不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
2024.11.14不動産投資
2018.05.30
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東日本レインズが最新の「月例マーケットウオッチ」を公開
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は13日、2018年1月分の「月例マーケットウオッチ」を公開、首都圏(1都3県)の不動産流通市場最新動向に関するデータ提供を開始しました。なお、札幌市、仙台市の動向についてもみることができます。
・首都圏中古マンション成約動向
成約件数:2,641件(前月比-12.3%、前年同月比-7.7%)
平米単価:51.60万円(前月比-0.6%、前年同月比+4.6%)
価格:3,359万円(前年同月比+7.0%)
専有面積:65.09平方メートル(前年同月比+2.4%)
築後年数:20.78年
2018年1月における首都圏の中古マンション成約件数は2,641件で、前月より12.3%の2桁マイナス、前年同月比でも7.7%のマイナスとなりました。前年同月比で増加となった前月から、再び減少に転じています。
平米単価は、前月に比べるとわずかに下げたものの、前年同月比で4.6%上昇の51.60万円、価格は7.0%上昇の3,359万円でした。専有面積は前年同月よりやや拡大し、65.09平方メートルになっています。
・首都圏中古マンション在庫状況
新規登録件数:17,062件(前月比+8.3%、前年同月比+4.3%)
新規登録平米単価:55.43万円(前月比+0.3%、前年同月比+0.1%)
在庫件数:46,155件(前月比+1.7%、前年同月比+5.8%)
在庫平米単価:57.05万円(前月比+0.4%、前年同月比-0.2%)
在庫状況をみると、1月の新規登録は17,062件で、前月比、前年同月比ともプラス、前年同月を上回るのは5カ月連続になっています。在庫件数も増加しており、46,155件で32カ月連続の前年同月比プラスでした。
新規登録物件の平米単価は55.43万円で、前月より0.3%の上昇、前年同月に比べてもほぼ横ばいながらわずかにプラスを維持しています。在庫平米単価は57.05万円で、こちらもほぼ横ばいですが、前年同月比ではわずかに下落、0.2%のマイナスでした。
・地域別中古マンション成約動向
【成約件数】
東京都区部:1,152件(前月比-11.4%、前年同月比-5.4%)
多摩:251件(前月比-12.5%、前年同月比-9.4%)
横浜・川崎市:439件(前月比-18.1%、前年同月比-10.0%)
神奈川県他:160件(前月比-14.9%、前年同月比-18.8%)
埼玉県:307件(前月比-8.1%、前年同月比-10.8%)
千葉県:332件(前月比-9.3%、前年同月比-1.5%)
【成約平米単価】
東京都区部:74.34万円(前月比-1.0%、前年同月比+5.3%)
多摩:39.05万円(前月比-5.1%、前年同月比-0.1%)
横浜・川崎市:46.95万円(前月比+1.5%、前年同月比+2.9%)
神奈川県他:29.40万円(前月比-2.2%、前年同月比-12.8%)
埼玉県:30.77万円(前月比+2.6%、前年同月比+3.9%)
千葉県:28.66万円(前月比+3.9%、前年同月比+8.8%)
地域別に成約動向をみると、成約件数では全地域が前月比、前年同月比ともマイナスとなり、低調さが顕著になっています。とくに横浜・川崎市と神奈川県他、埼玉県では、前年同月に比べ2桁減と大きく落ち込んでいます。多摩も9.4%とやや大きな低下で、5カ月ぶりのマイナスになりました。
成約平米単価では、前月比で都区部と多摩、神奈川県他がマイナス、前年同月比では多摩と神奈川県他がマイナスとなっています。神奈川県他の下落は、前年同月比12.8%のマイナスと大きく、維持していた30万円台を割り込みました。一方、埼玉県と千葉県は上昇基調になり、埼玉県は3カ月連続、千葉県は4カ月ぶりで前年同月を上回っています。都区部は前月比ではやや下落したものの、74.34万円と引き続き高い水準にありました。
