不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
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アットホームが最新の首都圏賃貸物件動向を発表
アットホーム株式会社は4月24日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2018年3月期の「首都圏居住用賃貸物件」市場動向調査をとりまとめ、その結果を公開しました。1都3県の賃貸物件成約数や成約賃料の動向をみることができます。
・全体成約数動向
首都圏全体:29,785件(前年同月比-1.1%)
東京23区:12,695件(前年同月比+5.6%)
東京都下:2,843件(前年同月比-4.0%)
神奈川県:8,057件(前年同月比-2.9%)
埼玉県:2,872件(前年同月比-18.7%)
千葉県:3,318件(前年同月比横ばい)
2018年3月における首都圏の賃貸物件成約総数は、29,785件と3万件を下回り、前年同月より1.1%のマイナスとなりました。今年に入ってから前年同月を割り込む傾向が続いており、これで3カ月連続の減少になります。ただし減少幅でみると、3月は前月より2.3ポイントの縮小となり、一定の改善もみられました。
地域別にみると、全体の約4割と最も多くを占める東京23区は、前年同月より5.6%多い12,695件と好調ですが、その他の地域で千葉県の横ばいを除いてマイナスとなり、中でも埼玉県は前年同月を18.7%も下回る2,872件にとどまっています。東京都下は前年同月比4.0%の減少、神奈川県は2.9%の減少でした。
・種別成約数動向
【マンション】
首都圏全体:+1.0%
東京23区:+6.4%
東京都下:-5.2%
神奈川県:-5.4%
埼玉県:-10.4%
千葉県:+9.1%
【アパート】
首都圏全体:-4.0%
東京23区:+4.7%
東京都下:-1.5%
神奈川県:+1.4%
埼玉県:-29.3%
千葉県:-8.0%
マンションとアパートの別で分析すると、首都圏全体ではマンションが前年同月比で1.0%と微増していたのに対し、アパートの成約数が4.0%減少しています。東京23区はマンションが再び増加に転じたほか、アパートは10カ月連続の増加といずれもプラスでした。神奈川県はアパートが好調なものの、マンションで5.4%の減少、6カ月連続でマイナスになっています。埼玉県は低調さが際立ち、マンション、アパートとも2桁減、とくにアパートは前年同月より29.3%の大幅減少でした。
・新築・中古別成約数動向
【新築マンション】
首都圏全体:+16.3%
東京23区:+28.4%
東京都下:-32.2%
神奈川県:-0.3%
埼玉県:-3.6%
千葉県:+71.0%
【中古マンション】
首都圏全体:-0.5%
東京23区:+3.9%
東京都下:-3.0%
神奈川県:-5.7%
埼玉県:-11.2%
千葉県:+5.8%
【新築アパート】
首都圏全体:+2.5%
東京23区:+5.5%
東京都下:+11.4%
神奈川県:+27.3%
埼玉県:-45.4%
千葉県:-8.8%
【中古アパート】
首都圏全体:-5.0%
東京23区:+4.6%
東京都下:-2.5%
神奈川県:-2.8%
埼玉県:-26.6%
千葉県:-7.9%
新築・中古の別でみると、首都圏全体では、前年同月比でマンションが新築は16.3%と2桁増で再びプラスへと転じましたが、中古は-0.5%で下げ幅はわずかながら、3カ月連続のマイナスになっていました。アパートは新築が10カ月連続で増加、中古は5.0%のマイナスと3カ月連続の減少です。
地域ごとにみると、東京都下、神奈川県、埼玉県はマンションが新築/中古とも前年同月の値を下回っていました。東京都下の新築マンションが32.2%の減少、埼玉県の中古が11.2%の減少となった点などがとくに目立っています。一方、千葉県の新築マンションは前年同月より71.0%の増加と大幅プラスを記録しました。
アパートは埼玉県と千葉県が新築/中古とも前年同月比マイナスで、全体からみても埼玉県の減少傾向が著しく、新築で45.4%、中古で26.6%のマイナスになっています。好調だったのは神奈川県の新築アパートで、27.3%の増加でした。
1戸あたりの賃料はマンション・アパートとも上昇
・1戸あたりの成約賃料動向
【マンション】
首都圏全体:8.47万円(前年同月比+1.9%)
東京23区:9.75万円(前年同月比+2.3%)
東京都下:7.02万円(前年同月比-0.1%)
神奈川県:7.50万円(前年同月比+0.8%)
埼玉県:6.51万円(前年同月比-4.0%)
千葉県:6.87万円(前年同月比-0.9%)
【アパート】
首都圏全体:6.08万円(前年同月比+0.8%)
東京23区:7.18万円(前年同月比+3.6%)
東京都下:5.68万円(前年同月比-5.2%)
神奈川県:5.86万円(前年同月比-0.2%)
埼玉県:5.12万円(前年同月比-5.2%)
千葉県:5.28万円(前年同月比-1.1%)
2018年3月の1戸あたり成約賃料は、首都圏全体平均でマンションが8.47万円と、前年同月より1.9%の上昇になりました。アパートは6.08万円で0.8%上昇し、10カ月連続のプラスとなっています。2009年の値を100として指数化した賃料指数は、マンションが91.4で前月より3.5ポイントの上昇、3カ月ぶりにプラスとなりました。アパートは98.4で、前月より0.2ポイント下げています。
地域別では、東京23区がマンションで9.75万円の前年同月比2.3%上昇、アパートで7.18万円の3.6%上昇と、高騰傾向が続いています。しかしその他の地域では、神奈川県のマンションを除いて前年同月より下落、価格差が開く結果となりました。マンションでは、埼玉県が前年同月比-4.0%で最大の下落幅になり、6.51万円となっています。アパートは前年同月比5.2%の下落で東京都下と埼玉県が並び、それぞれ5.68万円、5.12万円になりました。
・平米あたり成約賃料動向
【マンション】
首都圏全体:2,671円(前年同月比+3.0%)
東京23区:3,150円(前年同月比+2.7%)
東京都下:2,277円(前年同月比+1.2%)
神奈川県:2,313円(前年同月比+1.6%)
埼玉県:1,903円(前年同月比-0.1%)
千葉県:1,945円(前年同月比+2.2%)
【アパート】
首都圏全体:2,374円(前年同月比+3.9%)
東京23区:3,023円(前年同月比+1.5%)
東京都下:2,186円(前年同月比-0.4%)
神奈川県:2,322円(前年同月比+3.6%)
埼玉県:1,766円(前年同月比+1.1%)
千葉県:1,740円(前年同月比+2.2%)
1平米あたりの成約賃料は、首都圏平均でマンションが2,671円、前年同月比3.0%の上昇となりました。アパートも3.9%の上昇で2,374円となっています。これでマンションは9カ月連続、アパートは13カ月連続のプラスになりました。
全体に成約物件の面積が前年同月に比べ縮小していたこともあり、平米あたりの賃料ではマイナスとなったエリアは少なく、埼玉県のマンションと東京都下のアパートが微減となったのを除けば、その他全地域のマンション・アパートで前年同月を上回る値になっています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
(調査内容・アットホーム調べ)
▼外部リンク
アットホーム株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
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