不動産投資
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2024.11.14不動産投資
2018.05.31
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国土交通省が最新の「建設総合統計」データを公開
国土交通省は19日、2017年11月分の「建設総合統計」資料を公開しました。この統計は、建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額データを着工ベースの全額とし、過去の調査をもとに算定した工事進捗率を適用、月次の建設工事出来高に展開させた加工統計です。
・建設工事出来高の概要
出来高総計:4兆9,709億円(前年同月比+4.3%)
民間の出来高総計:2兆8,859億円(前年同月比+5.6%)
公共の出来高総計:2兆851億円(前年同月比+2.5%)
2017年11月における建設工事の出来高総計は4兆9,709億円で、前月よりも増加したほか、前年同月比でも4.3%の増加になっています。5兆円を間近とする高水準で、2013年度以降のデータでは最高値でした。
このうち民間の出来高総計は2兆8,859億円で、前年同月より5.6%の増加、公共の出来高総計も2兆851億円と、前年同月比2.5%増になっています。
・民間の内訳
建築:2兆3,630億円(前年同月比+5.0%)
うち居住用:1兆4,459億円(前年同月比+1.3%)
うち非居住用:9,171億円(前年同月比+11.5%)
土木:5,229億円(前年同月比+8.4%)
民間の建設工事出来高を内訳でみると、全項目が前年同月比でプラスになっていました。とくに非居住用建築は9,000億円台で、前年同月から11.5%の増加と伸びが目立っています。土木も好調で5,229億円の前年同月比8.4%増でした。
全体として活況、東北と近畿はやや減少に
・公共の内訳
建築:3,514億円(前年同月比-1.1%)
うち居住用:504億円(前年同月比-9.6%)
うち非居住用:3,010億円(前年同月比+0.4%)
土木:1兆7,337億円(前年同月比+3.3%)
2017年11月の公共建設工事の出来高内訳では、建築が1.1%と前年同月よりやや減少しましたが、多くを占める土木が3.3%の増加となったことから、全体を押し上げてプラスになったことが分かります。建築では、居住用が前年同月比9.6%の減少でした。
・地域別出来高動向
北海道:2,973億円(前年同月比+19.6%)
東北:5,561億円(前年同月比-4.3%)
関東:1兆7,364億円(前年同月比+7.7%)
北陸:2,559億円(前年同月比+2.5%)
中部:5,634億円(前年同月比+1.1%)
近畿:5,865億円(前年同月比-1.8%)
中国:2,579億円(前年同月比+1.6%)
四国:1,515億円(前年同月比+6.7%)
九州・沖縄:5,659億円(前年同月比+7.7%)
出来高を地域別にみた結果では、東日本大震災の復旧復興工事の影響も考えられる東北が前年同月比で減少となったほかは、概ね前年同月より増加しています。唯一、近畿で1.8%のやや減少が記録されました。大幅な伸びとなったのは北海道で、2,973億円の前年同月比19.6%増になっています。
ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は国土交通省「建設総合統計」公開資料より)
▼外部リンク
国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000732.html
国土交通省 「建設総合統計」2017年11月分 公開資料
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