不動産投資
中古マンションのリノベーション投資|メリットとデメリット
人生100年時代といわれる今、不動産投資が注目されています。 中古マンションのリノベーション投資は、初期投資の負担を軽減できる点で、新築物件投資が難しい方々にも注目されています。 この記事では、中古マンションリノベーション投資のメリット・デメリットと、不動産投資の失敗例、投資を始める際の重要なポイントを解説します。
2024.04.03不動産投資
2018.05.31
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住宅金融支援機構が利用予定者の最新実態調査結果を公開
独立行政法人住宅金融支援機構は15日、2017年度第1回「民間住宅ローン利用者の実態調査」における「民間住宅ローン利用予定者編」の結果データをとりまとめて公開しました。この調査は、従来は年3回、2016年度からは年2回のペースで実施されているもので、最新の消費者意識や市場動向をみることができます。
調査は、2017年10月に、インターネット調査会社のモニターパネル230万件の中から、今後5年以内に具体的な住宅取得予定がありそれに伴った民間住宅ローンの利用を予定している人で、全国の20歳以上60歳未満に該当する人を抽出して依頼、ネットアンケート方式で実施し、先着順に得られた1,500件を有効回答としています。
・希望する住宅ローン金利タイプ
全期間固定型:35.3%(前回比-2.1ポイント)
固定期間選択型:37.5%(前回比+0.2ポイント)
変動型:27.2ポイント(前回比+1.9ポイント)
希望する住宅ローンの金利タイプを尋ねたところ、2017年4月に実施した前回調査に比べ、「全期間固定型」が減少し、「変動型」が増加、「固定期間選択型」はほぼ横ばいという結果になりました。
・今後1年間の金利見通し
現状より上昇:30.1%(前回比-3.9ポイント)
ほとんど変わらない:43.2%(前回比+4.9ポイント)
現状より低下:8.4%(前回比-0.4ポイント)
見当がつかない:18.3%(前回比-0.6ポイント)
【変動型希望】
現状より上昇:26.5%(前回比-2.3ポイント)
ほとんど変わらない:52.7%(前回比+6.3ポイント)
現状より低下:7.1%(前回比-1.1ポイント)
見当がつかない:13.7%(前回比-2.9ポイント)
【固定期間選択型希望】
現状より上昇:30.4%(前回比-3.4ポイント)
ほとんど変わらない:46.0%(前回比+5.5ポイント)
現状より低下:9.2%(前回比-1.3ポイント)
見当がつかない:14.4%(前回比-0.8ポイント)
【全期間固定型希望】
現状より上昇:32.7%(前回比-5.1ポイント)
ほとんど変わらない:32.9%(前回比+2.4ポイント)
現状より低下:8.5%(前回比+1.0ポイント)
見当がつかない:25.9%(前回比+1.7ポイント)
今後1年間の住宅ローン金利がどうなるか、見通しを立ててもらうと、全体平均では「現状より上昇」とみる見方が減少し、「ほとんど変わらない」とする人が増えています。
金利タイプの希望別でみても、「現状より上昇」の見通しをもつ人はすべてで減少しており、「ほとんど変わらない」との見方が強まりました。「全期間固定型」の希望者では、他のタイプよりも低下を見込む人、先行きが見通せないと感じる人が多く、唯一前回に比べ「現状よりも低下する」とした人の割合が増加になっています。
住宅買い時感がやや低下傾向に
・買い時意識
買い時と思う:41.2%(前回比-0.7ポイント)
分からない:39.5%(前回比+0.4ポイント)
買い時と思わない:19.3%(前回比+0.2ポイント)
・買い時と思う理由
住宅ローン金利が低水準:76.9%(前回比-6.4ポイント)
消費税率引き上げ前:45.0%(前回比+11.7ポイント)
税制のメリットが大きい:27.5%(前回比+0.4ポイント)
住宅価格が安くなった:20.2%(前回比+0.3ポイント)
住宅取得促進策が実施されている:9.2%(前回比-0.7ポイント)
日本銀行のマイナス金利政策:8.3%(前回比-5.2ポイント)
・買い時でない/分からない理由
将来の収入や生活が不安:30.5%(前回比+1.1ポイント)
自己資金・頭金が不十分:27.0%(前回比+1.9ポイント)
気に入った物件・条件に合う物件がない:23.5%(前回比-2.1ポイント)
景気の先行きが不透明:21.3%(前回比+4.3ポイント)
住宅価格は下がると思う:17.5%(前回比+1.7ポイント)
特になし:15.9%(前回比+1.6ポイント)
収入が減った:9.9%(前回比+0.8ポイント)
次に、現在は住宅取得のチャンスかどうか、買い時感を尋ねたところ、買い時だと思う人は41.2%で前回よりも低下、近年では2016年10月調査の44.1%をピークに減少傾向が続く結果となりました。全体の割合では、依然「買い時」と感じている人が最多であるものの、買い時ではないとみる人も増えてきています。
買い時と思う理由では、「住宅ローン金利が低水準だから」が前回と同じく最多回答となりましたが、その割合は減少し、それに次ぐ「消費税率引き上げ前だから」の回答割合が増加しました。
逆に買い時でない、分からないとした、住宅取得に踏み切れない人の理由では、「将来の収入や生活に不安があるから」や「自己資金・頭金が不十分だから」が多くを占め、前回よりいずれも増加しています。「景気の先行きが不透明」と回答した人も4.3ポイントと大きく増えました。
・住宅取得時の重視点(3つまで回答可能)
価格・費用:74.9%(前回比-0.8ポイント)
間取り:33.3%(前回比-0.1ポイント)
耐震性能:26.0%(前回比-0.9ポイント)
立地・災害などに対する安全性:25.2%(前回比-1.3ポイント)
耐久性:16.7%(前回比+1.3ポイント)
住宅の広さ:13.1%(前回比+1.0ポイント)
省エネ機能:12.1%(前回比-2.8ポイント)
住宅取得にあたり、特に重視する点を3つまで答えてもらったところ、「価格・費用」が他を大きく引き離すトップで、74.9%を占めました。前回調査の傾向から大きな変化はありませんが、「耐久性」や「住宅の広さ」への関心が増し、「省エネ機能」を重視する人がやや減少しています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は住宅金融支援機構「民間住宅ローン利用者の実態調査 利用予定者編」公開資料より)
▼外部リンク
独立行政法人住宅金融支援機構 2017年度第1回「民間住宅ローン利用者の実態調査 利用予定者編」公開資料
http://www.jhf.go.jp/files/400344802.pdf
独立行政法人住宅金融支援機構 調査結果提供ページ
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