お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

事例紹介

駅徒歩7分の好立地でも油断禁物!3室同時空室を「選べるコンセプト」で早期満室にしたリノベーション事例

【物件概要】

①構造RC造④間取り/世帯数1K/22戸
②築年数築30年⑤平米数25.2㎡
③階数5階建⑥入居率100%


【課題】

金沢駅徒歩7分という条件は、ポータルサイト(SUUMOやLIFULL HOME'S)の検索条件で真っ先にヒットする強力な武器です。しかし、内見に至った際に以下の課題が浮き彫りになっていました。

① ターゲット(20〜30代単身者)の心理との乖離

このエリアの主要ターゲットは、県外からの転勤者や地元の若手社会人です。彼らは「立地」だけでなく、SNS映えするような「空間の質」を重視します。従来の「白い壁紙に丸型のシーリングライト」という画一的な部屋は、彼らにとって「可もなく不可もない、ただ寝るだけの場所」に映っていました。

② 同質化による比較検討の停滞

同じマンション内で3部屋同時に募集が出る場合、内見者は「どのお部屋も同じ」「空室が多いのには何かよくない理由がある?」という感想を抱きます。これでは、最後は「家賃が安い方」という価格競争に陥るリスクがあります。

③ 設備トレンドの未反映

特に照明は部屋の印象を8割決めると言われます。古い蛍光灯照明は、内見時に部屋を暗く、そして「古臭く」見せてしまう最大の要因でした。


【実施した空室対策・改善策】 

今回のプロジェクトでは、1部屋あたりの予算を20万円(原状回復費込)に設定。限られた予算を「内見者の目に留まる場所」へ集中投下しました。

① 「照明」のアップグレード(ダウンライト化)

従来のシーリングライトを撤去し、天井に埋め込み型のダウンライトを新設しました。

  • 理由: 天井面がフラットになることで、平米数以上の「広がり」を演出できます。

  • 効果: 夜間の内見時に、ホテルのような落ち着いた陰影が生まれ、高級感を担保しました。


② 心理的安心感を与える「ベージュ系アクセントクロス」

最近のトレンドは、パキッとした色味よりも、肌馴染みが良く家具を選ばない「ニュアンスカラー」です。

  • 選定: 温かみのあるベージュ系のアクセントクロスを一面に採用。

  • 意図: 木目調の家具とも相性が良く、内見者が自分の生活(家具配置)をイメージしやすくしました。


③ 3部屋それぞれに「異なる強み」を付与

3部屋を同じ仕様にするのではなく、あえてバリエーションを持たせました。

  • Aタイプ(今回紹介): デザイン・照明特化型

  • Bタイプ: 水回り強化型(お風呂のバリューアップ:浴室のパネル・鏡・水栓の交換)

  • Cタイプ: 必要最低限の修繕・賃料は他の2部屋よりやや安めの設定




  • ■before



■after


【結果】

募集を開始したところ、反響は即座に現れました。

  • 内見数: 施工前の約2倍に増加。

  • 成約: 工事完了からわずか3週間で3室すべての申し込みを獲得。

  • また、賃料は3室合計で13,000円のUP に成功し、年間で、156,000円UPに成功しました。

  • オーナー様の声:

「正直、家賃を上げたら決まるまで時間がかかると思っていました。でも、部屋の雰囲気がガラッと変わったのを見て納得。3部屋バラバラの対策をしたことで、自分でも『どっちの部屋にしようか』と迷うほど魅力的になりました。プロに任せて正解でした。」


