不動産投資
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
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2018.05.31
満室の窓口
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ビルディング企画が最新オフィス市況調査結果を公開
株式会社ビルディング企画は10日、2017年10月度の「全国6大都市圏 オフィス市況調査」結果の公開を開始しました。東京、名古屋、大阪、福岡、札幌、仙台の主要エリアにおける最新オフィスビル市況をみることができます。
調査対象は、2017年10月にテナント募集を行った8,041棟で、平均空室率は基準階床面積100坪以上のビル、平均推定成約賃料は基準階床面積100~300坪未満のビルにおいて算出しています。新築物件は竣工後1年未満のビルを指すものと定義されました。
・東京主要5区空室率
全体平均:3.81%(前月比-0.16%)
新築平均:28.13%(前月比+3.54%)
千代田区:3.41%(前月比-0.19%)
中央区:7.39%(前月比+0.16%)
港区:3.84%(前月比-0.10%)
新宿区:1.84%(前月比-0.36%)
渋谷区:1.65%(前月比-0.42%)
2017年10月における東京主要5区の平均空室率は3.81%と、3カ月連続で3%台の推移になり、低い値が続いています。今回は二次空室の大規模募集などもありましたが、既存物件の成約面積が上回りこれを消化、前月比で改善となっています。新築平均空室率は上昇しましたが、成約は徐々に進んでいます。また依然新規募集面積より成約面積が大きく上回っており、直近3カ月から半年程度は上昇基調が続くとみられます。
区別では、中央区のみ前月比プラスとなりましたが、それ以外の区はすべて低下しました。港区ではSクラスビルの大規模二次空室発生があったものの、既存ビルの大型成約などがあり、全体では改善しています。新宿区、渋谷区は1%台ととくに低値です。
・東京主要5区推定成約賃料
全体平均:20,249円(前月比+210円)
新築平均:27,890円(前月比-139円)
千代田区:21,439円(前月比-77円)
中央区:18,409円(前月比+55円)
港区:21,490円(前月比+956円)
新宿区:17,630円(前月比-220円)
渋谷区:21,642円(前月比-299円)
平均推定成約賃料は、坪あたり20,249円で前月からさらに上昇しました。区別では中央区と港区で上昇、とくに港区が大幅に上昇しました。千代田区、新宿区、渋谷区はやや下落しましたが、高額単価物件が成約したことによる一時的下落とみられ、新規募集などでは高額での募集が予想されるなど、堅調な傾向は継続されています。
福岡エリアで空室率がやや上昇も全般的に好調
・名古屋エリア
平均空室率:4.10%(前月比-0.27%)
平均推定成約賃料:10,284円(前月比+142円)
2017年10月の名古屋では、500坪の大型成約があり、全体の空室率改善につながりました。5カ月連続で成約面積が新規募集面積を上回る好調さともなっています。賃料も全体で上昇、名駅エリアでは高額物件の成約も進みました。空室率の低下に伴った賃上げが増えており、今後もこうした動きが続くとみられています。
・大阪エリア
平均空室率:3.31%(前月比-0.19%)
平均推定成約賃料:10,002円(前月比-187円)
大阪の空室率は、淀川区で約170坪の解約が発生したものの、北区で480坪の募集停止、西区で50坪以下の内定が多く生じ、中央区でも100坪前後の内定がみられたことから、全体で改善となりました。賃料はやや下落、淀川区で高い賃料のビルが成約したことが影響しています。名古屋と同様、賃上げも増加しており、今後も同傾向が継続される見通しです。
・福岡エリア
平均空室率:1.85%(前月比+0.12%)
平均推定成約賃料:9,985円(前月比+92円)
福岡エリアは、福岡RDビルで254坪の募集が開始されたことが影響し、わずかに空室率が上昇しました。賃料は微増、呉服町エリアでの賃料上昇がみられたものの、全体ではほぼ横ばい傾向になっています。
・札幌エリア
平均空室率:2.15%(前月比-0.02%)
平均推定成約賃料:8,223円(前月比-110円)
札幌エリアでは、札幌駅北口で50坪以上の空室が出たものの、全体平均空室率はわずかに低下となりました。賃料は110円下落しました。中央区駅前周辺の高賃料地域で成約がみられています。成約・新規募集面積については、北区での館内増床や集約移転が多くあったことなどから、いずれも減少になりました。
・仙台エリア
平均空室率:6.35%(前月比-0.26%)
平均推定成約賃料:8,698円(前月比+134円)
仙台の平均空室率は、青葉区を中心に成約が進み、前月から0.26%の改善となりました。賃料はわずかに上昇したものの、大型物件の成約が頭打ちとなり、ほぼ横ばい傾向を続けています。宮城野区を中心に2,000坪以上の新規募集が発生し、新規募集面積が大きく増加した一方、それを上回る成約面積で空室率が低下しました。大型物件を中心に賃上げの動きが加速しています。
ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像は「全国6大都市圏 オフィス市況調査」2017年10月度公開資料より)
▼外部リンク
株式会社ビルディング企画 「全国6大都市圏 オフィス市況調査」2017年10月度公開資料
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