不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
満室の窓口
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全宅連・全宅保証が平成29年度の一人暮らしに関する意識調査結果を公開
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会と公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会は19日、平成29年度の「一人暮らしに関する意識調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。
調査は毎年行われているもので、今回は2018年1月26日~1月29日にインターネットアンケート方式で18歳以上の全国男女を対象に実施、2,800人の有効回答を得ました。2,800人の内訳は「現在一人暮らしをしている」人が1,374人、「今後一人暮らしをしたい/予定がある」人が1,426人で、この2層をパネルとした分析が行われています。
・現在の住まいにおける間取り
【全体】
3LDK以上:28.7%(前回比+6.5ポイント)
1K:13.2%(前回比-4.3ポイント)
ワンルーム:8.8%(前回比-1.9ポイント)
1LDK:8.1%(前回比-0.8ポイント)
2LDK:7.9%(前回比-1.5ポイント)
【18~29歳の現在一人暮らし】
1K:34.0%
ワンルーム:26.5%
1DK:11.2%
1LDK:8.9%
2K:3.8%
回答者全体を対象に、現居住の住まいにおける間取りを尋ねたところ、1位はこれまでと同様の「3LDK以上」で、3割弱となりました。これを「18~29歳の現在一人暮らし」層に限定すると、「ワンルーム」が26.5%、「1K」が34.0%など多数を占めるようになり、部屋数の少ないコンパクトな住まいを選んでいる人が多くなっています。
・賃貸の家賃
【全体】
2万円未満:4.3%
2万円台:4.2%
3万円台:10.4%
4万円台:17.7%
5万円台:18.5%
6万円台:18.2%
7万円台:10.4%
8万円台:6.0%
9万円台:2.7%
10万円以上:7.5%
【現在一人暮らし】
2万円未満:3.2%
2万円台:4.0%
3万円台:10.5%
4万円台:19.5%
5万円台:19.5%
6万円台:18.8%
7万円台:11.1%
8万円台:5.4%
9万円台:2.6%
10万円以上:5.2%
【今後一人暮らし意向あり】
2万円未満:8.0%
2万円台:4.9%
3万円台:10.1%
4万円台:11.1%
5万円台:14.9%
6万円台:16.0%
7万円台:8.0%
8万円台:8.3%
9万円台:3.1%
10万円以上:15.6%
現在、賃貸物件(マンション・アパート・一戸建て)に居住している人を対象に、家賃を調べた結果では、全体で5万円台が最多の18.5%、次いで6万円台の18.2%となり、10万円以上も7.5%みられました。平均は6.09万円で、家族との同居者も含まれるため6万円台~10万円以上の回答が比較的多くなっています。
現在、一人暮らしをしている人に限定すると、4万円台と5万円台が19.5%の同率でトップ、次いで6万円台の18.8%となりました。平均は5.9万円で、部屋数の少ない間取りの物件に居住していることもあり、相対的に安めとなっています。
一方、今後一人暮らしを望んでいる人では、回答が分散し、最多は6万円台の16.0%でしたが、次いで多いのは10万円以上の15.6%、それに対し、2万円未満も他の属性に比べて多い8.0%となりました。
セキュリティや駅近に対する関心で高まり
・一人暮らしの部屋探しで重視する建物ポイント
間取りの広さ:63.7%(前回比-3.9ポイント)
日当たり:52.7%(前回比-4.5ポイント)
耐震性:38.6%(前回比+1.7ポイント)
築年数:41.7%(前回比+3.4ポイント)
セキュリティ:38.4%(前回比+5.6ポイント)
駐車場の有無:27.2%(前回比-18.7ポイント)
一人暮らしの部屋探しで、家賃以外に建物に関して重視するポイントを複数回答で挙げてもらったところ、トップは「間取りの広さ」で6割を超えましたが、前回調査に比較すると3.9ポイント低下しました。2位の「日当たり」も52.7%と高い率であるものの4.5ポイントのマイナスになっています。
