事例紹介
物件価値を高める!リノベーションの必要性とタイミング
賃貸物件の競争が激化する今、「リノベーション」はオーナーにとって避けて通れない選択肢になりつつあります。 本記事では、リノベーションの必要性と適切なタイミング、優先順位の決め方、そして実際のビフォーアフター事例を分かりやすく解説します。
2025.04.19事例紹介
2024.11.15
クラスコ本社築39年の鉄骨造物件に、さらなる魅力と統一感を加えるためのリノベーションが行われました。
3階建て1K間取り、12戸の物件は、既に92%の入居率を誇っていましたが、現状のインテリアは床材や建具の色味が調和を欠き、部屋全体に統一感が感じられないという課題を抱えていました。
この課題を解決し、さらなる入居者の心を掴むために行った改善を、本記事でご紹介します。
シンプルで洗練された空間づくりが、どのようにして入居率と収益の向上につながったのか、ぜひご覧ください。
①構造 | 鉄骨造 | ④間取り/世帯数 | 1K/12戸 |
②築年数 | 39年 | ⑤居室㎡数 | 23.1㎡ |
③階数 | 3階 | ⑥入居率 | 92% |
この物件では、天井にダウンライトとアクセントクロスが施されていましたが、部屋全体としての調和が十分に取れておらず、とりわけ床材や建具の色合いとのバランスが悪い状態でした。
そのため、空間全体にまとまりが感じられず、統一感に欠けた印象を与えてしまっていました。
部屋全体の統一感を高めるため、まず巾木(床と壁の境目部分)をすべて白に統一しました。
これにより、壁と床の繋がりがより自然になり、清潔感が生まれました。
次に、床材も明るい白系統のものに張り替え、空間全体が広く感じられるように工夫しました。
この明るい色合いの床材により、室内は一層開放的な印象となり、光を反射して明るい雰囲気を醸し出しています。
さらに、建具(ドアやクローゼットなどの扉部分)も白で塗装し、壁や巾木と合わせたことで、全体が統一されたシンプルかつ清潔感のあるデザインに仕上げました。
この白を基調とした空間に、淡い水色のアクセントクロスを施すことで、部屋にわずかな彩りを加えながらも、全体のバランスを崩すことなく洗練された印象を演出しています。
こうして、シンプルながらもどこかスタイリッシュで統一感のある空間を実現しました。
最終的には家賃を1,000円引き上げ、無事に成約に至ることができました。
家賃を1,000円引き上げることにより、一部の入居希望者が価格の上昇に対して慎重になるのではないかという懸念もありました。
しかし、リノベーションによって得られた物件の新たな魅力や付加価値がしっかりと伝わったことで、価格に見合う価値を感じた入居希望者からの需要が高まりました。
その結果、家賃増額にもかかわらず、順調に契約が成立し、物件の魅力が市場に適切に評価される形での成約に至りました。
今回のリノベーションにより、築39年の物件は新たな魅力を加え、空間の統一感と洗練されたデザインを実現しました。
白を基調としたシンプルな配色と、さりげない水色のアクセントが織りなす清潔感のある空間は、入居者に好印象を与え、最終的には家賃の引き上げにもかかわらず無事に成約に至りました。
物件の価値がしっかりと伝わることで、価格に見合った需要を生み出し、結果として収益性の向上に成功しています。
今回の事例が示すように、細部にこだわった統一感のある空間づくりは、長年の物件であっても新たな価値を創出し、入居率と収益の向上につながる可能性を秘めています。
満室の窓口では、物件の価値を最大化するリノベーションのご相談も承っております。
お持ちの物件の状況やご予算に合わせた最適なリノベーションプランをご提案いたしますので、物件の価値向上をお考えの不動産オーナー様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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