不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
満室の窓口
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不動産経済研究所が最新市場動向データを公開
株式会社不動産経済研究所は16日、2018年3月の「首都圏マンション・建売市場動向」レポートを公開、データの提供を開始しました。調査対象は、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県南部に立地する物件で、原則10戸以上のものとされています。
・首都圏マンション市場動向
新規発売戸数:3,617戸(前月比+45.3%、前年同月比+6.1%)
契約率:74.7%(前月比+9.7ポイント、前年同月比+8.5ポイント)
1戸あたり価格:6,220万円(前年同月比+11.3%)
平米単価:90.7万円(前年同月比+14.8%)
販売在庫数:6,498戸(前月末比-65戸、前年同月末比-251戸)
即日完売:162戸
2018年3月における首都圏全体のマンション新規発売は、206物件、3,617戸で、前月に比べ45.3%の大幅増となったほか、前年同月に比べても6.1%の増加となっていました。新規発売戸数に対する契約率も好調で7割を大きく上回る74.7%に上昇、前月から9.7ポイント、前年同月から8.5ポイント改善しています。全体として大型物件が需給を牽引し、活発な市況となりました。
1戸あたりの価格は6,220万円で、前年同月より632万円、率にして11.3%上昇、平米単価も90.7万円と90万円台にのり、前年同月比で11.7万円のプラス、率にして14.8%の上昇となっています。
即日完売となったのは、江戸川区の1物件162戸で、平均1.38倍、最高6.0倍を記録しました。3月末時点での翌月繰越販売在庫数は6,498戸となり、前月末より65戸減少、前年同月と比べると251戸の減少になっています。なお、2018年4月の新規発売は3,000戸が見込まれました。
・地域別マンション市場動向
【新規発売戸数】
東京都区部:1,513戸(前年同月比+10.5%)
都下:316戸(前年同月比-56.1%)
神奈川県:1,004戸(前年同月比+56.4%)
埼玉県:231戸(前年同月比-37.1%)
千葉県:553戸(前年同月比+78.4%)
【契約率】
東京都区部:70.7%
都下:76.6%
神奈川県:82.0%
埼玉県:52.4%
千葉県:80.5%
【平均価格】
東京都区部:7,094万円(前年同月比+7.0%)
都下:4,873万円(前年同月比-4.8%)
神奈川県:6,278万円(前年同月比+18.6%)
埼玉県:4,165万円(前年同月比-8.6%)
千葉県:5,354万円(前年同月比+37.2%)
【平米単価】
東京都区部:110.3万円(前年同月比+13.9%)
都下:69.0万円(前年同月比-1.8%)
神奈川県:88.0万円(前年同月比+19.6%)
埼玉県:58.9万円(前年同月比-6.4%)
千葉県:73.3万円(前年同月比+34.7%)
地域別にマンションの市場動向をみると、新規発売戸数は地域差が大きく、東京都下と埼玉県でそれぞれ前年同月比で56.1%、37.1%と大幅に減少、316戸、231戸になっています。一方で全体の4割強を占める東京都区部は、前年同月比10.5%の増加で1,513戸となりました。神奈川県と千葉県はより大幅なプラス傾向で、前年同月比がそれぞれ56.4%、78.4%の増加になっています。
契約率は埼玉県が52.4%と低い水準にとどまったのに対し、その他エリアはいずれも70%を上回る水準に、神奈川県と千葉県では80%を突破して、82.8%、80.5%となりました。
価格は東京都下と埼玉県で下落傾向ですが、上昇傾向となった東京都区部、神奈川県、千葉県では上昇幅が大きく、平米単価の前年同月比はいずれも2桁増を記録しています。中でも千葉県の上昇が顕著で、平均価格が前年同月比37.2%のアップとなる5,354万円、平米単価も34.7%のアップになる73.3万円でした。
建売住宅市場はやや低調
・首都圏建売住宅市場動向
新規発売戸数:311戸(前月比-12.4%、前年同月比-15.9%)
契約率:45.0%(前月比-13.9ポイント、前年同月比-6.6ポイント)
平均価格:5,481.8万円(前月比+4.2%、前年同月比+13.8%)
販売在庫数:833戸(前月末比-30戸、前年同月末比+63戸)
即日完売:19戸
2018年3月における首都圏の建売住宅新規発売戸数は311戸で、前月より12.4%、前年同月に比べても15.9%少ない値となりました。新規発売戸数に対する契約も140戸、率にして45.0%と低調で、前月比13.9ポイントの低下、前年同月比では6.6ポイントの低下になっています。
一方、平均価格は前月より総額で223.0万円、率にして4.2%上昇し、5,481.8万円になりました。前年同月と比較すると663.6万円の上昇、率にして13.8%の2桁増となっています。
翌月繰越販売在庫数は、発売後6カ月以内のもので833戸となり、前月末に比べて30戸減少、前年同月比では63戸の増加になっています。今回の即日完売は19戸でした。
・地域別建売住宅市場動向
【新規発売戸数】
東京都:87戸
神奈川県:32戸
埼玉県:106戸
千葉県:86戸
【契約率】
東京都:55.2%
神奈川県:68.8%
埼玉県:50.9%
千葉県:18.6%
【平均価格】
東京都:7,284.6万円
神奈川県:5,501.0万円
埼玉県:4,933.9万円
千葉県:4,326.0万円
地域別に建売住宅の市場動向をみると、新規発売は埼玉県が最多の106戸、東京都は87戸でした。茨城県の供給は0戸であったため、データがありません。契約率は東京都で55.2%、神奈川県で68.8%、埼玉県で50.9%となった一方、千葉県が低調で18.6%にとどまっています。
価格は東京都が最高額の7,284.6万円となり、以下神奈川、埼玉、千葉と続きます。千葉県は4,326.0万円で東京都とは3,000万円近い差になりました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は不動産経済研究所「首都圏マンション・建売市場動向」公開資料より)
▼外部リンク
株式会社不動産経済研究所 「首都圏マンション・建売市場動向 2018年3月度」公開資料
https://www.fudousankeizai.co.jp/
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