お問い合わせ
このエントリーをはてなブックマークに追加

不動産投資

2018.05.31

満室の窓口

【pickupニュース】CBRE調べ、2017年第3四半期首都圏の大型物流施設の空室率5.8%に上昇

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。

今回ピックアップするニュースはこちら!


2017年第3四半期三大都市圏の大型物流施設の市場動向

CBREは10月24日、2017年第3四半期の首都圏・近畿圏・中部圏の三大都市圏における賃貸大型マルチテナント型物流施設(LMT)の市場動向を発表しました。


首都圏の空室率は5.8%に上昇

2017年第3四半期の首都圏における大型マルチテナント型物流施設の空室率と前期比は、以下のようになりました。


首都圏全体:5.8%、0.7ポイント上昇

首都圏竣工1年以上:2.2%、0.5ポイント低下


新築物件の供給は77,000坪ですが、空室があるまま竣工したため空室率が上昇しました。しかし、竣工済みの物件は、空室が埋まり低下しました。


エリア別では、以下の通りです。


東京ベイエリア全体:8.1%、2.6ポイント上昇

 竣工1年以上:4.2%、1.3ポイント低下

外環道エリア全体:1.9%、3.1%低下

 竣工1年以上:2.0%、横ばい

国道16号エリア全体:2.1%、0.2%上昇

 竣工1年以上:0.6%、1.1%低下

圏央道エリア全体:19.4%、4.1ポイント上昇

 竣工1年以上:6.0%、0.7%上昇


東京ベイエリアでは、竣工した「物流ビルB棟」が8割以上の高稼動となりました。外環道エリアでは、空室率が大きく低下し好調です。国道16号エリアは、ニーズが強い地域で好調です。圏央道エリアでは、大幅に上昇しましたが今期大型テナントの引き合いがあるとのことです。


近畿圏と中部圏の空室率は低下

近畿圏全体:15.7%、2.7ポイント低下

 竣工1年以上:5.3%、3.5ポイント上昇

中部圏全体:14.2%、3.8ポイント低下

 竣工1年以上:横ばい


近畿圏の新規需要は111,000坪、と調査開始以来初めて10万坪を超え過去最高です。大阪府に今期竣工した2棟が、巨大施設で、需要の吸引力になりました。


中部圏は、今期供給が全くありませんが、竣工済みの新築物件が好調でした。


ピックアップニュースは以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!


(画像はプレスリリースより)



▼外部リンク


CBREのニュースリリース

http://www.cbre.co.jp/


関連記事

  • 不動産投資

    入居が決まらない理由は「メンテナンス」にある?|不動産投資

    あなたの物件がなぜ選ばれないのか、その秘密を解き明かします。共用部のメンテナンス不足が与える影響、改善策から差別化戦略まで、魅力的な物件へと生まれ変わる方法を紹介します。

    2024.02.29
  • 不動産投資

    不動産管理会社のプロが教える価値を上げるメンテナンスとは?|不動産投資

    不動産価値を高める秘訣とは?国交省の調査から見えた、長期修繕計画の重要性とオーナーの現状を解明。賃貸経営を成功に導くプロのメンテナンス術を解説いたします。

    2024.02.19
  • 不動産投資

    【不動産投資】物件価値を上げるためのメンテナンスで必要な項目を解説

    物件メンテナンスは賃貸経営の成功に不可欠で、物件の不具合における迅速な対応が入居者の退去を防ぎます。適切なメンテナンスは物件価値を高め、質の良い入居者を引きつけ、安定した経営を実現します。

    2024.02.15
  • 不動産投資

    省エネ基準適合住宅(マンション)と不動産経営との関係は?

    2025年から賃貸住宅を含むすべての新築建築物に省エネ基準適合への義務化が始まります。省エネ基準適合により、マンションの不動産経営はどうなっていくのでしょうか。

    2023.12.05