不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
満室の窓口
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
三鬼商事が最新オフィスビル市況データを公開
三鬼商事株式会社は12日、2018年3月時点の全国主要都市におけるオフィスマーケットデータを公開しました。札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡の各地域におけるビジネス地区の最新市況をみることができます。
・東京ビジネス地区の空室率動向
全体平均:2.80%(前月比-0.23ポイント、前年同月比-0.80ポイント)
新築ビル:8.90%(前月比-1.10ポイント、前年同月比-10.61ポイント)
既存ビル:2.70%(前月比-0.21ポイント、前年同月比-0.55ポイント)
2018年3月における東京ビジネス地区(都心5区:千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)の平均空室率は2.80%で、前月より0.23ポイント低下、2%台となりました。すでに十分低い水準にあった空室率がさらに低下し、需給が引き締まっています。
既存ビルの大型空室で成約が進んだことや、竣工1年未満のビルでも小規模な成約の動きがみられたこと、新規供給や解約の影響がさほどなかったことなどが主な低下要因です。これにより、地区全体の空室面積も1カ月間で約17,000坪減少したと報告されています。
新築ビルの空室率も再び1桁台、さらに9%を割り込む8.90%となり、前月より1.10ポイント、前年同月より10.61ポイント低い値になりました。新築ビル1棟が高稼働で竣工するなどしています。既存ビルの空室率は2.70%で、前月より0.21ポイント、前年同月より0.55ポイント低下しました。拡張移転などに伴う大型成約があったことなどが影響しています。
・地区別の空室率動向
千代田区:2.22%(前月比-0.40ポイント、前年同月比-1.05ポイント)
中央区:3.97%(前月比-0.56ポイント、前年同月比+0.35ポイント)
港区:3.43%(前月比+0.05ポイント、前年同月比-1.43ポイント)
新宿区:1.72%(前月比-0.15ポイント、前年同月比-0.38ポイント)
渋谷区:1.45%(前月比-0.07ポイント、前年同月比-0.88ポイント)
平均空室率を区別にみると、港区が0.05ポイントと前月よりわずかに上昇したものの、それ以外の区では全て低下となっていました。最も高い中央区が3.97%で、前月より0.56ポイント下げたものの、前年同月比で0.35ポイントの上昇になっています。千代田区、新宿区、渋谷区はいずれも前月比・前年同月比ともマイナスで、中でも渋谷区は1.45%と、1%台前半にまで低下しました。
賃料は全体に高騰続く、区別でも全エリア上昇
・東京ビジネス地区の平均賃料動向
全体平均:19,699円(前月比+199円、前年同月比+969円)
新築ビル:27,413円(前月比+205円、前年同月比-944円)
既存ビル:19,473円(前月比+209円、前年同月比+971円)
2018年3月時点における東京ビジネス地区の平均賃料は、坪あたり19,699円となり、前月より199円(1.02%)、前年同月に比べると969円(5.17%)高い値となっています。平均空室率の低下に伴い、高止まり傾向がみられた募集賃料も再び上昇基調を強めてきているといえるでしょう。なお平均賃料の上昇は、これで51カ月連続となりました。
新築ビルは坪あたり27,413円で、前年同月比では944円の下落でしたが、前月に比べると205円の上昇、既存ビルは19,473円で、前年同月比971円、前月比で209円の上昇です。
・地区別の平均賃料動向
千代田区:22,031円(前月比+205円、前年同月比+1,766円)
中央区:17,825円(前月比+293円、前年同月比+520円)
港区:20,103円(前月比+118円、前年同月比+741円)
新宿区:17,017円(前月比+265円、前年同月比+833円)
渋谷区:21,284円(前月比+118円、前年同月比+941円)
平均募集賃料を区別にみると、全エリアが前月比、前年同月比ともプラスで、価格の上昇が顕著な傾向となっています。坪あたり最高額の千代田区は22,031円で、前年同月より1,766円のアップとなりました。前月に比べても205円上昇しています。港区も2万円台を突破し、坪あたり20,103円へ上昇、千代田区、渋谷区とともに2万円超えの水準になりました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は三鬼商事「オフィスレポート 東京ビジネス地区 2018年4月号」公開資料より)
▼外部リンク
三鬼商事株式会社「オフィスレポート 東京ビジネス地区 2018年4月号」公開資料
https://www.e-miki.com/market/datacenter/prt/21_201804.pdf
三鬼商事株式会社 ホームページ
不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
次の繁忙期にこそ決める!長期空室が続く理由と空室対策アイデア7選
賃貸物件の空室期間が長引くと、オーナーにとっては収益の損失となり、管理の手間も増えてしまいます。 しかし、長期空室の理由を正確に把握し、適切な対策を講じることで、次の繁忙期には満室にする可能性を大きく引き上げることができます。 この記事では、長期空室が続く主な理由を整理し、空室対策として効果的な7つの方法をご紹介します。 次の繁忙期に向け、確実な入居率アップを目指すためのヒントをぜひお役立てください。
2024.10.31不動産投資
リノベーションの費用対効果とは〜キャッシュフロー分析が不可欠〜
不動産市場は絶えず変動していますが、その中でも特に注目されるのがリノベーションの利益性とその効果です。 本記事では、リノベーションの費用対効果を明らかにし、不動産投資におけるキャッシュフローを改善する具体的な戦略について解説します。
2024.10.23不動産投資
賃貸物件に「シェアサイクル」という選択肢|メリットと設置方法
最近、都市部を中心に「シェアサイクル」が急速に普及しています。 自転車を手軽にレンタルできるシェアサイクルは、環境にも優しく、交通渋滞の緩和や通勤時間の短縮にも貢献するなど、多くのメリットがあります。 その「シェアサイクル」を賃貸住宅にも取り入れる動きが始まっているのです。
2024.10.21