お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

事例紹介

【賃料12,000円UP】築36年の物件がリノベ施工後10日で成約した事例を大公開!

【課題】

築36年・1LDKタイプのお部屋で、長期(約29年間)ご入居いただいた後に退去となったケースです。長くご入居いただいたことで、室内の経年劣化も進んでおり、原状回復に相応の費用が掛かることが予想されました。空室の募集に際し、できるだけ早く入居者を見つけるために最低限の修繕だけで募集を開始するか、あるいは設備や内装を一新して物件の魅力を高め、家賃の引き上げを目指すかという選択を迫られました。将来的な資産価値や入居者の質を考慮した結果、今回はキッチンや水回りの交換、クロスや床材のグレードアップを含む全面的なリフォームを実施することに決めました。 



【物件概要】

①構造
鉄骨造
⑤㎡数
42.98㎡
④間取/世帯数
25戸
③階数
4階
②築年数
36年
⑥入居率  
92%



【実施したリフォーム内容】

家主様とも内装のデザインの打ち合わせを行い、今回は下記3点に注目し物件価値の向上を図りました。

①キッチン・洗面台の入れ替え

②床材・クロスの全面張替え

③トレンドのグレーで内装を統一し、デザイン性をUP

また家主様からは費用は極力抑えたいというご要望も頂いていたため、建付けの交換は必要最小限とし、基本的には塗装もしくは収納の扉は撤去し、オープンクローゼットへ変更する手法を選択し、コストの削減を図りました。


Before①(キッチン)



After①(キッチン)



Before②(LDK)


After②(LDK)



【結果】

リフォーム完了後、なんと「わずか10日」でご成約。

家賃はなんと12,000円upに成功し、デザイン性も上がり競合物件と比べても優位性を持たせることができました。

税引き後のキャッシュフローも良く(下記グラフ参照)、家主様からも喜びの声をいただきました。


✅ 入居者様にとって魅力的なデザイン・機能性を向上 ✅ 家主様にとっては、短期間での成約・賃料アップを実現

という双方にとってメリットの大きい結果となりました。

「空室対策にリフォームを検討している」「できるだけコストを抑えながら、物件価値を上げたい」とお考えのオーナー様のご参考になれば幸いです。

関連記事

  • 事例紹介

    キッチン・浴室のデザインリフォームで5,000円家賃アップ!

    原状回復工事時のリフォームに合わせてキッチン、浴室にワンポイントのリノベーションをプラスすることで、家賃アップを実現した例をご紹介します。

    2025.11.25
  • 事例紹介

    家賃+5,000円を叶えた!浴室リフォームデザイン戦略

    築18年のRC造物件。次なる一手は、水回りの競争力強化でした。 最近のお部屋探しは、水回りの品質を重視される方が多くなっており、「築年数相応」の浴室が客付けスピードを低下させるということもあります。ユニットバス交換は高額であり、手が出しにくい。そこで部分的なリノベーション(壁一面張替・サーモ交換・鏡変更)で、予算を抑え、募集開始後わずか約10日間で賃料5,000円アップでの成約を実現した施策をご紹介します。

    2025.11.18
  • 事例紹介

    【築33年・和室2DK】大幅な間取り変更とデザイン性UPで家賃14,000円UP

    本事例は、築33年・金沢市内に位置する賃貸物件のリノベーション事例です。間取りは和室2間の2DKと、通常の原状回復ではお家賃の引き直しをせざるを得ない状況でした。しかし、リノベーションを行うことで物件価値を高め、収益を向上させることに成功しました。市場のニーズとマッチしない築古物件であっても、適切なリフォームにより空室対策と収益改善が可能であることを示す一例として、ぜひご参考いただければ幸いです。

    2025.10.26
  • 事例紹介

    予算制約を克服!「白」で魅せる空室対策!

    顧客の声に基づき、ターゲットであるカップル層に響く「白基調」のリノベーションを提案。 3DKを2LDKに変更しつつ、既存素材を残しつつ費用を抑えながらの改修に成功しました。 結果、工事完成当日に成約し、家賃を14,000円アップさせた事例を紹介します。

    2025.10.25