玄関リノベの魔法 家賃UP&即入居を叶えたリノベ手法を大公開!
【概要】
エリア:金沢市
築年数:1986年1月
間取り:2LDK(41.25㎡)
【経緯】
本物件は8年間にわたりご入居いただいたお部屋であり、通常の原状回復工事だけでも約86万円の費用が発生する見込みでした。
さらに、物件は金沢市内に位置するものの、表通りからは少し奥まった場所にあり、過去の退去時にも新たな入居者が決まるまで時間を要していました。
このまま貸し出す場合、家賃の引き下げや家賃免除による初期費用減額などの施策を打たざるを得ない状況でした。
そこで、大規模な間取り変更を伴わずに物件価値を向上させるリノベーションをご提案しました。
【リノベーションのポイント】
①第一印象を左右する玄関をスタイリッシュに改装
玄関は物件の第一印象を決める重要なポイントです。築年数を感じさせていた玄関土間・廊下のタイルを、スタイリッシュなグレーのタイルに張り替え、現代的なデザインに一新しました。
また、玄関からリビングまでの通路が長い点を活かし、印象的なチャンネルサポートを設置。費用を抑えつつも、他にはない希少性の高いデザインを実現しました。
Before (玄関の写真)
After (玄関の写真)

②照明とアクセントクロスで空間価値を向上
長期間入居されていたため、原状回復工事で天井・壁のクロス張り替えが必要でした。そこで、単なる張り替えにとどまらず、物件の魅力を高めるリノベーションを実施しました。
◇ 照明をシーリングライトからダウンライトへ変更
◇ クロスを追加し、デザイン性を向上
結果として、天井が高く感じられ、統一感のあるスタイリッシュな空間となりました。
リビング Before (リビングの写真)

リビング After (リビングの写真)

洋室 Before (洋室の写真)

洋室 After (洋室の写真)

③既存の建具を生かし、コストを抑えながら統一感を演出
既存の引き戸・建具をそのまま使用し、予算を有効活用。
茶色の建具に調和するよう、様々な色に馴染みやすいグレーをメインカラーに採用。
すべてを新しくするのではなく、活かせる部分は最大限活用することで、コストを抑えながらも洗練された空間に仕上げました。
【結果】
リノベーション工事完成後、わずか10日で申込!
さらに賃料4,000円アップで成約となりました。

税引き後のキャッシュフローも向上し、家主様からも「費用対効果の高いリノベーションだった」と喜びの声をいただきました。

本事例では、物件の特性を活かしたリノベーションにより、
✅ 入居者様にとって魅力的なデザイン・機能性を向上 ✅ 家主様にとっては、短期間での成約・賃料アップを実現
という双方にとってメリットの大きい結果となりました。
「空室対策にリノベーションを検討している」「できるだけコストを抑えながら、物件価値を上げたい」とお考えのオーナー様のご参考になれば幸いです。