お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

不動産投資

2018.05.30

満室の窓口

今回の地価動向について

先日、3月28日に国土交通省より2018年1月1日時点の公示価格が発表されました。

■ 今回の地価動向の主なポイント

①全国:住宅地の平均変動率が10年ぶりに上昇に転じ、商業地及び全用途平均は、3年連続で上昇。 

②三大都市圏:住宅地・商業地ともに各圏域で上昇、大阪圏の商業地の上昇率は三大都市圏で最も高い。

③地方圏:住宅地は下落幅縮小が継続。商業地は26年ぶりに上昇に転じ、全用途平均でも下落を脱する。

■ 用途別の主なポイント

①住宅地:全国的に雇用・所得環境の改善が続く中、低金利環境の継続による需要の下支え効果もあって、利便性の高い地域を中心に地価の回復が進展している。

②商業地:良好な資金調達環境のもと、以下の背景から不動産需要は旺盛であり、地価は総じて堅調に推移している。

外国人観光客の増加を背景に店舗、ホテル等の進出意欲が依然として高い。都市中心部における再開発等 の進展による繁華性の向上。主要都市でのオフィス空室率の低下などにより、一部地域では賃料の改善も見られる。このような収益性の向上等を背景に、金融緩和による良好な資金調達環境もあいまって、法人投資家による不動産投資意欲は旺盛であることから、商業地の地価は総じて堅調に推移している。

③工業地:全国的に工業地への需要の回復が見られる。特に、インターネット通販の普及等もあり、道路アクセスの良い 物流施設の建設適地では大型物流施設建設に対する需要が旺盛。このため工業地の地価は総じて堅調である。

(東京カンテイ引用)

関連記事

  • 不動産投資

    賃貸併用住宅のメリットとデメリット

    本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

    2024.11.14
  • 不動産投資

    次の繁忙期にこそ決める!長期空室が続く理由と空室対策アイデア7選

    賃貸物件の空室期間が長引くと、オーナーにとっては収益の損失となり、管理の手間も増えてしまいます。 しかし、長期空室の理由を正確に把握し、適切な対策を講じることで、次の繁忙期には満室にする可能性を大きく引き上げることができます。 この記事では、長期空室が続く主な理由を整理し、空室対策として効果的な7つの方法をご紹介します。 次の繁忙期に向け、確実な入居率アップを目指すためのヒントをぜひお役立てください。

    2024.10.31
  • 不動産投資

    リノベーションの費用対効果とは〜キャッシュフロー分析が不可欠〜

    不動産市場は絶えず変動していますが、その中でも特に注目されるのがリノベーションの利益性とその効果です。 本記事では、リノベーションの費用対効果を明らかにし、不動産投資におけるキャッシュフローを改善する具体的な戦略について解説します。

    2024.10.23
  • 不動産投資

    賃貸物件に「シェアサイクル」という選択肢|メリットと設置方法

    最近、都市部を中心に「シェアサイクル」が急速に普及しています。 自転車を手軽にレンタルできるシェアサイクルは、環境にも優しく、交通渋滞の緩和や通勤時間の短縮にも貢献するなど、多くのメリットがあります。 その「シェアサイクル」を賃貸住宅にも取り入れる動きが始まっているのです。

    2024.10.21