原状回復+デザインで家賃UP
【背景】
入居期間が13年のお部屋で原状回復だけでかなりの費用が退去前から予想されました。
また、お家賃も契約時の高めの家賃設定だったので当時の家賃を維持したまま早期入居に繋げることが課題でした。
【物件概要】
①構造 | 鉄骨造 | ④間取り/世帯 | 1LDK/8世帯 |
②築年数 | 27年 | ⑤㎡数 | 42.87㎡ |
③階数 | 3階建 | ⑥入居率 | 87.5% |
【課題】
築年数が30年近くなり水周りの古さや設備・デザインが古く現在のライフスタイルやニーズに合わない
【実施した内容】
退去後のお部屋をチェックしたところ入居期間13年の割には比較的に綺麗でそのままでも大丈夫な箇所も
あったので大規模なリノベーションではなく部分的なデザインリノベーションと設備の交換を行いました。
①LDK天井にアクセント
②ダウンライト
③洋室のクロス(壁)にアクセントクロス
④浴室サーモ水栓に交換
⑤温水洗浄便座交換
⑥トイレと洗面の床(CF)を張替
【Before】

【After】

天井の紐付き照明をダウンライトに変更し、天井のクロスも木目のアクセントクロスに変更し全体的なデザインを統一しました。
【Before】

【After】

洋室のクロスの壁が全体的に経年劣化で汚れてきていたのと地震の影響でクラックも多数あったので洋室の壁全体をシックなアクセントクロスに張替え
高級感を出しました。
【結果】
家賃:45,000円(13年前の価格)→47,000円
工事期間中に申し込みとなりました。
また家賃も13年前の金額からさらに2,000円upで成約となりました!
【まとめ】
入居期間が13年と長く、それに伴う経年劣化が懸念されていましたが、水回りの設備交換やダウンライトの設置、アクセントクロスの張り替えなど、大規模な工事ではなくポイントを絞ったリノベーションを実施。築年数を感じさせないシックで現代的なデザインへと一新しました。
これにより、工事期間中に新しい入居者が決まり、さらに家賃も13年前の金額から2,000円アップで成約。費用を抑えつつ物件の価値を向上させ、オーナー様の収益アップにもつながる好事例となりました。