事例紹介
家賃を下げずに満室に!築年数をカバーするリノベ術とは?
26年築の軽量鉄骨構造の1DK、全4戸からなる物件において、長年の使用によりクロスや床の経年劣化が目立ち、原状回復が必要な状況が発生しました。 本記事では、物件価値を維持しつつ、効果的なリノベーション手法を用いて成功に導いた具体的な事例をご紹介します。
2024.10.24事例紹介
2024.11.18
クラスコ本社33年の歴史を持つ5階建ての鉄骨造マンションは、これまで多くの入居者に愛されてきましたが、経年劣化によるさまざまな問題が積み重なり、最近では退去後の部屋の状態が特に悪化するケースが増えていました。
特に、床のひどい損傷や腐敗、壁のクロスの大幅な劣化などが原因で、毎回の原状回復工事には多額の費用がかかり、家賃収入とのバランスが取りづらい状況に陥っていたのです。
そこで、単なる修復に留まらず、新たな価値を生み出すリノベーションを行いました。
①構造 | 鉄骨造 | ④間取り/世帯数 | 1K/29戸 |
②築年数 | 33年 | ⑤居室㎡数 | 21.6㎡ |
③階数 | 5階 | ⑥入居率 | 86% |
築33年の鉄骨造5階建てマンション(1K・29戸)は、近年、退去後の部屋の劣化が顕著で、特に床の傷みが激しく一部には腐敗が見られるほどでした。
さらに、壁のクロスや内装全般も劣化が進行しており、全面的な貼り替えが必要な状態であったため、毎回の原状回復工事にかかる費用も高額になりがちでした。
このように、物件の老朽化が進み、維持管理において課題が浮き彫りとなっていました。
単なる原状回復では高額な工事費用がかかるうえ、家賃も据え置きとなり、コストパフォーマンスが低いことから、より付加価値の高いリノベーションを提案・実施しました。
まず、バスルームやキッチンにおいて「バスリノ(バスルームリノベーション)」「キチリノ(キッチンリノベーション)」などの設備リノベーションを行い、これにより水回りの使い勝手を改善し、居住空間全体の質を高めました。
さらに、劣化が顕著であった床は、フロアタイルの全面貼り替えを行い、見た目の美しさと耐久性を確保しました。
色彩に統一感を持たせるため、リノッタの「カラーズ」を活用し、デザイン性を向上させた点もポイントです。
また、部屋全体を明るく清潔な印象に仕上げるため、巾木や木部をすべて白く塗り替え、空間に統一感と開放感を演出しました。
これらの施工により、単なる原状回復以上の付加価値を物件に加えることができ、従来の単なる修復作業にとどまらない、魅力的で明るい居住空間を提供できるようになりました。
今回のリノベーション工事により、物件の価値が大幅に向上し、これまでの家賃より9,000円高い金額で新たな入居者募集が可能となりました。
内装が一新され、明るく統一感のあるデザインに仕上がったことで、従来の物件イメージが一新され、多くの入居希望者の関心を引きました。
また、物件の魅力が高まったことで、家賃の引き上げにもかかわらず、多数の内覧希望が寄せられ、期待以上の反響が得られました。
結果として、募集開始後すぐに契約が成立し、当初の目標通りに入居率の改善と収益アップが達成できました。
このリノベーションは、単なる原状回復を超えた付加価値の提供が可能であることを示し、物件の資産価値を高める成功事例となりました。
築33年の鉄骨造マンションは、経年劣化による課題が多く、通常の原状回復工事だけでは解決が難しい状態にありました。
しかし、今回のリノベーションを通じて、単なる修復ではなく新たな価値を生み出す工事を実施した結果、内装の質が大幅に向上し、物件の魅力が飛躍的にアップしました。
床や壁の全面的な貼り替え、カラー統一による明るい空間演出、水回りの使い勝手改善など、細部にわたる工夫が功を奏し、入居希望者の関心を引き、新たに家賃を引き上げての契約が実現しました。
このように、従来の原状回復を超えたリノベーションによって、物件の収益性と資産価値を大きく高めることができた本事例は、今後の老朽化物件の改善においても重要な示唆を与えるものといえるでしょう。
満室の窓口では、物件の価値を最大化するリノベーションのご相談も承っております。
お持ちの物件の状況やご予算に合わせた最適なリノベーションプランをご提案いたしますので、物件の価値向上をお考えの不動産オーナー様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
-----------------------------------------------------------
2.8ヶ月で満室の実績を誇る「満室の窓口」では、賃貸経営にお役に立つ情報を日々発信しています!
入居者ニーズや、時代の変化に応じた取組みが今まで以上に必要となってきました。
そこで、満室の窓口では、賃貸オーナーの皆様のお悩み、課題を安心安全な状態で解決するために、毎月オンラインセミナーを開催し、最新の賃貸経営情報をご提供しております。
「満室の窓口」が主催するオンラインセミナーは下記のバナーをクリック!
その他、賃貸オーナーの皆様にお役に立てる情報をメルマガ・LINEにて配信しております。
こちらもぜひご登録お願いたします!
-----------------------------------------------------------
事例紹介
家賃を下げずに満室に!築年数をカバーするリノベ術とは?
26年築の軽量鉄骨構造の1DK、全4戸からなる物件において、長年の使用によりクロスや床の経年劣化が目立ち、原状回復が必要な状況が発生しました。 本記事では、物件価値を維持しつつ、効果的なリノベーション手法を用いて成功に導いた具体的な事例をご紹介します。
2024.10.24事例紹介
築古物件でもここまで変わる!統一感のあるデザインで家賃アップを実現
3階建て1K間取り、12戸の物件は、既に92%の入居率を誇っていましたが、現状のインテリアは床材や建具の色味が調和を欠き、部屋全体に統一感が感じられないという課題を抱えていました。 この課題を解決し、さらなる入居者の心を掴むために行った改善を、本記事でご紹介します。
2024.10.28事例紹介
3点ユニットの不便さを解消!築38年のリノベーション事例
築38年の鉄骨造、1Kの19世帯からなる4階建ての物件。入居率は95%と高水準を保っていますが、一部の部屋には長期的な空室が発生しており、特に3点ユニットバスの部屋が敬遠されがちでした。 本記事では、この物件に対するリノベーションの経緯と改善手法、そしてその結果として得られた効果を詳しくご紹介します。
2024.10.24事例紹介
9ヵ月の空室を1ヵ月で解消!入居率アップに繋がった便利設備の導入事例
今回取り上げる築25年の鉄骨造物件では、最後の退去後に9ヵ月間も新たな入居者が見つからないという状況が発生しました。 しかし、いくつかの便利な設備を導入することで、物件の利便性や魅力が大幅に向上し、わずか1ヵ月で空室を解消することに成功しました。
2024.10.16