一方で「セキュリティ」への関心は前回より5.6ポイントと上昇し、38.4%となりました。「駐車場の有無」は大幅に回答率を下げ、18.7ポイントマイナスの27.2%にとどまっています。なお、今後一人暮らしの意向があるとした層では、現在一人暮らしの層よりもより「耐震性」と「セキュリティ」を重視する傾向がみられました。
・一人暮らしの部屋探しで重視する環境ポイント
コンビニ・スーパーなどの有無:63.0%(前回比-5.9ポイント)
駅が近い:55.5%(前回比+13.6ポイント)
学校・職場に近い:41.5%(前回比-3.5ポイント)
静けさ:32.0%(前回比-6.9ポイント)
医療機関の有無:27.1%(前回比横ばい)
一人暮らしの部屋探しで、家賃以外に環境に関して重視するポイントを尋ねた結果では、これまでの調査と同様、「コンビニ・スーパーなどの有無」がトップで6割超の回答を集めたものの、前回よりは5.9ポイント低下し、2位の「駅が近い」が13.6ポイント上昇しました。より駅近物件が好まれているようです。
属性別では、若年層で「学校・職場に近い」を選ぶ人が多く、中・高年齢層になると「静けさ」や「公園などの自然環境」を重視して選ぶとした人が多くなっていました。今後一人暮らしをしたいという人では、「医療機関の有無」を重視する人が多かったのも特徴的な点として報告されています。
・一人暮らしの部屋探しで重視する部屋の設備ポイント
バスとトイレが別:61.1%(前回比-7.7ポイント)
エアコン付:59.1%(前回比-0.9ポイント)
収納スペース:55.3%(前回比-5.4ポイント)
インターネット接続:49.0%(前回比-0.7ポイント)
室内洗濯機置き場:40.5%(前回比-4.4ポイント)
部屋の設備で重視するポイントでは、1位が「バスとトイレが別」、2位が「エアコン付」、3位が「収納スペース」でいずれも5割以上の回答を集めてトップ3を構成するかたちになったのは、過去の調査結果と同様でした。しかし、ポイント数では全体的に低下気味で、絶対視しない人も増えているようです。
現在一人暮らしをしている層では、「バスとトイレが別」を選ぶ人が、今後一人暮らしをする意向の人では、「インターネット接続」を選ぶ人が多いといった違いがみられました。男女別では、女性の方が部屋の設備にこだわりがあることも分かっています。
・一人暮らしの不安
【全体】
経済的に厳しい:41.4%
病気:32.5%
家事:29.0%
災害や事故:17.3%
空き巣や強盗など防犯面:14.7%
孤独:13.9%
【現在一人暮らし】
経済的に厳しい:35.4%
病気:32.0%
家事:29.1%
災害や事故:16.9%
空き巣や強盗など防犯面:9.5%
孤独:12.1%
【今後一人暮らし意向あり】
経済的に厳しい:47.2%
病気:33.0%
家事:28.9%
災害や事故:17.7%
空き巣や強盗など防犯面:19.7%
孤独:15.7%
一人暮らしで困ること、不安に思うことを尋ねると、全体では「経済的に厳しい」が最多の41.4%で、以下「病気の時」、「家事が面倒」などと続きました。現在一人暮らしの層と今後一人暮らしの意向がある層を比較すると、「経済的に厳しい」や「防犯面」は、すでに一人暮らしをしている人の方で10ポイント以上少なくなっており、実際に住み始めてみると軽減される不安点になっているのかもしれません。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は全宅連・全宅保証「平成29年度一人暮らしに関する意識調査」結果公開資料前編より)
▼外部リンク
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会/公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会 プレスリリース
https://www.zentaku.or.jp/news/2714/
「平成29年度 一人暮らしに関する意識調査」結果公開資料前編
同結果公開資料後編
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