お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

不動産投資

2018.05.31

満室の窓口

【pickupニュース】銀座・表参道とも賃料は引き続き横ばい傾向

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。

今回ピックアップするニュースはこちら!


JLL日本、最新の東京プライムリテール市場動向を発表

グローバルに総合不動産サービスを展開するJLLの日本法人、ジョーンズ ラング ラサール株式会社(JLL日本)は11月1日、2017年第3四半期の「東京プライムリテール市場」動向をまとめたデータを公開しました。


調査対象は、銀座・中央通りと表参道・表参道沿いです。なお、データに反映されている賃料は、市場関係者へのヒアリングや周辺事例、経済指標などから、JLL独自の手法によりモデルビルの賃料を査定しているもので、実際のプライムリテールエリアにおける物件の賃貸借契約は個別性が強く、賃料単価が大きく異なることに注意が必要とされています。


・1階賃料

銀座:月額坪あたり275,000円

表参道:月額坪あたり215,000円


2017年7月~9月の東京プライムリテールエリア1階賃料は、銀座、表参道とも前期比横ばいの値となり、大きな変化はみられませんでした。高止まりの横ばい傾向が継続しています。


東京はピーク間近の「上昇減速」フェーズ

JLLが世界の主要都市における賃料動向を、時計に見立てて可視化した独自の市場分析ツールとして、四半期ごとにデータの更新・公開を行っている「グローバル プライム リテール クロック」の2017年第3四半期版によると、東京は「賃料上昇の減速」フェーズになりました。11時付近の位置にあります。


12時でピークに達した後、賃料は下落に転じ、「賃料下落の加速」フェーズに入るとされることから、現在は上昇速度が緩やかとなり、ピークを間近とした上昇の最終段階に来ているとみられます。


・今後の見通し

需給逼迫もすでに高値圏で安定的推移

投資利回りに低下余地がなく価格も比較的安定


今後の見通しについては、需給が逼迫した状況があるものの、すでに賃料に天井感が出ていることから、安定的な推移になると予測されています。価格についても、投資利回りの低下余地がきわめて限定的であることから、およそ安定的な推移になるものとの見通しです。


ピックアップニュースは以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!


(画像はプレスリリースより)



▼外部リンク


ジョーンズ ラング ラサール株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)

http://www.joneslanglasalle.co.jp/

関連記事

  • 不動産投資

    賃貸併用住宅のメリットとデメリット

    本記事では、賃貸併用住宅のメリット・デメリットを整理し、後悔しないためのポイントを解説します。 賃貸併用住宅に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

    2024.11.14
  • 不動産投資

    次の繁忙期にこそ決める!長期空室が続く理由と空室対策アイデア7選

    賃貸物件の空室期間が長引くと、オーナーにとっては収益の損失となり、管理の手間も増えてしまいます。 しかし、長期空室の理由を正確に把握し、適切な対策を講じることで、次の繁忙期には満室にする可能性を大きく引き上げることができます。 この記事では、長期空室が続く主な理由を整理し、空室対策として効果的な7つの方法をご紹介します。 次の繁忙期に向け、確実な入居率アップを目指すためのヒントをぜひお役立てください。

    2024.10.31
  • 不動産投資

    リノベーションの費用対効果とは〜キャッシュフロー分析が不可欠〜

    不動産市場は絶えず変動していますが、その中でも特に注目されるのがリノベーションの利益性とその効果です。 本記事では、リノベーションの費用対効果を明らかにし、不動産投資におけるキャッシュフローを改善する具体的な戦略について解説します。

    2024.10.23
  • 不動産投資

    賃貸物件に「シェアサイクル」という選択肢|メリットと設置方法

    最近、都市部を中心に「シェアサイクル」が急速に普及しています。 自転車を手軽にレンタルできるシェアサイクルは、環境にも優しく、交通渋滞の緩和や通勤時間の短縮にも貢献するなど、多くのメリットがあります。 その「シェアサイクル」を賃貸住宅にも取り入れる動きが始まっているのです。

    2024.10.21