不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
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国土交通省が住宅ローン供給状況の調査結果を公開
国土交通省は23日、「平成29年度民間住宅ローンの実態に関する調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。2003年度から実施されている調査で、民間金融機関に協力を依頼し、住宅ローンの供給状況の把握を目的に実施されている者です。
今回の調査対象機関は1,363機関で、回答機関は1,299機関、うち住宅ローン取扱機関は1,241機関でした。
・平成28年度新規貸出/年度末貸出残高
新規貸出額:18兆9,088億円(前年度比+5.6%)
貸出残高:160兆4,147億円(前年度末比+2.4%)
平成28年度の住宅ローン新規貸出額は、平成27年度に比べて6,918億円増加し、19兆円を間近とする18兆9,088億円となりました。業態別では「都銀・信託銀行他」が最多で7兆5,662億円、以下は「地銀」の4兆8,867億円、「モーゲージバンク等」の1兆9,102億円などとなっています。
貸出残高は、年度末時点で3,760億円、率にして2.4%増加し、160兆4,147億円となりました。業態別では「都銀・信託銀行他」が最多の59兆5,414億円、次いで「地銀」が51兆7,281億円です。3位は「信金」の13兆8,057億円となりました。
・新規貸出額における使途別割合
新築:58.0%(前年度比-10.7ポイント)
中古:16.7%(前年度比+0.6ポイント)
借換:25.3%(前年度比+10.1ポイント)
新規貸出額について使途別の内訳をみると、新築住宅の建設・購入等におけるものは8兆3,884億円で、全体におけるシェアは58.0%、平成27年度に比べ10.7ポイント減少しています。一方、中古住宅の購入向けは2兆2,235億円で、シェアが16.7%と0.6ポイント増加、他の住宅ローンからの借換実績は貸出額で4兆1,925億円、シェアが25.3%と前年度比で10.1ポイントの増加になっていました。
最多割合の変動金利型が減少、証券化ローンが増加
・新規貸出額における金利タイプ
変動金利型:50.2%(前年度比-6.3ポイント)
固定金利期間選択型:25.7%(前年度比-4.3ポイント)
全期間固定金利型:7.1%(前年度比+2.8ポイント)
証券化ローン:17.0%(前年度比+7.8ポイント)
新規貸出額を金利タイプ別の内訳でみると、「変動金利型」が引き続き最も高い割合となり、50.2%で過半を占めていますが、平成27年度に比べると6.3ポイント減少する結果になっていました。「固定金利期間選択型」も4.3ポイントの減少で、固定金利型では「全期間固定金利型」の方が増加しました。
全体の傾向では、「証券化ローン」の割合が17.0%と、前年度比で7.8ポイントの増加になり、シェアを大きく伸ばしていることが分かります。
・貸出残高における金利タイプ
変動金利型:58.1%(前年度末比+1.9ポイント)
固定金利期間選択型:30.0%(前年度末比-2.9ポイント)
全期間固定金利型:3.7%(前年度末比+0.6ポイント)
証券化ローン:8.2%(前年度末比+0.4ポイント)
平成28年度末時点の貸出残高を金利タイプ別にみた結果では、最多の「変動金利型」が58.1%で、次ぐ「固定金利期間選択型」は30.0%と前年度末より2.9ポイント減少しています。「固定金利期間選択型」の貸出残高は、全体におけるシェアを直近5年で年々低下させており、平成24年度末では37.6%と約4割あったシェアが3割にまで減少しました。「全期間固定金利型」と「証券化ローン」はいずれもややシェアを伸ばし、それぞれ3.7%、8.2%となっています。
・新規貸出「固定金利期間選択型」の期間別割合
2年:4.9%(前年度比-2.3ポイント)
3年:14.7%(前年度比-1.8ポイント)
5年:7.1%(前年度比-6.5ポイント)
10年:49.3%(前年度比-8.7ポイント)
10年以下その他:0.7%(前年度比-1.0ポイント)
10年超:23.3%(前年度比+20.3ポイント)
新規貸出の「固定金利期間選択型」で利用されている期間のタイプを分析すると、「固定金利期間選択型10年」が49.3%と圧倒的多数でトップシェアにある傾向は変わっていませんが、半数を割り込み、前年度に比べると8.7ポイントの減少になっていました。2年、3年、5年といったタイプも軒並みシェアを低下させる中、「固定金利期間選択型10年超」は増加に転じて23.3%になり、前年度比で20.3ポイントという大幅な伸びを記録しています。
・審査方法
スコアリング方式を中心に審査:14.2%(前年度比-2.1ポイント)
スコアリング方式で一部審査:32.7%(前年度比+5.1ポイント)
スコアリング方式は採用せず:53.1%(前年度比-3.0ポイント)
長期・固定金利の住宅ローンで融資審査を行う際、申し込み者データによって年収や返済負担率など審査項目ごとに点数をつけて合計点により可否を決定するスコアリング方式を用いているかどうか調べた結果では、平成29年度調査で、同方式を用いていない機関が53.1%と、これまでに続き最多であったものの、前年度に比べると3.0ポイント減少、一部は同方式を用いているとした機関が5.1ポイント増加して32.7%になりました。今回はややマイナスになりましたが、長期的にみると「スコアリング方式を中心に審査」する機関もやや増加傾向にあると報告されています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001227175.pdf
「平成29年度民間住宅ローンの実態に関する調査」結果報告資料
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