26年の軽量鉄骨構造の物件に対し、内装の劣化に伴う原状回復だけでなく、リノベーションを行うことで物件の魅力を再構築しました。

特に、リノッタの「カラーズ」を用いた施工が、物件に新たな個性と魅力を与え、家賃を下げずに入居者を見つけることに成功しました。

市場動向やタイミングも好条件であったものの、物件の価値を損なわず、賃料維持を実現できたことは大きな成果です。

リノベーションによって短期間で空室を解消できたことは、オーナー様にとっても重要な成功体験となりました。


リノッタでは「カラーズ」以外にも、様々なニーズに応えるリノベーションプランを提供しています。

・「Life」では、ライフスタイルを反映したコンセプト型リノベーションを通じて、物件に新たな価値を創出します。

・「Style」では、地域密着型のデザインで、その土地の特色を活かしたリノベーションを展開。

・「Chic」では、ホテルのような高級感を取り入れた落ち着いた雰囲気を提供し、住む人に特別な空間を演出します。

リノッタは、早期の空室解消と収益力の改善に貢献するリノベーションを提供し、物件オーナー様の安定運用をサポートします。


満室の窓口では、物件の価値を最大化するリノベーションのご相談も承っております。

お持ちの物件の状況やご予算に合わせた最適なリノベーションプランをご提案いたしますので、物件の価値向上をお考えの不動産オーナー様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


-----------------------------------------------------------
2.8ヶ月で満室の実績を誇る「満室の窓口」では、賃貸経営にお役に立つ情報を日々発信しています!

入居者ニーズや、時代の変化に応じた取組みが今まで以上に必要となってきました。

そこで、満室の窓口では、賃貸オーナーの皆様のお悩み、課題を安心安全な状態で解決するために、毎月オンラインセミナーを開催し、最新の賃貸経営情報をご提供しております。

「満室の窓口」が主催するオンラインセミナーは下記のバナーをクリック!

その他、賃貸オーナーの皆様にお役に立てる情報をメルマガ・LINEにて配信しております。

こちらもぜひご登録お願いたします!
-----------------------------------------------------------







関連記事

  • 事例紹介

    賃料9,000円UP!築古物件が「選ばれる住まい」に変わった方法

    33年の歴史を持つ5階建ての鉄骨造マンションは、、床のひどい損傷や腐敗、壁のクロスの大幅な劣化などが原因で、毎回の原状回復工事には多額の費用がかかり、家賃収入とのバランスが取りづらい状況に陥っていたのです。 そこで、単なる修復に留まらず、新たな価値を生み出すリノベーションを行いました。

    2024.10.29
  • 事例紹介

    築古物件でもここまで変わる!統一感のあるデザインで家賃アップを実現

    3階建て1K間取り、12戸の物件は、既に92%の入居率を誇っていましたが、現状のインテリアは床材や建具の色味が調和を欠き、部屋全体に統一感が感じられないという課題を抱えていました。 この課題を解決し、さらなる入居者の心を掴むために行った改善を、本記事でご紹介します。

    2024.10.28
  • 事例紹介

    3点ユニットの不便さを解消!築38年のリノベーション事例

    築38年の鉄骨造、1Kの19世帯からなる4階建ての物件。入居率は95%と高水準を保っていますが、一部の部屋には長期的な空室が発生しており、特に3点ユニットバスの部屋が敬遠されがちでした。 本記事では、この物件に対するリノベーションの経緯と改善手法、そしてその結果として得られた効果を詳しくご紹介します。

    2024.10.24
  • 事例紹介

    9ヵ月の空室を1ヵ月で解消!入居率アップに繋がった便利設備の導入事例

    今回取り上げる築25年の鉄骨造物件では、最後の退去後に9ヵ月間も新たな入居者が見つからないという状況が発生しました。 しかし、いくつかの便利な設備を導入することで、物件の利便性や魅力が大幅に向上し、わずか1ヵ月で空室を解消することに成功しました。

    2024.10.16