不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
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不動産経済研究所が最新のマンション・建売市場動向を公開
株式会社不動産経済研究所は15日、2018年2月の「首都圏マンション・建売市場動向」を発表しました。発売戸数や価格、契約率の動向などをみることができます。
・首都圏マンション販売動向
新規発売戸数:2,490戸(前月比+28.7%、前年同月比+7.8%)
契約戸数:1,619戸
月間契約率:65.0%(前月比-0.2ポイント、前年同月比-3.4ポイント)
即日完売:10戸
翌月繰越販売在庫数:6,563戸(前月末比-312戸、前年同月末比-31戸)
2018年2月における首都圏の新規マンション発売戸数は2,490戸で、前月から28.7%の大幅増、前年同月に比較しても7.8%の増加となり、2カ月連続のプラスになりました。一方、月間契約率は65.0%とやや低下しています。
即日完売となったのは、全体の0.4%にあたる10戸で、フラット35登録物件戸数は2,326戸と、全体の93.4%にのぼりました。2月末時点における翌月繰越販売在庫数は6,563戸となり、前月末より312戸減少、前年同月末比でも31戸少ない値となっています。なお2018年3月の新規発売戸数は3,000戸が見込まれました。
・首都圏マンション地域別発売戸数
東京都区部:1,104戸(前年同月比-3.0%)
東京都下:353戸(前年同月比+4.1%)
神奈川県:552戸(前年同月比+28.1%)
埼玉県:234戸(前年同月比+32.2%)
千葉県:247戸(前年同月比+9.8%)
地域別に発売戸数の内訳をみると、東京都区部で前年同月を割り込んだものの、それ以外の地域ではこれを上回り、中でも神奈川県は28.1%増の552戸、埼玉県は32.2%の234戸と大きく増えています。
・首都圏地域別契約率
東京都区部:69.8%
東京都下:62.9%
神奈川県:65.4%
埼玉県:51.3%
千葉県:58.7%
契約率では、東京都区部が最も高い69.8%で70%をわずかに切る値でした。一方、最も低い埼玉県は51.3%と約半数になっています。
・首都圏マンション価格動向
1戸あたり価格:6,128万円(前月比+15.8%、前年同月比+5.8%)
平米単価:88.9万円(前月比+13.0%、前年同月比+4.3%)
首都圏マンションの1戸あたり平均価格は、6,000万円の大台を突破し6,128万円に上昇、前月比では835万円、率にして15.8%のプラスとなりました。前年同月比でも5.8%の上昇です。1平米あたりの単価でみても、88.9万円と高水準で、前月より13.0%、前年同月より4.3%の上昇になっていました。
・首都圏地域別平米単価
東京都区部:111.5万円(前年同月比+4.6%)
東京都下:86.9万円(前年同月比+13.6%)
神奈川県:75.6万円(前年同月比+10.5%)
埼玉県:62.4万円(前年同月比+8.0%)
千葉県:56.4万円(前年同月比+7.0%)
平米単価を地域別にみても、全地域が前年同月比で上昇し、東京都区部は111.5万円に、東京都下、神奈川県ではそれぞれ13.6%、10.5%の2桁プラスを記録しています。
建売住宅の契約率は58.9%に上昇
・首都圏建売住宅販売動向
新規発売戸数:355戸(前月比+25.4%、前年同月比-20.6%)
契約戸数:209戸
月間契約率:58.9%(前月比+34.2ポイント、前年同月比+3.9ポイント)
平均価格:5,258.8万円(前月比+14.2%、前年同月比+6.0%)
翌月繰越販売在庫数:863戸(前月末比-59戸、前年同月末比+34戸)
2018年2月の首都圏における建売住宅の新規発売戸数は355戸で、前月より25.4%増加したものの、依然前年同月比では20.6%のマイナスとなっています。新規発売戸数に対する契約戸数は209戸で、月間契約率は58.9%でした。前月は24.7%と低い水準でしたが、反動もあってか34.2ポイントと大きく改善しています。前年同月比でも3.9ポイントの上昇になりました。
1戸あたりの平均価格は5,000万円を超え、5,258.8万円にまで上昇、前月より653.7万円、率にして14.2%、前年同月よりも297.3万円、率にして6.0%のプラスとなっています。即日完売はなく、月末時点の繰越販売在庫数は863戸、前月より59戸減少しました。
・地域別動向
【新規発売戸数】
東京都:175戸
神奈川県:33戸
埼玉県:67戸
千葉県:80戸
【契約率】
東京都:81.1%
神奈川県:36.4%
埼玉県:38.8%
千葉県:36.3%
【平均価格】
東京都:6,682.7万円
神奈川県:5,148.5万円
埼玉県:3,778.7万円
千葉県:3,492.2万円
地域別の内訳をみると、新規発売は東京都が全体の約半数を占める175戸で、次いで多かったのは千葉県の80戸でした。神奈川県は33戸にとどまっています。契約率は東京都が81.1%と群を抜いて高く、その他の県はいずれも30%台後半となりました。
平均価格では、東京都が6,682.7万円と高値で推移しており、神奈川県も5,148.5万円になっています。埼玉県、千葉県は3,000万円台です。なお茨城県は2月の新規供給がなかったため、いずれもデータなしとなりました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は不動産経済研究所「2018年2月度 首都圏マンション・建売市場動向」公開資料より)
▼外部リンク
株式会社不動産経済研究所 「2018年2月度 首都圏マンション・建売市場動向」公開資料
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