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事例紹介

家賃+5,000円を叶えた!浴室リフォームデザイン戦略

【物件概要】


①構造鉄筋コンクリート造④間取/世帯数1LDK~2LDK/25戸
②築年数18年⑤平米数60.68㎡
③階数5階⑥入居率96%

【課題】

①近年は水回りの品質を重視する入居検討者が増加しており、浴室が築年数相応の状態だと競争力が低下し、結果として客付けスピードに影響が生じていました。 

  • ②「水回り改善=高額なユニットバス交換」という誤解により、費用負担を懸念したオーナーが改善を見送りがちです。
    しかし実際は、部分改修でも賃料アップや競争力改善が可能で、その情報不足こそ最大の課題となっています。


  • 【対策】

    • 視覚効果を最大化する「壁一面の魔法」と「鏡交換」

  • 施工内容: 浴室の壁一面張替、大型鏡への交換

    浴室全体を改修するのではなく、入居者が最も目にする壁一面のみを、モダンで明るいパネルに張り替えました。

    これにより、低コストでありながら、浴室全体が新しく生まれ変わったかのような、劇的な視覚効果を実現しています。

    さらに、古い小さな鏡をホテルのような大型の鏡に交換することで、空間の奥行きと高級感を演出し、「築年数相応」の印象を完全に払拭しました。


【Before】 

【After】

 

  • 【結果】

  •  顧客ニーズを的確に捉えたリフォームが功を奏し、以下の成果を得ることができました。

    • 成約:募集開始後約10日間で成約

    • 家賃:5,000円の家賃アップを達成。


    • 「リノベーションは費用がかかる」という常識を打ち破るのが、この「戦略的ポイント投資」です。

      オーナー様が抱える「水回りが築年数相応で客付けが遅い」「予算がない」という課題は、決してフルリノベーションでしか解決できないわけではありません。


    • 今回の「壁一面張替・サーモ交換・鏡変更」という具体的な施工内容は、「入居者のニーズ」と「オーナー様の予算制約」の完璧なバランスをとった、再現性の高い改善策です。

      まずは、内見時の印象を決定づける浴室の「築年数相応」な要素を分析し、最も効果の高い一手に投資して下さい。


    • その一手が、あなたの物件を「相応の物件」から「選ばれる高付加価値物件」へと変貌させ、収益改善の突破口となります。

  • ご参考になれば幸いです。

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