不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
満室の窓口
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
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三幸エステートが最新のオフィスマーケットレポートを公開
三幸エステート株式会社は12日、最新のオフィスマーケット調査月報となる「オフィスマーケットレポート4月号」を公開、データの提供を開始しました。2018年3月における東京都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビル市況をみることができます。
・調査定義
大規模ビル:1フロア面積が200坪以上の賃貸オフィスビル
現空面積:現在テナント未入居で契約後すぐ入居が可能な面積の合計
募集面積:各統計日時点で公開されているテナント募集面積の合計
なお調査における語句の定義は上記の通りで、統計は1994年1月1日から開始されたものになっています。
・東京都心5区大規模ビルの空室動向
空室率:1.16%(前月比-0.09ポイント)
現空面積:64,460坪(前月比-5,345坪)
東京都心5区大規模ビルにおける2018年3月の空室率は1.16%で、前月よりもさらに0.09ポイント低下、2006年7月に記録されたこれまでの最低値、1.20%を下回り、統計開始以来の最低値を更新する結果となりました。
現空面積も7万坪台を割り込んだ前月からさらに減少、6万坪台でも前半の水準に入る64,460坪になっています。市場の品薄感が一層高まったといえるでしょう。
賃料は小幅な上昇、建築中ビルからの募集面積が急増中
・東京都心5区大規模ビルの賃料動向
募集賃料:坪あたり28,072円(前月比+82円)
募集面積:313,082坪(前月比-20,987坪)
2018年3月の東京都心5区大規模ビル募集賃料は、共益費込みで坪あたり28,072円となり、前月より82円上昇しました。長く続いた27,000円台後半から、ついに28,000円台を回復しました。2009年9月以来のこととなります。募集面積は大量供給時期へと突入し、増加してきていましたが、今回は前月より20,987坪減少した313,082坪になっています。
統計開始以来最低値となるきわめて低い水準の空室率を背景に、引き締まった需給バランスで2013年から続く賃料上昇傾向が維持されていますが、上昇幅は小幅です。ファンドバブル時のピークに比較しても19%低い賃料水準にあり、面積ベースでのオフィスニーズは旺盛であるものの、高い賃料負担力をみせる企業は限られていること、コストパフォーマンスにこだわる慎重な企業が多いことなどが背景にあると考えられています。
・募集面積に占める建築中ビル割合
既存ビル:約177,000坪
建築中ビル:約136,000坪
直近の動向として、建築中ビルからの募集面積が増加しており、募集面積全体に占める割合が大きく伸びてきています。2018年3月時点では、建築中ビルが約136,000坪で、全体の43%に達しました。2017年8月には21%であったため、比較すると倍増していることが分かります。
既存ビルの募集面積が減少傾向を続ける中、大量供給が予定される2019年、2020年竣工の建築中ビルでテナント募集を早期に開始するケースが多くみられ、こうした建築中ビルの割合増というトレンドに拍車がかかっていると指摘されました。
ピックアップニュースは以上になります。
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(画像は三幸エステート「オフィスマーケットレポート 東京都心5区 4月号」公開資料より)
▼外部リンク
三幸エステート株式会社「オフィスマーケットレポート 東京都心5区 4月号」 公開資料
http://www.sanko-e.co.jp/download_file/view/9111/2186
三幸エステート株式会社 ホームページ
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