【まとめ】

金沢駅周辺のような好立地物件こそ、「立地に甘んじないプラスアルファの付加価値」が長期的な安定経営の鍵となります。

今回のように、多額の費用をかけずとも、ターゲットの心理を読み解いた的確なポイントリフォームを行うことで、家賃アップと早期成約は十分に可能です。

  • ・空室が埋まらず困っている

  • ・リフォームしたいが、何に投資すればいいか分からない

  • ・管理会社から「家賃を下げましょう」としか提案されない


そんな悩みをお持ちのオーナー様は、ぜひ一度私共にご相談ください。現場を知り尽くしたプロの視点で、貴方の物件の潜在能力を最大限に引き出します。





関連記事

  • 事例紹介

    築36年の逆転劇!1990年竣工物件に「Renotta LIFE×キッチン交換」を断行し、家賃1.5万円アップを達成した金沢市松島での資産再生戦略

    賃貸経営において、1990年竣工(築36年)という築年数は、多くのオーナー様が「原状回復だけでは空室が埋まらない」「これ以上の賃料アップどころか下落は避けられない」と頭を悩ませる大きな局面です。特に競合が多いエリアでは、安易な値下げ競争に陥り、収益性が圧迫されてしまうケースも珍しくありません。 しかし、適切なターゲット分析と「コンセプトを持った空間プロデュース」を行えば、築30年を超えた物件であっても新築や築浅物件と対等以上に戦える優良資産へと生まれ変わります。 今回ご紹介するのは、石川県金沢市松島エリアにある築36年の2LDK物件の事例です。老朽化が目立っていたキッチンを最新のシステムキッチンへ完全交換し、さらに部屋ごとに独自のコンセプトを設定して壁・天井・床をトータルコーディネートする「Renotta LIFE(リノッタ ライフ)」を導入しました。 その結果、従来の賃料査定40,000円を大幅に覆す「15,000円アップの55,000円成約」という驚異的なバリューアップに成功したのです。 単に古くなった設備を新しくするだけの「修繕」から、入居者の憧れやライフスタイルに寄り添う「戦略的投資」へ。今後20年先まで安定したキャッシュフローを生み出すための、負動産再生ストーリーの全貌を公開します。

    2026.08.22
  • 事例紹介

    【金沢市神田】築38年・和室2間の2DKが劇的復活!周辺競合を制して「家賃19,000円アップ」を実現した1LDKリノベーション戦略

    金沢市神田にある築38年の2DK。和室2間の古さが目立ち、周辺は大手ハウスメーカーの競合物件がひしめく激戦区でした。 同じ土俵での価格競争を避けるため、需要の高い「1LDK」への間取り変更に加え、グレーのアクセントクロスや木目調フロア、3口システムキッチンなどの水回り一新を実施。 「差別化デザイン×高スペック設備」により、家賃35,000円から54,000円への19,000円アップを実現した満室事例です。

    2026.08.09
  • 事例紹介

    築39年物件の退去をデザイン投資で解決し、工事前に賃料1万円UPでスピード成約!

    12年間住み続けた入居者の退去後、高額な原状回復費用と空室長期化という課題に直面した、金沢駅徒歩6分のマンション。 そこで家主様が選んだのは、単に「元の状態に戻す」原状回復ではなく、空室を価値向上の機会と捉えた戦略的なリノベーションでした。 「都市の喧騒を忘れる北欧の静寂」をコンセプトに、照明やキッチンなど印象を左右する部分には投資する一方、木部の塗装や浴室の壁面刷新など、既存を活かしてコストを抑えるメリハリのある設計を実施。 その結果、完成前から申し込みが入り、旧賃料から月額1万円アップでスピード成約を実現しました。 本記事では、限られた予算の中で「どこにお金をかけ、どこを抑えたのか」、そして築年数というハンデをどのように「選ばれる理由」へ変えたのか、その具体的な戦略を紹介します。

    2026.08.09
  • 事例紹介

    リノッタによるホテル仕様の内装へアップデートし賃料8,000円UP!内容と実用性を考慮したリノベーション事例!

    RCと重厚感がある反面、1階と比較的暗さや窮屈感が出るため苦戦するお部屋での空室対策!長期入居による高額な修繕費用をデザインで賃料UPへ!

    2026.07.27