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【pickupニュース】マンション選びで男性は資産性、女性は環境・設備を重視の傾向

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。

今回ピックアップするニュースはこちら！

スタイルアクトがマンション購入検討時の男女別こだわりを調査

スタイルアクト株式会社は22日、同社の運営するマンション情報サイト「住まいサーフィン」の会員を対象に、「マンション選びにおいての男女の思考の違い」に関する調査を実施、その結果をとりまとめ公開しました。

調査は2017年9月8日～13日に、マンション購入を検討する全国の「住まいサーフィン」会員、男女575人に実施したものとなっています。

・購入検討時に知りたい情報

新築マンションの価格表：男性25％、女性36％

駅の相場：男性24％、女性28％

管理会社調査など各種調査結果：男性11％、女性13％

マンション購入を検討している段階で知りたい情報としては、「新築マンションの価格表」が男性では25％であったのに対し、女性は36％とより高く、価格に敏感であることがうかがわれました。「駅の相場」や「各種調査結果」については、あまり男女差はみられず、それぞれ25％程度、10％強の選択率になっています。

・役に立った情報

各マンションの資産性：男性53％、女性44％

各マンションの評価：男性65％、女性70％

新築マンションの価格表：男性21％、女性28％

実際に検討で役立った情報としては、「マンションの資産性」が男性で53％と女性より9ポイント高く、男性はその他の項目に比べ資産性を重視する傾向がみられます。「マンションの評価」は男女とも意識する人が多く、男性で65％、女性で70％の人が役に立ったと感じていました。

購入後の失敗談では男女とも「音」問題が多数

・注目した情報

学区年収、保育園に入りにくい駅：男性5％、女性10％

管理会社調査、住み心地満足度調査：男性14％、女性16％

・具体的に相談したい内容

マンション相場全体：男性63％、女性48％

建物・設備：男性36％、女性52％

注目した情報では、学区年収や保育園の入りにくい駅、管理会社調査や住み心地の満足度調査など、いずれも日々の生活に密着した情報について、男性より女性の方が注目している割合が高く、これらのポイントが購入検討時の意見にも反映されている可能性があることが分かりました。

また具体的に相談したい内容では、「マンション相場全体のこと」を男性の6割超が選択、半数を割り込んだ女性に比べ15ポイントも高い結果となった一方、「建物や設備のこと」は男性が36％にとどまる中、女性は過半の52％で16ポイント高くなりました。

全体的にみて、市場全体を見通したマンションの資産性が気になる男性と、日々の生活を具体的に意識し環境や設備など物件の細かなところまで確認したいと考える女性という違いが浮き彫りになったといえるでしょう。

現代は共働きの夫婦が多く、家事や子育ての分担が問題となることも多くなっています。家事や育児に積極的に参加する男性が増えてきたとはいえ、まだ女性が中心となって家事を進めている割合が高いと想定されることから、女性の方が環境や設備へのこだわりが強いという結果につながった可能性もあります。

・購入後に失敗と感じた内容

男女共通：音問題が多数

男性：設備・環境面が多め

女性：売却時などの資産性が多め

マンション購入後に尋ねた“失敗だった”と思うポイントでは、男性・女性ともに音に関する問題が多くを占めていたそうです。マンションにおける音の問題は深刻かつ避けられないものであり、日々の快適性に大きな影響を及ぼすほか、入居前に24時間ずっとその物件における状況を確認することはできないため、住み始めて問題に気づくことが多くなっていると考えられます。

男女別で比較すると、男性の場合「駐車場が使いにくかった」、「風通しが悪かった」など、設備や環境面についてあげる人が多く、逆に女性では「売却を考慮して購入しておけば良かった」といった資産性の面をあげる声が多くなっていました。購入検討時に気になる傾向とちょうど逆の結果になっていることから、互いが重視する点をつき合わせて話し合い、検討を重ねておくと、後の失敗を回避しやすくなる可能性があるでしょう。

ピックアップニュースは以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）

▼外部リンク

スタイルアクト株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000007875.html

スタイルアクト株式会社　ニュース

http://styleact.co.jp/news/?p=2940