お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

事例紹介

2025.10.14

クラスコ本社

【満室達成事例】和室を「強み」に変える!築古物件の収益最大化リノベーション戦略


【物件概要】

①構造軽量鉄骨造④間取/世帯数2LDK→1LDK/10世帯
②築年数28年⑤平米数55.47㎡
③階数2階⑥入居率90%


【課題】「満室」からの更なる収益向上

本物件は、もともと高い入居率を維持していましたが、オーナー様と当社は「現状維持」ではなく「更なる物件価値向上」を目指しました。

======================================================================================================================================

  • 好立地という強力な強み:

    • スーパー、駅、小学校に近く、ファミリー層にとって非常に魅力的な立地条件を備えていました。

  • 既存の間取りの潜在能力を活かす:

    • 既存の2LDKという間取りは、子育て世帯をターゲットとする上で強みとなります。しかし、一般的なリノベーション(和室→洋室化)では、競合物件との差別化が難しく、単なる「古い物件の延命」に終わる可能性がありました。

  • 課題の本質:

    • いかにリノベーションコストを抑えつつ、ターゲット層(子育て世帯)に響く**「特別な付加価値」**を生み出し、賃料アップを実現するかが最大の課題でした。

    • ======================================================================================================================================


【実施したリフォーム内容と改善策】

従来の定石を覆し、物件の持つ潜在的な強みを最大限に引き出す、戦略的なリノベーションを実施しました。

施策①:和室を「おしゃれな子育て空間」として再定義                                                 一般的にリノベーションでは和室を洋室に変更しますが、本件では以下の通り**「あえて和室を残す」**ことを選択しました。

  • 具体的な実施内容: LDKと和室の段差をなくしてフラット化し、古めかしい畳から「カラー畳」へ刷新しました。

  • 費用対効果と付加価値:洋室化にかかる費用と比較し、工事費用を約20万円削減しつつ、賃料アップを実現しました。

    • 子育て世帯にとって、オムツ替えや昼寝、遊び場として使える「多目的空間」という強力な訴求力を獲得しました。

施策②:マイナス要因をデザインの一部に昇華

リノベーション後、邪魔になりがちな室内の柱の存在を、デザインとして活かす工夫を施しました。                             具体的な実施内容: 残ってしまった柱を「そのまま残す」のではなく、インテリアの一部となる格子デザインに組み込み採用しました。


  • デザイン性と機能性:柱が間取りの欠点となることを回避し、空間を緩やかに仕切るデザイン要素となり、統一感と上質さを演出しました。


 ◾️BEFORE

 ◾️AFTER



【結果】

「既存を活かし、コストを抑えながら魅力を高める」という戦略は、ターゲット層に強く響き、期待以上の成果に繋がりました。

  • 賃料アップ:

    • 月額+12,000円を達成しました。以前に実施した「和室→洋室」へのリフォーム部屋と比較し、工事費用を下げたにも関わらず、同額以上の賃料アップを実現しました。

  • 募集期間の短縮:

    • リノベーション完成からわずか18日で入居申込を獲得。高い入居需要と商品力の高さを証明しました。

  • 既存の活用による成功:

  • 通常であればマイナス要因となる「和室の維持」や「柱の存在」を、デザインと機能性の両面で強みに変えることに成功しました。

この事例は、単に最新の設備を導入するだけでなく、物件の持つ個性とターゲット層のニーズを深く結びつけることが、高い賃料と早期満室への最短ルートであることを示しています。

貴社の物件も、既成概念にとらわれない「価値最大化」のリノベーション戦略で、さらなる収益向上を目指しませんか。


関連記事

  • 事例紹介

    15年でキャッシュフロー+249万円の改善!【金沢市藤江】築35年の1Kが「ホテルライク」な空間へ。

    石川県金沢市藤江にある築35年の1Kアパート。長期入居者の退去に伴い、多額の原状回復費用という課題に直面していました。しかし、ただ元通りに修繕するのではなく、「ホテルライク」な空間へと戦略的なリノベーションを実施。結果として、家賃1.2万円アップを実現しながら、工事完成前に成約という大成功を収めました。本記事では、キャッシュフローの減少に悩む賃貸オーナー様へ向けて、劇的な「収益改善」と「空室対策」を両立させた成功事例の全貌を詳しく解説します。

    2026.04.20
  • 事例紹介

    投資0円!家賃減額0円!で満室経営!

    今回ご紹介するのは投資金額0円、かつ家賃減額0円で満室経営を実現することができた事例をご紹介いたします!

    2026.04.19
  • 事例紹介

    築26年の逆転劇。賃料5.0万→6.0万へ「1万円アップ」を実現!1999年竣工物件を資産へ変えるリノベーション財務戦略

    石川県野々市・金沢エリアで賃貸経営を行うオーナー様にとって、築25年前後は大きな岐路となります。今回ご紹介する「セジュールグレース」も、当初は周辺相場の下落に押され、家賃50,000円への値下げを余儀なくされる「築年数相応」の物件でした。 しかし、私たちは安易な値下げではなく、20年先を見据えた**「戦略的投資」**を提案しました。 古びた和室を洋室へコンバージョンし、建具の一新や水回りの刷新を断行。その結果、周辺相場を覆す**「賃料1万円アップ(60,000円)」**を実現しただけでなく、募集開始からわずか1カ月以内という異例のスピード成約を勝ち取りました。 特筆すべきは、その投資効率です。 安価な補修で済ませた場合と、今回の戦略的リノベーションを施した場合では、20年後の手残り収益に**「3,241,044円」もの圧倒的な格差**が生まれます。 なぜ、築26年の物件が、新築にも負けない「選ばれる力」を取り戻せたのか? 空室率を20%から8%へと劇的に改善させ、負動産を優良資産へと変貌させたリノベーション財務戦略の全貌を、実際の投資分析データとともに公開します。

    2026.04.09
  • 事例紹介

    「原状回復」は最大のリスク? 賃料1.8万円アップを実現した、賢い「足し算」と「引き算」の設備投資プラン

    石川県金沢市神田。ここは繁華街へのアクセスが良く、単身者やカップルに高い人気を誇るエリアです。それゆえに新築・築浅の1LDKが次々と供給される「激戦区」でもあります。 今回ご紹介するのは、そんな競合ひしめくエリアに建つ、築31年の鉄骨造1LDK物件の再生事例です。 「築30年の壁」を前に、単なる原状回復では新築物件に太刀打ちできません。 しかし、この物件には「立地の良さ」と「1LDKというゆとりある間取り」という、磨けば光るポテンシャルが眠っていました。 いかにして築年数のハンデを克服し、周辺の築浅物件を抑えて成約に至ったのか。その具体的なリノベーション戦略を解説します。

    2026.04.03