中古戸建の成約は前年比ほぼ横ばい、新規登録は増加
・首都圏中古戸建住宅成約動向
成約件数:846件(前月比-17.4%、前年同月比-0.1%)
価格:3,245万円(前月比+3.5%、前年同月比+4.6%)
土地面積:144.59平方メートル(前年同月比+0.8%)
建物面積:106.82平方メートル(前年同月比+2.0%)
築後年数:21.03年
首都圏の2018年1月における中古戸建住宅成約件数は846件で、大きく伸びた前月からは17.4%のマイナスになったものの、前年同月比ではほぼ横ばいとなりました。価格は前月比、前年同月比ともプラスで、3,245万円に上昇しています。
土地面積は前年同月に比べ0.8%とやや拡張し、144.59平方メートルに、建物面積も前年同月比2.0%の拡張で106.82平方メートルでした。築後年数は21.03年です。
・首都圏中古戸建住宅在庫状況
新規登録件数:5,518件(前月比+17.7%、前年同月比+5.6%)
新規登録価格:3,721万円(前月比-3.5%、前年同月比-1.8%)
在庫件数:19,232件(前月比+2.7%、前年同月比+4.8%)
在庫価格:3,933万円(前月比-0.8%、前年同月比+1.3%)
1月の新規登録件数は、5,000を割り込んで少なめの供給となった前月の反動もみられてか、前月比で17.7%と2桁増、前年同月比でも5.6%の増加となり、5,518件にのぼりました。在庫もこれにつれて増加し、前年同月より4.8%増の19,232件になっています。
新規登録物件の価格はやや下落し、前月比、前年同月比ともマイナスの3,721万円、在庫価格は前月よりわずかに下げたものの、前年同月比では1.3%のプラスを維持した3,933万円でした。
・地域別中古戸建住宅成約動向
【成約件数】
東京都区部:164件(前月比-18.8%、前年同月比+18.8%)
多摩:116件(前月比-19.4%、前年同月比-7.9%)
横浜・川崎市:128件(前月比-11.1%、前年同月比+1.6%)
神奈川県他:95件(前月比-31.2%、前年同月比-4.0%)
埼玉県:161件(前月比-15.3%、前年同月比-7.5%)
千葉県:182件(前月比-11.7%、前年同月比-1.1%)
【成約価格】
東京都区部:5,828万円(前月比+9.3%、前年同月比+10.1%)
多摩:3,438万円(前月比+2.2%、前年同月比+4.2%)
横浜・川崎市:3,546万円(前月比-5.9%、前年同月比-17.5%)
神奈川県他:2,527万円(前月比+1.2%、前年同月比-0.6%)
埼玉県:2,100万円(前月比+7.9%、前年同月比+3.6%)
千葉県:1,970万円(前月比+3.5%、前年同月比+7.8%)
地域別に中古戸建住宅の成約動向をみた結果では、成約件数が全地域で前月比2桁減となっています。ただし前年同月比では、都区部が18.8%と大きく増加、横浜・川崎市は1.6%とやや増加していました。前年同月比でみると、多摩や埼玉県が7~8%のやや大きな減少を記録しています。前月からの変化では神奈川県他の31.2%マイナスが目立ちました。
成約価格は、上昇する地域が多い中、横浜・川崎市で前年同月より17.5%の下落で3,546万円になっています。前月よりもさらに5.9%下げており、他地域との傾向の差が顕著です。同じ神奈川県他も、前年同月比で0.6%と小幅ながら下落し、ほぼ横ばいながら3カ月連続のマイナスになりました。
一方、都区部は前年同月比で10.1%の2桁上昇、前月比でも9.3%の上昇で、5,828万円となりました。多摩も5カ月連続で前年同月を上回り、3,438万円になっています。また埼玉県は4カ月ぶりに前年同月比プラスを回復、2,100万円となりました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は東日本レインズ「月例マーケットウオッチ」公開資料より)
▼外部リンク
公益財団法人東日本不動産流通機構 「月例マーケットウオッチ 2018年1月分」 公開資料
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